Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

空も飛べるはず *2 (キュミン)

本当に、キュミン!?な展開になってきてますけども。

そして、呼び方がでたらめでごめんなさい。
キュヒョンだったら、キュヒョナとか、ソンミニヒョンとか言う呼び方あるんでしょうけども。
この呼び方わからないので、作中では、キュヒョンで一貫させてもらいます。
ソンミンも、ソンミナ(呼び捨ての時?)やら、ソンミニヒョンやらいろいろあって、わらりませんの・・・。

結構自分で呼びたいように書いちゃってるところもありますが、ご了承ください~。

空も飛べるはず *2 (キュミン)

「ミニヒョン」

シャワー室に入ろうと部屋から出ると、リョウクに声をかけられた。
まさか誰かいると思わずに、心臓が跳ね上がる。

「リョウク・・・。おはよ。どうしたの?こんな朝から・・・」

ソンミンは、リョウクに肌を見られないようにさりげなくシャツをズボンに入れたり、
身なりを取り繕ろった。
声が上ずっていないだろうか、挙動不審じゃなかっただろうか、と心配してみるが、
リョウクは別段気にしないといった風で、興味なさそうにしていた。

「たまに、朝ご飯でも作ろうかと思って。」
「あ・・ああ。良いね。リョウクの作るご飯楽しみだよ。」
「ミニヒョンは?まだ起きるには早いんじゃない?」
「うん・・なんか目が覚めちゃって。ついでにシャワーでも浴びようかと思ってさ。」
「ふぅん」

と、気のない返事をしてリョウクは台所へ戻っていった。

ばれなかったかな?

胸をなでおろし、ソンミンはそのままシャワー室へ入っていった。
なるべくなら、見られたくない。
キュヒョンにつけられた赤い印は、ソンミンが誰かの所有物だと主張しているようなもので、
それをメンバーには知られたくなかった。
キュヒョンのことは好きだ。
けれども、今のソンミンはそれを公言したり、そぶりを見せたりするのが嫌だった。
だからといって、キュヒョンが怒るわけでも悲しむわけでもなく、いつものようにしたいときに
体を貪り、ソンミンの気持ちなどおかまいなしに、次々と体に印をつけていく。

嫌だと拒絶されるのが、快感のように。

ソンミンは脱衣所の洗面台の鏡に、上半身を映し出した。
白いソンミンの肌に無数につく赤い花びらのような印・・。
キュヒョンとの情事を思い出し、体も頬も火照ってくる。
がむしゃらに、ただひたすらにキュヒョンが自分を求めてくるのを、ソンミンは受け入れていた。

好きだから・・・。

それでも良いと。
けれど、心のどこかで、こんなんじゃいけないとも思っていた。
ソンミンの心は、置き去りにされているようで、いつも虚しい。
キュヒョンに抱かれ、キュヒョンの体温を熱いぐらい感じているのに、なぜか虚しさがわき上がる。

なんでだろ。

なんてことは誰にも言えない。
だからこそ、肌は見せられない・・・。

ソンミンは思いきり蛇口をひねり、熱いシャワーを体に叩きつけた。
キュヒョンのつけた独占欲は、シャワーの熱でさらに赤みを帯びてくる。

このまま、石鹸の泡みたいに流れていけば良いのに。

今のソンミンには、愛の証でも何でもなく。
ただの心と体を縛っている証にしか思えなかった。


***


シャワーから出てくると、リョウクが食卓に朝食を並べているところだった。

「ご飯、出来てるよ」
「ありがとう。」

リョウクの同室のイェソンも、一人個室のウニョクもまだ起きてきてないようで。
それでもリョウクは人数分の朝食をこしらえ、皿に盛り付けていた。

「大変だったんじゃない?」

一度部屋に戻ろうかと思ったけれど、ソンミンは濡れた髪をバスタオルで乾かしながら
リョウクがセッティングした朝食の前に腰を下ろした。
そんなに食べたい気持ちもなかったが、実際出来た料理を見ると自然とお腹が空いてくる。

朝食は、各自ばらばらに好きなものを食べることが多い。
こうしてリョウクが朝食を用意しなかったら、いつものようにシリアルに牛乳だけで
済まそうかと思っていた。

「たまに、ちゃんとした朝ごはんも良いかなって」

リョウクは、まだ来てないメンバーを気にすることなく、ソンミンの前に座った。
テーブルの椅子は6脚あって、誰がどこに座るか特段決まっていないけれども、
いつもソンミンが座る前の席にリョウクが居ることが多い。

「他の皆・・・起こしてこないとね」
「まだ良いんじゃない?」

ちらりと時計に目をやると、まだ若干時間が早い。

「でも、せっかくの料理、冷めちゃうよ」
「先に食べようよ」

と、リョウクが勧めるので、ソンミンは料理に手をつけた。
何気ない朝ご飯だけども、シリアルに牛乳より全然良い。
ちょっと気分が落ちていたソンミンの気持ちも美味しい料理でお腹が満たされて、
気持ちも上がってくる。

「元気に・・・なった?」

ソンミンの皿がなくなり、満足した頃に、リョウクがそう言った。

「・・・ありがとう。気を使わせちゃったかな」

リョウクに心配されるほど、哀れな顔をしていたのかな。
そんなに酷い顔・・・してたかな。

けれども、ソンミンにはリョウクの無言の気遣いが何より嬉しかった。
リョウクは、ソンミンが何で悩んでいるのか多分わからないだろう。
ソンミンから原因を話せば、聞いてくれるかもしれない。
話してくれるのをもしかしたら、待っているのかもしれない。

でもね、リョウク。
まだ話せないよ・・・。

ソンミンは、食後にと出されたコーヒーを飲んだ。
口の中に苦味が広がる。
リョウクに気を使わせたことが申し訳なく思えた。

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