Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

Just Drug +PLUS

「わっ!!!」

部屋から出た途端、テギョンはあまりの驚きに大声を出してしまった。

目の前に、うっすらと非難がましい目で自分を見て立っているジェルミがいたからだ。
テギョンの心臓があり得ないほど早鐘を打っている。

ジェルミがそこに立っているというよりも、誰かがそこに立っていること自体が想定外だったため、
テギョンはこれまでにない驚きになかなか心臓が落ち着かなかった。

「ヒョン・・・・」

ジェルミはジェルミで、ミナムの部屋から出てきたテギョンに疑いの眼差しを向けている。
たまたまトイレに起きて戻って来た時に、テギョンがミナムの部屋から出てきたのを見てしまった。
口元がにやついているテギョンを見て、ジェルミは嫌味の一つでも言ってやりたいぐらいだった。
テギョンが目を丸くしている間も、ジェルミは眉をひそめ手を腰にやり、口を真一文字に結びテギョンをにらみ続けていた。

「ナニ・・・・してたの・・・・」
「ナニってお前・・・・。」

まだテギョンの心臓は激しく高鳴っていた。
まさかジェルミに追及されるとは思わず、声が上ずってしまう。
何もしていないのに、これじゃあ間男だと疑われそうな不審な声だ。

「まさか・・・・ヒョン・・・・ミナムの部屋からニヤついて出てきたけど・・・」
「ジェルミ・・・お前どんなことを想像してる」
「どんなことって・・・・そんなこととか、こんなこととか・・・」

ジェルミは勝手に一人で想像して、涙目になっていた。

「なぜお前が泣きそうになってる」
「だって・・・ミナムが・・・ヒョンに襲われて・・・・」
「人聞きの悪いこと言うな!!」
「こんな夜中に女の子の部屋からニヤニヤしながら出てきて、何もなかったって信じられないよ!!」
「お・・・落ち着けジェルミ・・・声が大きい」

テギョンは荒ぶるジェルミをミナムの部屋の前から遠ざけ、ジェルミの部屋の前まで肩を掴んで連れてきた。
せっかくミナムが寝てるのに、あんな大声では起きてしまう。
ジェルミの興奮はなかなか収まらず、ふーふー言いながらテギョンを睨みつけている。

「ジェルミ・・・少し落ち着け。俺がミナムに何をしたっていうんだ。何もするわけないだろう」
「ほ・・・本当に?」

疑いの眼差しビンビンのジェルミにテギョンは思わずため息をついてしまった。
なぜ、今自分はジェルミに対してこんなに必死になって弁解しているのか・・・・。
好きあってるんだから良いだろう!勝手だろう!と叫べないのは、純粋すぎるジェルミの瞳がうるんでいるせいなのか・・・。

「うたたねしていたあいつをベットに寝かせただけだ」
「ベットに?」

ま・・・マズイ。
余計な言葉を言ってしまったか?

テギョンは、一つ咳払いして話の流れを変えようとする。
「あ~・・まぁ、そのまま服も脱がさずただ寝かせただけだ。」
「本当に?」
「本当だ」

じっと・・・肩を両手で掴み、ジェルミのうるんだ瞳をテギョンは見つめた。

信じろ。
俺を信じろ。

そんな念を必死に送ったおかげか、ジェルミがフッと笑った。

「そうだよね!ヒョンがミナムに変なことして泣かすようなことしないよね!」
「そ・・・そうだ」

歯切れの悪いテギョンの答えだったが、ジェルミはテギョンの念によって疑惑が晴れ、清々しい顔をしていた。

「ヒョン、疑ってごめんね。俺、ヒョンのこと信じてるから!!」

信じてるから!!!
ってジェルミ・・・お前はミナムに手を出させないつもりか・・・。

子犬のようにきらきらとした瞳を向けて、さわやかに笑ってジェルミは部屋に戻って行った。
後に残されたテギョンの顔は強張り、呆然と部屋の前に立っていた。

良い気持ちで眠れそうだったテギョンはジェルミのおかげで、悶々とした夜を過ごした。


翌朝。
ミナムが下へ降りていくと、テギョンが機嫌が悪そうに座っていた。

兄貴ヒョンニム、どうしたんですか?」
「なんでもない。寝不足なだけだ」
「もしかして、昨日の夜、ベットに寝かせてくれましたか?」
「そうだ。」
「ありがとうございます!おかげで体が痛くなかったです」

