Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

空も飛べるはず *18 (キュミン)

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空も飛べるはず *18 


ソンミンは暗闇の中で目を覚ました。
体を起こして隣のベットを見てしまうのはいつもの癖で。
今は誰も眠っていないとわかっていても、つい見てしまう。
最近よく眠れなくて、度々夜中に起きることがあった。
夢を見たとか、心配事があるとか、そういうのじゃなく、なんとなく眠れない。
ハッと起きると電気がついていて、キュヒョンが背を向けてゲームをしてることもしばしばある。
そんな時、キュヒョンは振り向いて言う。

「ソンミンヒョン、どうしたの?怖い夢でも見たの?」

決まってソンミンは言う。

「大丈夫だよ、キュヒョン。お前が居てくれるから怖い夢なんて見ないよ」

キュヒョンはその答えににっこり笑う。

そうでしょう?
僕が貴方を守っているから。

それからまた、背を向けてゲームをする。
ソンミンが眠っていてもお構いなしに電気を付けてゲームをすることはもう当たり前で。
ソンミンも部屋が明るくても眠ることには慣れて気にならなくなった。
たまに、薄暗い中でゲームをしていることがあって、そんなときはソンミンが灯りを大きくする。

「目が悪くなるよ」
「でも、ヒョンが寝てるから・・・」
「平気だよ。気にしないで」

キュヒョンが動かすキーボードの音も、パソコンのファンの音も、雑音ではなかった。
けれども、今はその音が聞こえなくなり、目を覚ませば暗闇の中にいる。
それが当たり前なのだろうが、なんだか落ち着かない。
キュヒョンが戻らないとわかりながら、パソコンを付ける気にもならないし、
灯りをつければ一緒に寝ているドンヘが落ち着かないだろう。

ソンミンは体を起こすと、下からドンヘの寝息が聞こえて来た。
ドンヘはキュヒョンのベットを使わず、客用布団をベットの間にひいて眠っていた。
キュヒョンのベットは絶対使わないと断言し、客用布団をどこからか持ってきたのだ。
環境が変わっても寝れる体質なのか、ドンヘは熟睡出来ているようだ。
ソンミンはキュヒョンが居ない寂しさと、ドンヘとの同室にやや緊張し、なかなか寝付けなかったのに。

ドンヘの規則正しい寝息に安堵する。
キュヒョンが居なくなった部屋で、一人で寝るには辛すぎた。
ドンヘが来てくれて本当は嬉しかった。
けれども、ドンヘを利用しているようで素直には喜べない。
ドンヘの優しさをどう受け止め、どう返していいか答えが出ない。

ソンミンは喉がやけに乾いて、水を飲みに部屋を出た。
他のメンバーは寝ているようで、リビングも真っ暗になっていた。
活動中は寝る暇もないぐらい忙しいが、珍しくメンバーが揃って寝息を立てている。
起こさないように、小さな電気を一つつけてリビングで水を飲む。
ようやく一息つけた気がして、ほっと息を吐いた。

キュヒョンが居ない夜を過ごす自信がなかったけれど。
そんな夜も少しだけだと思えば、気持ちも違う。
だた、帰ってきても以前のように関わりあえるかはまだわからない。

「やっぱり・・・話・・・しなくちゃ」

逃げてばかりでは何も変わらない。
キュヒョンがどんな気持ちで彼女と接し、これから自分とどうしていこうと思っているのか。
聞かないと先にも進めない。

ソンミンはコップに残っていた水を一気に飲み干し、部屋に戻った。
ドアをあけると明るい光がソンミンの目に飛び込んできた。

「・・・!!!」

慌てて目を覆う。
今まで暗闇にいたせいで、刺激を受けてまともに目が開けられない。

「ミン!!!!」

ドンヘの声が聞こえた次の瞬間、力強く抱きしめられる。

「ド・・・ドンヘ・・・。ま・・・まぶしいよ。」
「居なくなったのかと・・・」
「え?」
「居なくなったのかと思って・・・」
「水を飲みに行ってただけだよ」

ようやく目が慣れてきて、ソンミンはドンヘの顔を見た。
焦ったような、安心したような、そんな表情を浮かべ、じっと自分を見つめている。

「大丈夫だよ、ドンヘ。どこにも行かないよ」

気休めにしかならない言葉しか言えないことに罪悪感を感じ、ホッとしたドンヘの顔を見るのが
たまらなく辛い。
ドンヘはキュヒョンと違う。
キュヒョンもドンヘとは違う。
ドンヘにキュヒョンの役割を担わせるのは間違っている・・・。

「ドンヘ・・・あのさ・・・」

その言葉の続きは言えなかった。
ソンミンの唇にドンヘの唇が重なり、熱い吐息が絡み合う。
離れようともがけばもがくほど、ドンヘに力強く押さえつけられる。

キュヒョンのことを思い出せないぐらい、強く。


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Comment

mapimama says... ""
キャーキャー\(//∇//)\
キスしちゃった☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
ドキドキ、ワクワクです!
続き、激しく気になります!(^-^)/
また楽しみです!
2012.06.15 11:55 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
mapimamaさん>>

 キャーキャー!!!!
 させる予定じゃなかったけど、させちゃった・・・。
 ドンちゃんがどんどん突っ走ってしまうので大変です。
 そんなどんちゃんが好きなんですけどもw

 楽しみ!って言ってもらえて嬉しいです♪
 mapimamaさん、完結おめでとうございます!
 ってここで言うなwですね。
 
2012.06.15 12:24 | URL | #- [edit]
はしし says... "ドキドキ"
ミン君が気になってしかたないです。ミン君×ドンヘ…大好きな二人に切なくもきゅんとしています。ああ~!ドキドキ!お話楽しみにしています。コメントお邪魔しました。(*^o^*)
2012.06.15 13:48 | URL | #49pbA5Hw [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ドキドキ"
はししさん>>

 初めまして!
 コメントありがとうございまする~~!!
 とっても嬉しいです♪

 ミン君・・・どうなりますか。
 ドンちゃんかなりがんばってますので、キュヒョンが危ないwww
 ドキドキしてもらって、楽しみにしてもらえて嬉しいです♪

 またぜひ遊びにきてくださいね~!
2012.06.15 20:51 | URL | #- [edit]

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