Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

SugarStar★3

ジェルミは浮き立つ心を抑えきれず、インタビューもそこそこに大慌てで走り出した。
事務所から出るとき、テギョンに会った。

浮かれているジェルミに怪訝そうな顔を向けている。
「どうした?何か良いことでもあったのか?」
珍しくテギョンが話しかけてきた。
嬉しくて仕方がないといった表情で、今にも飛んでいきそうなジェルミを見てテギョンは眉をひそめた。
「テギョン兄貴!俺もう帰るんだ!」
「あ・・・そう・・・」
いまいちかみ合わない会話にテギョンはさらに眉を寄せる。
そんなテギョンをもろともせず、ジェルミは足取り軽く扉から飛び出していった。

ミナムと二人きりで出かける・・・それだけでこんなに心が弾む。
ジェルミはたまに、ミナムが男だということを思い出すが、もう男であろうがなんであろうがどうでもいい気がしてきた。
ただ、自分の横でミナムが嬉しそうにしていてくれればいい。
それだけで自分も嬉しくなる。
ミナムが悲しそうにしていたら自分も悲しいし、どうにかして笑わせてあげたい。
そう強く思う。
自分はへんなのかな?と悩んだ時もあったけれど、ジェルミは自分の気持ちに素直になろうと思った。
ジョリーに気づかされた。
ジョリーはミナムが男であろうと女であろうと、好きなのだ。
たくさんかまってほしくてまとわりつくし、ミナムの元気がないと慰めようとしている。
ジョリーのように、素直にミナムに接しよう。
そう決めてから、心が軽くなった気がしていた。
ミナムとも今まで以上に仲良くなれる気もしていた。
だから、ミナムにももっと自分を知って欲しい。
たくさん知って、たくさん話をしたい。
事務所から家までの距離がすごく長く感じた。
「どこかで待ち合わせれば良かったかな。」
ジェルミは時計を見た。
急げばまだ昼ご飯に間に合う時間だ。
どこでご飯を食べようか。
はやる気持ちを抑えながら、ジェルミは帰宅の途についた。

ジェルミが合宿所に帰ると、ジョリーが尻尾をふって出迎えてくれた。
「ミナムは居るかな?出かけてないよな。」
ジョリーがくぅんと鼻を鳴らす。
「そうだ。こっそり入って驚かせてやろう!」
本当は、大きな声でただいま!!と言いたかったが、驚くミナムの顔が見たくて、ジェルミはこっそりと
中に入ることにした。
ミナムはどこにいるだろう。
自分の部屋かな?それとも居間に居るかな?
ジェルミはゆっくり扉を開けた。
部屋の中は静かだった。
ミナムは自分の部屋に居るのかと、歩きだした。
すると、ミナムの姿が見えた。
ミナムは台所のテーブルに突っ伏していた。
自分の腕を枕にして眠っているようだった。
疲れて眠ってしまったのか。
ジェルミが声をかけようと一歩前へ足を進ませたその時。

「シヌ・・・兄貴・・・・」
ミナムの隣に座るシヌの姿が見えた。
眠っているミナムの横で、何をするわけでもなくただ座り、ミナムを見つめていた。
ジェルミの足が止まる。
あわてて、シヌに気づかないように口に手を当て、壁に隠れた。
わけもわからず心臓が激しく高鳴る。
そっと陰から二人を見た。
シヌは、ミナムの髪をなぜていた。
優しく丁寧に何度も髪をなぜる。
そして愛おしそうにミナムを見つめるシヌの視線。
ジェルミの心臓が今にも飛び出しそうなぐらい激しく高鳴っている。
この音が二人に聞こえるんじゃないかと思えるほどに。
ジェルミはその場に立ちすくんだ。

見てはいけないんだ・・・・。

ただ、ミナムの髪をなぜているだけなのだ。
ただいま!と声をかければ、お帰りとシヌは言っただろう。
何事もなかったかのように振舞うだろう。
けれど、ジェルミは動けなかった。
今まで見たこともない慈愛に満ちた頬笑みを浮かべ、シヌはただただミナムを見つめていた。
メンバーにもファンの子にも見せたことのないような笑顔。
シヌの秘めた情事を見てしまったような、そんな気持ちにさせる笑顔・・・・。
ただ見つめているだけなのに、なぜこんなにも胸が高鳴り、なぜこんなにも自分は苦しいのか。
誰にも見せたことのない笑顔を見たからか、それともそれをミナムに見せているからか・・・・。

シヌの携帯がなった。
同時にジェルミの心臓が跳ね上がった。
予想外の音に激しく反応してしまい、もう少しで大声を出してしまうところだった。
あわてて両手で口をふさぐ。
シヌは携帯をちらりと見た。
そして、立ち上がる間際に眠るミナムの髪の毛に静かに口づけをした。
「う・・・ん」
ミナムの声が漏れた。
シヌは、電話に応えるためにその場を離れた。

ジェルミの足が震えた。
自分の震える体を抱えたまま座りこみ、ぎゅっと目をつぶった。
今はそこから動けそうになかった。


にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

Comment

says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011.03.27 14:09 | | # [edit]
シカマル★まぴこ says... "ありがとうございます!"
鍵コメさん、コメントありがとうございました!
鍵コメなので、お名前出さない方がいいかな??
コメントとっても嬉しかったです。ジェルミの心臓はおさまるでしょうか。
また読みに来てくださいね~♪
2011.03.27 16:16 | URL | #- [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。