Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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Take Off*1

コ・ミニョがアフリカから帰ってきた。
それも、1週間も前に。

A.N.JELLは現在6枚目のアルバムの活動が終わり、丁度活動休止期間に入っていた。
それでも、6枚目のアルバムが記録的なヒットになり、メンバーのコ・ミナムの妹と
ファン・テギョンのカップル誕生で芸能界の話題をかっさらっていったため、
彼らはなかなか休む暇がない。
メンバーもソロで活動するようになり、4人で活動している頃よりも忙しくなっていた。
特に、リーダーのファン・テギョンは取材だなんだと毎日忙しく、ミニョが帰国してからも
全く逢えない日々が続いていた。

「もう1週間・・・・・・。」

テギョンが撮影の合間の休憩中、ぽつりとつぶやいた。
手にしている缶に力を入れすぎて、缶が変形しそうになっている。
今日も、テギョンは一人でスチール撮影をしていた。
季節は初夏へ移り変わり、ミニョがアフリカへ去ったあの寒い冬ではなくなっていた。
清々しい季節がこれから始まる。
そして、野外撮影もこれからがシーズンで、今季の服飾ブランドメーカーのイメージキャラクターに決まった
テギョンは、毎日のスケジュールに撮影が組み込まれていた。
特に、野外の撮影が多く、天候次第では撮影の順番も変わるし、日程も変わってくる。
余計にテギョン一人でふらっと抜け出せるような雰囲気ではなかった。

「くそ・・・・もう1週間・・・・・」

いらつくテギョンの理由が分かっているマ室長は、着ている服に飲み物をこぼさないかハラハラと見守っていた。
メンバーは今回午後からオフになっている。
ミナムはどこかへ出かけるにしても、シヌとジェルミは合宿所にいるかもしれない。
もしかしたら、ミニョを呼んでいるかもしれない・・・。
そう考えると余計にテギョンはイライラし、缶を握る手に力が入る。
どれも全てテギョンの被害妄想なのだが、なかなか思うように自分の体があかない今、考えなくてはいいことまで
考えてしまう。

被害妄想全開のテギョンを一人で居させないようにと、今回マ室長が撮影現場に来ていたのだが、人を寄せ付けないオーラを全開にしているため、
さすがのマ室長もテギョンに話しかけられない。
うかつに話しかけ、下手なことを言えばずっとへそを曲げて撮影拒否という暴挙を、今の精神状態ならやりかねない。
マ室長は、とりあえず、そっと見守り、さりげなくフォローする。
なぜ、こんな目に・・・とため息をついたりするが、それを見られるとまた睨まれるのでため息すらもテギョンの目を盗んでする始末だ。

「シスターが帰ってきて逢えないのはわかるんだよな~・・・。」

むっつりとした顔をして座るテギョンに聞こえないように、ぶつぶつと独り言を言いながら頭をかいた。
帰国の出迎えも出来ず、意地になって電話もメールもしないテギョンを皆でよってたかって説得したのが、
逢うまでは一切連絡を取らないと逆に意固地になってしまった。
だからスケジュールを空けろ!というテギョンの無言のアピールなのだが、それに応えられないのを一番テギョンが知っていた。
マ室長も撮影場所にミニョを連れてこようか、夜遅く帰ってくるテギョンのために合宿所に待機させようかと
いろいろ考えたが、どれも兄コ・ミナムに却下され、テギョンとミニョを逢わせることが出来ずにいた。

「とりあえず、今日の撮影が早く終わればな・・・・」

テギョンに内緒で、実は合宿所にミニョを呼んでいた。
ミナムも明るいうちなら、とミニョを合宿所に呼び、留めておくことに賛成したのだが、暗くなってしまえば
強制的に帰されてしまうだろう。
マ室長は、ちらりと空を見た。
このまま、雨が降ってくれるな・・・・。
雲ひとつない晴天ではあるが、いつ何時何が起こるか分からない。
テギョンの気分が変わらないうちに撮影が順調に終わり、合宿所へ戻るまでマ室長の気が休まることはなかった。

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