Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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Shining Star

「お母さん、お父さん・・・」
コ・ミナムの声が聞こえた。


ミナムの叔母が合宿所にすむようになり、ミナムはテギョンと寝起きするようになった。
テギョンのベットから遠くではあるが、同じ部屋に寝ることになったミナム。
テギョンは誰かと一緒に同じ部屋で寝るのは久しぶりだ。
シヌやジェルミと合宿所で一緒に寝ることもなかったし、研修生時代に少し寝たぐらいだ。
誰かと一緒の空間・・・それがテギョンにとって息苦しいものではあったが、なぜかここ最近朝の目覚めが良い。
ぐっすりと眠れているという感じがする。
テギョンは、寝起きの良さに機嫌も良かった。
しかし、ここ最近夜中にミナムの声が聞こえていた。
夢を見ているのだろう。
本人は自覚がないのか、朝起きても何も言ってこない。
夢を見ながら泣いているのか、時々すすり泣く声も聞こえていた。
いつも同じ夢を見ているのか、いつも父と母を切なく呼ぶ声がする。
テギョンは何度かミナムを起こそうかと思った。
明るいと眠れないミナムは布団をかぶって寝て横を向いて寝ていたので、テギョンのベットから顔を見ることができない。

寝かせてやろうか、それとも悪い夢から目を覚まさせてやろうか。

ミナムのそばまで行っては悩み、いつも声をかけることなくベットへ戻る。
頭の後ろで手を組み、テギョンはすすり泣くミナムを見守った。
「お兄ちゃん・・・・」
ミナムが兄の名前を呼ぶ。
本当なら、コ・ミニョとしてシスターとして女性らしく暮らしていたはず。
兄ミナムを恨みたい気持ちがあるのだろうか。
父と母を探す、そのためにここに飛び込んできたミニョ。
テギョンは、深いため息をついた。
どうもしてやれない自分が歯がゆい。
テギョンは上半身を起こした。
時計を見ると明け方に近い。
なんとなく。

テギョンはミナムのそばへよった。
「ミナム。コ・ミナム」
名前を呼んだ。
ミナムは知らず、泣いている。
「ミナム!」
テギョンが大きな声をかけ、体を揺らした。
「お・・・お兄ちゃん・・・お母さんが・・・」
すると、泣きながらミナムがテギョンに抱きついてきた。
夢と現実が一緒になっているのか、声をかけたのが兄だと思ったミナムは、テギョンの胸にすがりつき嗚咽をもらした。
「ミナム、しっかしりろ!おい、コ・ミナム!!」
テギョンは崩れるようなミナムの体を抱きしめた。
細い細いミナムの体。
抱きしめると、女性らしい体がテギョンの腕や手から感じられる。
ミナムから甘い匂いがした。
テギョンはギュッと目をつぶった。
そして一つ深く深呼吸した。
「お兄ちゃん・・・」
ミナムは泣き疲れたのか、テギョンに気づくことなくそのまま眠ってしまった。
「ミナム・・・」
テギョンはそのままミナムを横に寝かしつけた。
「今日は特別だ、コ・ミナム。朝になったら、いつもの俺になる」
自分も横になり、ミナムの体をぐっと抱き寄せ自分の腕にミナムの頭を乗せた。
ミナムが、テギョンにすり寄るようにして眠る。
目じりには涙がうっすらと残っていた。
テギョンは抱き寄せたミナムの目元からそっと涙をぬぐった。
「今だけはついていてやる・・・。悪い夢を見ないで眠れ」
その声が届いたのか、ミナムの寝顔が安らかなものになった。
寝息が聞こえる。
テギョンは、静かに目をつぶった。
こいつが起きる前に、自分は起きてベットへ戻らなければ・・・・・・・。

「テギョンさん!!!!!」

ミナムの大声でテギョンはハッとした。
ミナムが目を皿のようにして、自分を見つめている。

マズイ・・・寝過した・・・・・。

なぜかテギョンの腕の中で寝ていたコ・ミナム。
イマイチ状況がわからず、どうしていいかテギョンの腕の中で固まったままでいた。
「ど・・・ど・・・・」
「おはよう、コ・ミナム。」
テギョンは動揺を隠しながら、固まっているコ・ミナムを自分の腕から降ろし体を起こした。
こほんと一つ咳払いをし、朝から迷惑だという顔を作った。
「あの・・・私・・・一体・・・・」
「覚えてないのか?」
じろっとミナムを睨む。
「夜中に寝ぼけて俺のところに来て、一緒に寝てくれって騒いだだろう」
「え!!!私がですか!?」
「お前がしないで誰がする!!」
一喝するとコ・ミナムは首をすくめた。
「無理やり俺をここに寝せたんだろう!」
「そんな・・・私が・・・全然覚えてません・・・」
近づくな、触るな、迷惑かけるなと日々耳にタコができるほどテギョンに聞かされていたコ・ミナムは、
その耳にタコな事柄を一晩中ずっとテギョンにしていたのかと思うと怖くてテギョンの顔を見れなかった。
雷が落ちる・・・ミナムは覚悟を決めた。
怒られる!!と目をつぶったとき・・・・。
「もう、するなよ」
その一言だけだった。
テギョンはさっさと起きて、シャワーを浴びに行った。
唖然呆然で一人取り残されたミナムは、テギョンの後ろ姿を見送るしかなかった。
「ど・・・どういうことなの!?」
誰か説明して~~~~!!!と、叫びたい気持ちを必死に抑えた。
テギョンに、これ以上詰め寄ったらもっと罵詈雑言を浴びせられるかもしれない。
でも、そんな夜中に寝ぼけて一緒に寝ようなんて・・・・・。
ミナムは、一人悶々と布団の上で考えている。
シャワーに行くふりをして、テギョンはそんなミナムの姿を盗み見ていた。
「一人で悶々としてろ」
ふんっ!とテギョンは鼻をならした。

今朝は途中ミナムに起こされたが、いつにもましてぐっすりと熟睡できた気がする。
朝から気分爽快だ。
ミナムにもばれず、寝起きも良い。
こんな日が毎日続けば、もっといい曲がたくさん作れるな。
シャワーを浴び、一人テギョンはニヤついた。


END


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