満面の笑みを浮かべ、ミナムが深々と頭を下げた。
その頭をなぜようと手を伸ばした時、

「ミナム!!」

と、ジェルミが下りてきて声をかけた。
テギョンはあわてて手をひっこめ、何気ない顔で冷蔵庫へ水を取りにいった。

「ジェルミ!おはよう」
「ね。ね、ミナム。どこか痛いところない?」

ブーッ!!とテギョンは水を思わず吹き出してしまった。
ジェルミはテギョンにかまわず会話を続けた。

「痛いところ・・ですか?」
ミナムが首をかしげた。
「うん。どっか痛い・・・っていうか、なんていうか・・・」
ジェルミの頬が赤く染まっていた。
ミナムはわけがわからず、首をかしげたままでいる。
「どこも・・・痛くないですよ?」
「そう?なら良かった!!」
バンバン!とジェルミは嬉しそうにミナムの体を叩いた。
テギョンは、ずんずんとジェルミの元へ歩いていき、耳を掴んでミナムに声が聞こえないところまで連れていった。

「いたたたた!!ヒョン!何すんの!」
「ジェルミ・・・お前・・・・・」
「だって、ヒョンはああ言ったけど、一応ミナムにも聞かなきゃって・・・」
「俺を信じたんじゃなかったのか!」
「信じてる・・・信じてるけどさぁ・・・」

わけがわからずにいるミナムをちらりとジェルミは見た。
今日のミナムはいつものミナムと同じだ。
なぜか、ホッとした。

「うん。ヒョン。信じてるよ」
「ジェルミ・・・」
「だって、まだ悔しいもんね」
「何?」
「なんでもない!」

ジェルミはミナムの元へ走って行った。
「ね、ミナム。今日は天気が良いからご飯食べたらジョリーの体洗うの付き合ってよ」
「良いですよ。ジョリーおとなしくしてくれますかね?」
そういって、二人は朝食の準備を始めた。
テギョンは持っていた水を一飲みすると、チッと舌打ちした。
二人が仲良さそうに話をしながら台所に立っている。

「ジェルミ、いつかはお前を裏切ることになるな。」

二人の後ろ姿を眺めながら、テギョンはフッと笑った。


END

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Comment

says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011.07.19 08:08 | | # [edit]
よこち says... "ナイスジェルミ"
見られましたね、ジェルミに~(^_^)
疑われて、ドキドキしてるテギョンが面白い!素直なジェルミは信じちゃうんだ。。と思ったけど、やっぱり、ミニョに直接聞いてましたね~うふふ
最後のテギョンのセリフに気持ちがこもっていて、未来を妄想させてもらいましたよ!シヌひょんには、みられなかったのかな?
2011.07.19 08:27 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
鍵コメさん>>
 おはよーござんす!
 ジェルミのうるるんな瞳にはテギョン兄さんもたじたじですよw

 テギョンとミニョもいつかいちゃこらする日がやってきますね。
 ぐふふ・・・(いやらしいw)
 
2011.07.19 11:29 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ナイスジェルミ"
よこちさん>>
 ジェルミ、しっかり見てましたよ~。
 こういうのみられるのテギョンいやっぽいかなとw 
 
 シヌ兄さんは、釜山に帰ってた時でした~♪
 いなくて良かったんだか悪かったんだかww
2011.07.19 11:33 | URL | #- [edit]

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