Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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Take Off*5

互いのぬくもりを感じた時、これは夢ではないんだと。
夢なら永遠に冷めないでほしいと、ミニョは切に願った。


ミニョはテギョンの姿を見るなり、走り出していた。
テギョンへの距離がもどかしい。
すぐ目の前にいるというのに。

兄貴ヒョンニム!!」

ミニョは、驚いて自分を見ているテギョンに抱きついた。
いきなり抱きついてきたので一瞬体が硬くなったが、すぐにミニョの背中に手をまわし、きつく抱きしめる。
そして、ミニョの首筋に顔をうずめ、思いきり匂いを嗅いだ。

オヒサマの匂いがするな・・・。

テギョンは、フッと笑ってミニョのぬくもりを味わった。

二人の様子を見ていたマ室長が、横で良かった・・・と違う意味で胸をなでおろしていた。
自分の役目は終わったと、皆の方へ近寄った。

「なんだよ~もう肉は終わりか・・・。ってなんでそんな難しい顔してんだ、お前ら。
感動の再会だろう」

網の上にはもう炭と化していた物体があるだけで、当然肉の姿は見当たらない。
炭ももう消えかかり、これから何かあたるとは考えにくい状況になっていた。
それよりも、テギョンたちの感動の再会をなぜか複雑な表情で並んで見ている他の3人が気になった。

「遅いよ!どんだけミニョが待ったと思ってるんだよ」

と、言ったのはジェルミだった。
ジェルミは普通に二人の再会を喜んでいた。

「すまないな・・・結構トラブルがあって、予想以上に時間がかかったんだよ」
マ室長は、まだ抱き合って何やら話をしている二人を微笑ましく眺めた。

これで俺の苦労も報われた・・・。
あんなに嬉しい顔のテギョンを見たのは久しぶりだ。

と、マ室長はいささか二人の再開に感動をしたのだが、兄ミナムとシヌはそうではないのか、二人を見るのをすでに止めていた。

「どうした、ミナム。」
「いや・・・・。」
「なんだよ~。妹の彼氏の出現で焼きもちか?」

マ室長に茶化されて、ミナムはぷっと頬を膨らませて合宿所の中へ入ってしまった。

「なんだ、なんだ・・・。図星か?」

ミナムの代わりに横にいたシヌに視線を投げかけ、同意を求めたがシヌは軽く微笑んで返事をしなかった。
是とも非ともとれる頬笑みを浮かべるシヌの気持ちが計り知れないマ室長は、軽く咳払いをして
何か食べ物がないかあさりに出かけた。
マ室長の代わりにジェルミが近寄ってきた。

「良かったよね、ミニョと兄貴。ようやく会えたね」
「・・・そうだな。」
「シヌ兄貴は嬉しくないの?」

純真無垢なジェルミに自分のおどろおどろしい気持ちを覗かれたくなくて、短く「嬉しいよ」と返事をして
ミナムと同じように合宿所へ入ってしまった。
一人残されたジェルミの元へジョリーが近寄ってきた。
ふんふんと鼻を鳴らし、ジェルミにすり寄る。

「ジョリー・・・なんか難しいね・・・」

ふぅっとジェルミは微妙な雰囲気にため息をついた。


「会いたかったです」

ミニョが最初に言った言葉だ。
飛行機の中や、修道院、そしてここででも会ったら何を最初に言おうか悩んでいた。
けれど、実際にテギョンの顔を見たらいろいろな考えが全部吹き飛んで、自然についと口から出た言葉が、
その一言だった。
テギョンに抱きしめられ、テギョンのぬくもりを感じる。
それだけで、ミニョが今までに味わったことのない幸福感が体中を駆け巡って行く。

「俺もだ、会いたかったよ・・・」

テギョンに耳元でささやかれ、さらにミニョは胸が詰まる。
幸せすぎて、涙が出そうになる。
アフリカへ行った半年間は決して後悔していない。
テギョンの傍から離れ、自分で決めて考えたアフリカ行きを後押ししてくれたテギョンのためにも
一生懸命がんばろうと、半年間やってきた。
そのご褒美がこの抱擁なら、自分のやってきたことは無駄ではなかったとミニョは神に感謝したくなった。

言葉はいらない。

ただ、この抱擁だけでもテギョンの気持ちが自分の心に流れてくるのがミニョにはわかる。
きっとテギョンもそうだと思う。
ミニョの言葉に出来ない数々の思いも一緒に抱きしめてくれているだろう。
抱きしめたテギョンから、柑橘系の香水の匂いがした。
アフリカへ旅立つ前に抱きしめてくれた時と同じ香り。
自分の幸せを感じさせてくれる香り・・・。

見上げると、テギョンが自分を見つめていた。
優しく笑いかけてくれている・・・。
ミニョはもう一度、テギョンの胸元に顔をうずめた。

「会えて嬉しいです・・・・」

テギョンはミニョの体をギュッと抱きしめ、その言葉に応えた。


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