Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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B★ Kiss Kiss Kiss *1

このお話はBから始まるLなお話です。
苦手な方はお読みにならないでください♪

「あれ、シヌ兄貴どうしたの?」
マスクをかけているシヌを発見して、ジェルミが駆け寄ってきた。


丁度台所でお茶を入れてるようで、シヌはジェルミに「いる?」と空のコップを指さした。

「いるいる!」

珍しくジェルミがうなずき、カウンターの椅子に腰かけた。
温かいお茶を注ぐと湯気があがった。
シヌはすっとコップをジェルミに差し出した。

「ありがとう~!寒かったから飲みたかったんだよね」

いつもあまりお茶を飲まないジェルミが珍しく飲むと応えたのは寒いからか・・・とシヌは納得して微笑んだ。
が、その頬笑んだ口元はマスクに隠れて見えない。
ジェルミは一口お茶を飲むと、ほーっと息を吐いた。

「あ~おいしい!」

ほっこり顔がほころぶジェルミの顔を見て、シヌの顔もほころんだ。
それから、ハタとなぜシヌがマスクをしているのかという問いに答えていないことに気がついた。

「な~んてなごんでる場合じゃなかった!マスクなんて珍しいよね?どうしたの?」
「珍しくもないさ」

シヌがやっと応える。
どうやら、風邪をひいたらしくいつものシヌの声でないのがすぐわかった。
まだカムバックには期間があるが、練習やラジオの収録など声を使う機会が少なくない。
いつも体調に注意しているシヌが、喉を痛めるのも珍しく、ジェルミは困惑した顔を見せた。

「シヌ兄貴、熱はないの?喉が痛いだけ?」
「まだ熱はないよ。今日は一日オフをもらったから、ゆっくり養生させてもらうさ」

声を出せば出すほどかすれてくる。
ここまでひどい風邪をひいているシヌを見るのは初めてで、ジェルミはふいに不安になってしまった。
「そうだ、薬飲んだ?喉あめなめた?」
あれこれ気を使って聞くが、どの言葉にもシヌはゆっくりと頷いている。
シヌのことだから、きちんと薬を飲んで、喉にスプレーもし、いがいがすれば飴をなめているだろう。
そう思っても、ジェルミはそわそわしてしまう。

「ね、ね。何か食べたいものない?これからラジオの収録だから、終わったら買って帰ってくるよ」
「じゃあ・・・果物買ってきてくれ。オレンジとか、グレープフルーツとか、さっぱりしたの」
「わかった!さっぱりね。それまで、寝てた方が良いよ」

お使いを初めて頼まれた子供のように、目を輝かせ、シヌの言葉を真剣に聞く。
ちらりと壁にかかっている時計に目をやると、出かける時間が迫ってきている。
慌ててお茶を飲み干すと、シヌが食べたいと言ったものを反芻し、寝てるんだよ?という視線を送って出かけて行った。

「騒々しい奴だな・・」

ふっとシヌは笑い、まだ残っているお茶を飲んだ。
マスクを外し、喉をうるおす。
鼻が詰まっていて、せっかくの良いお茶の香りも嗅ぐことが出来ず、ただ喉をうるおすだけのものになっている。
それにいささかがっかりはするが、ずっと続くわけではない。
シヌは、今だけ、と割り切って自分で入れた味気ないお茶を飲み続けた。
だんだんと体の節々が痛くなり始め、気だるくなってきた。
ふと時計に目をやると、まだ午後を少し回った程度だった。
昼にバナナを1本食べて飲んだ薬が効いてきたのか、少し眠たくもなってきた。
合宿所には今誰もいない。
階段がのぼれなくなる前に、早めに部屋に戻ろうと立ち上がり、振り返ると、そこにテギョンの顔があった。

「わっ!!!」

まさか、テギョンがそこにいると思わず、シヌは思わず大声を出した。
心臓がドキドキとかなりの勢いで早鐘を打った。

「ど・・ど・・・・・」

あまりの衝撃にすぐさま言葉が出ない。
潤したはずの喉がもう乾いている。
何度も咳払いをするが、喉のイガイガが取れず、シヌは額に眉を寄せた。
ここで、テギョンに何か言うべきなのか、どうなのか・・・。
計りかねていると、テギョンは何も言わずにシヌの手をとった。

「え?!」

驚いているシヌを置き去りに、テギョンはシヌの手を取ったまま、どんどん階段を上がって行く。

「テ・・・テギョン・・・。」
「シヌ。風邪をひいたんだって?」
「じ・・・情報が早いな・・・」

ジェルミが行く途中でテギョンにメールをしたのだろう。
それにしても、テギョンの今日のスケジュールはどうなってるんだ?
なぜテギョンがここに・・・。
シヌの頭にハテナマークがたくさん浮かんでは消えて行く。
無理やり引きずるように連れてこられたのは、自分の部屋の前だった。

「寝ろ。」
「は?」

テギョンはついっと手を離し、シヌの体を扉の前に押しつけるように放った。
「今、何か飲み物を持ってきてやる。」
そう言うと、そのまま階下へ降りて行ってしまった。

「わざわざ、部屋に連れてきてくれたってことか?」


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