Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

Love U Like U*3

もうちびっと続きます・・・。

Love U Like U


テギョンは、自分の行く手を阻むシヌの腕を強引に払いのけた。
そのまま、何も言わず、シヌとも目を合わさず、テギョンは下へと降りて行った。
一人テギョンの部屋に残されたシヌは、テギョンのベットの近くにあるミナムの布団を見やった。

「テギョン・・・。」

あえてミナムのことを、彼と呼んだとき、テギョンの肩がわずかにびくついたのを見た。
誰も知らないミナムの秘密。
知っているのは自分だけだと思っているテギョンの傲慢さにシヌは苛立ちを感じる。
けれども、知っていると言えない自分に一番腹が立つ。

好きだ。

と、ミナムに伝えても自分の気持ちは伝わらない。
まるで挨拶の言葉のようにミナムから通り過ぎて行ってしまう言葉。

愛している。

そう言えば、ミナムはなんと応えるだろう。
言えない言葉を何度も何度も飲み込んで、ミナムがテギョンとともに寝る夜を何度も何度も恨めしく思った。
グループのため、会社のため、ミナムのため・・・。
言いたい言葉を全て飲み込むしかない自分に、愛しているなんて言えないと自嘲した。

「テギョン・・・」

もう一度、シヌはテギョンの名を呼んだ。
欲しいものは、全てテギョンの中にある。
きつく噛みしめた唇からは血の味がした。

***

「おい、コ・ミナム」

ミナムは布団に入って横になっていた。
テギョンもベットに入っていたが、日中のシヌの言葉が気になってなかなか寝付けないでいた。
あれからシヌと二人で仕事をしたが、いつも通りの仕事の進み具合で、何もなかったかのように全てが終わった。
移動中のバスの中に二人でいると特に話すこともなく、いつものようにシヌは外を眺め、テギョンはパソコンに向かっているうちに
合宿所に着いた。
おやすみ、とシヌは言ったがテギョンはそれに応えなかった。
いつものことだ。
いつものことなのに、何か心に引っかかる。

寝付けずミナムに声をかけるが、反応がない。


「おい。コ・ミナム!」
「は・・・はい・・・」

ようやく、返事が返って来た。
煌々とついた部屋の中で眠れるほどミナムは疲れているのか、それとも明るい部屋で眠ることに慣れたのか、
むにゃむにゃと眠りかかっていた。
テギョンの声に反応したが、半分夢の中にいるのだろう。
体は布団の中に入ったままのミナムに、かまわずテギョンは話しかけた。

「ミナム。お前・・・女だと誰かにばれてないか?」
「え・・?えーと・・・。ばれてないと・・・思います・・・」
「本当か?」
「本当ですよ・・・」
「おい、大事なところだぞ!しっかり思い出せ!」
「って言っても、もう目がくっつきそうですー」

くわっ!とテギョンは目をむき立ち上がり、ミナムの体を無理やり揺り起した。
ミナムの体ががくがくと揺れるが、ミナムの目はあきそうにない。
それでも、ミナムを布団の上に座らせて、向かい合った。

「おい、コ・ミナム」
「ふぁい・・・」
「いいか。本当に女だとばれてないのか」
「大丈夫です・・・」

こくり・・・こくり・・・と居眠りをしながら返事をするミナムにかまわず、テギョンは責め立てる。

「シヌにも・・・ばれてないのか」
「シヌヒョンですかぁ?」
「そうだ。シヌだ。」
「・・・・。」

少しの沈黙がテギョンを動揺させた。
ミナムは、そんなテギョンの心痛を知らずに、無邪気に笑った。

「大丈夫ですよ~」

そう言うと、パタリ、と布団に倒れて眠ってしまった。
寝息を立てるミナムにテギョンは小さく舌打ちをした。

ミナムが女だとばれていようが自分には関係のないことなのに。
シヌの言葉に惑わされ振り回される感情に、口を尖らせた。


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Comment

runrunmayu says... "それぞれの思い"
お昼のこんばんみー☆です

テギョン本人が自覚していないのに、
見抜いてしまうシヌ・・
カンが鋭いのも良し悪しかもしれないなあと

そして肝心のミナムは天然記念物的な鈍さ

気付かない振りをしたからこそ、返って苦しいのですが・・

今更女だろうとは突きつけられないだろうし
悶々エンドレスですね。

ギリギリ『俺の彼女です』宣言の後、女バレ済みをカミングアウトして告白したら
間に合ったのかなと・・(これで創作しようと思っていたことがあったので)
2012.03.26 14:09 | URL | #EnGitwzo [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: それぞれの思い"
まゆさん>>

 こんばんみー★

 シヌヒョンの悪いところですよね、勘が良いのww
 鈍くさせてほわ~んとしたミニョとのカップルも良いけど、それはシヌミニョになってからだなぁなんてw
 その前のシヌヒョンは勘が良くて、少し黒いぐらいが素敵だなぁって思います。
 
 ミナムが鈍かったからこそ成り立つこのお話・・・。
 鈍くなかったらここまでシヌヒョン哀れじゃないし、好きにもならないので、ホン姉妹はすごいなぁって思います。

 個人的に、宣言したあとカミングアウトしても、結局はテギョンに行ったと思います。
 お話的にはシヌとテギョンでもっと激しく取りあう流れになるかな~って感じですけども。
 そう思う私はやっぱテギョミニョ前提なんだな~ってww
 私の中で永遠にシヌヒョンはミニョと結ばれないのです。
 なので、他の方のお話で結ばれてもらうのを読んでニヨニヨしていますw
 
2012.03.26 14:56 | URL | #- [edit]
runrunmayu says... "ふかいーーーです"
また来ました。

夜になったので堂々と こんばんみー★です

やはり、本編はどうあがいてもテギョミニョなんだなあと再認識しつつ・・
そして、シスターのミニョはより弱い存在に
寄り添ってしまいますよね。
これも、弱みを見せたテギョンさんの勝ち・・

本姉妹の脚本家デビューが怪傑春香だったんですね。(ガイドブック引用)

それで、思ったのはオムテウンが演じた社長は
シヌがもっと黒くて可愛さ余って憎さ百倍の
キャラなのかなって思いました。

ホン姉妹の脚本は面白いですよね
地上波で美男の後のクミホも、かなり嵌りました。
2012.03.26 19:50 | URL | #EnGitwzo [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ふかいーーーです"
まゆさん>>

 いつでもウェルカム~♪
 そして、こんばんみー★

 本編のテギョミニョが鉄壁すぎてシヌヒョンの入る隙間・・・。
 私には見えませんww
 ミニョがいなければ、シヌヒョンももっとダークに出来るんだけどなーなんてw
 そうなると、シヌテギョなんだよねwってBLも止まってるなー。

 ホン姉妹の作品、これしかまだ見てませんの。ううう。
 怪傑春香もおもしろそうだし、クミホもいつか!!と思いつつ全然手が出せないうちに
 gyaoに振り回される日々ですw

 最高の愛もおもしろかったみたいだし。そろそろ新作・・・かな?
 イケメン2やって欲しいなーw
2012.03.27 00:13 | URL | #- [edit]

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