Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

空も飛べるはず *27 (キュミン)

空も飛べるはず *27



「ド・・・ドンヘヒョン・・・」
「お前、どういうことだ!」
「ちょ・・・ま・・・待ってください・・・」
「謹慎中なのに、女の所に行くのか!」
「く・・・苦しいです・・・。手をよけてください・・・」
「そんなこと言える立場か!」

ドンヘの鋭い眼光がキュヒョンを捕える。
キュヒョンはその瞳から逸らすことなくドンヘを見据えた。

あの日。

俺が守るとキュヒョンを挑発したドンヘ。
あれから、ソンミンとはどうなっているのか・・・。
ここで目をそらしちゃダメだ。
ここで、負けたらダメだ。

キュヒョンは、歯を食いしばりドンヘを睨みつけた。

「キュヒョン!!!」

反抗的なキュヒョンにドンヘのいらだちが一気に高まった。

「ご・・・誤解です・・・」
「何?」
「誤解・・・です」

その言葉を聞いて、ドンヘはキュヒョンから手を離した。
ゴホゴホと咳をしるキュヒョンを一瞥する。

「どういうことだ」
「僕は誤解を解きに行くんです。」
「何?」
「ミインに直接会って、何の感情もないって伝えるために会う約束をしました」
「・・・」
「そもそも、謹慎になったのはミインの所属事務所が、うちみたいに交際していないと言わないことが原因です。
だから、会って事務所に声明を出してもらうように頼むんです・・・」
「もし、受け入れられなかったらどうする」

じっと見つめるドンヘの視線とキュヒョンの視線が交差する。

「受け入れてもらうようにします」
「出来るのか」
「どんなことをしてでも、事務所に声明を出すよう取りつけます」
「・・・」
「そうしないと、僕はあの部屋に戻れません。」

真剣な眼差しをキュヒョンはドンヘに向けた。
それが、キュヒョンのソンミンに対する誠意だとわかっている。
片を付けに行くのは、全てソンミンのため。

「キュヒョン・・・。そんなんで許してもらえると思ってんのか」

いわれて、キュヒョンはゆっくりとかぶりを振った。

「僕は、ヒョンを傷つけてしまいました。
彼女に対して何か特別な感情があったわけでもないのに、あんな写真を撮られて誤解されて。
事実とは違うことがニュースになって・・・。一時でも、不安にさせて悪いと思ってます。」

ドンヘはため息をついて、ベットの端に腰を下ろした。
隣に座るキュヒョンも同じようにため息をついている。
それから、静かに自分に言い聞かせるように呟いた。

「でも。彼を幸せに出来るのは僕だけです。」
「キュヒョン・・・」
「・・・僕を幸せに出来るのも彼だけです。」

ドンヘは何も言えなくなった。
キュヒョンの決意が宿る黒い瞳は、これから立ち向かわなくてはいけない相手を捕えている。
きっと、お互い傷つくだろう。
キュヒョンに拒絶されたミインは何をするかわからない。
けれども、ソンミンのために。
ただ、ソンミンのために、キュヒョンは相手とその事務所に頭を下げに行くのだ。

「だから、謹慎は今日までです。明日からまた自由の身になって、11階のあの部屋に戻ります。
ドンヘヒョンには・・・ソンミンヒョンを渡しません」
「チッ・・・よく言うぜ」

歯の浮いたようなセリフをよく言える、とドンヘは苦笑した。
他の誰かにソンミンへの感情をそこまで話せるキュヒョンに感心しつつ、改めて二人の絆に気付かされる。
ほんのちょっとの亀裂が、大きな溝になるところだった。
それをキュヒョンは回避して、自らの罪を自らで償おうとしていた。

「もう、あんな誤解は許さないし、何よりもう彼を悲しませたくありません」
「・・・わかったよ」
「ヒョン・・・」
「マネージャーには俺から言っておくから。ミインだかのとこに行って来い。」
「ありがとう・・・ございます」
「ちゃんと・・・やってこいよ」
「もちろんです」

キュヒョンはドンヘに笑顔を向けた。
それから、一礼すると風のように部屋から出て行った。

「甘いなぁ」

イトゥクの声が聞こえた。
番組の収録を終えて戻って来たのだろう。
振り返るとニヤニヤと笑っているイトゥクの姿があって、ドンヘは呆れた顔をしてみせた。

「立ち聞きですか」
「だって、聞こえてきたんだもん。仕方ないだろ」
「だったら、声かけてくださいよ」
「青春してる君たちの会話がおもしろくってね。」
「意地悪だな・・・」
「でもさ、ドンヘ。キュヒョンを行かせて良いのか?」

いわれて、ドンヘは一瞬言葉に詰まった。
本当は行かせない方が良かったんだろう。
このまま、キュヒョンは謹慎を受け続けることになるけれど、ソンミンの心は離れたままで。
自分にチャンスが訪れたかもしれない。

「いいんです。」
「甘いなぁ」
「甘くていいんです。」

ソンミンの笑顔が見れれば。
とびきりの笑顔が見れれば、それだけで。

「さ。また今日からみんなの彼氏に戻らないと」

そういって、ドンヘは笑った。
そんなドンヘの髪をイトゥクは、くしゃっとなぜた。

「がんばったな」

イトゥクの一言が胸に響いた。



関連記事
スポンサーサイト

Comment

タピ岡ココナッツ says... "ドンヘ・・・いいヤツだぁ"
もしや、キュミンに軌道修正しようと
がんばってらっしゃいますか?(笑)

ああ~でも女の子に会いに行くの不安です
ホラー映画で殺されるのわかってるのに
物音がするからと外の様子を見に行ってしまう・・、
やめときゃいいのに、と同じような心境です(笑)

でもキュヒョンがんばれ!←結局これですが・・・
2012.06.24 11:08 | URL | #- [edit]
なこ says... ""
読みました!!
キュミンたまんないっすね!
私はけっこうドンへやっちゃえよw←
って感じなんですけどね^^←
更新むっちゃ楽しみにしてます~★
2012.06.24 20:46 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ドンヘ・・・いいヤツだぁ"
タピ岡ココナッツさん>>>

 こんばんみ!
 もうもうもうwwww必死に軌道修正です。
 いつヘミンで終わるかわからない展開でwww
 
 女の子の前でもブラックマンネ全開ですよ、きっと。
 ミン君のためにブラックぶらっく!

 ようやく終わりが見えてきました。
 なんかキュヒョンファンのココさんには申し訳ないなーと思いながら書いたお話でしたがw
 最後にキュヒョンの勇姿を見てあげてください★
2012.06.24 22:45 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
なこさん>>

 コメントありがとうございます~!
 読んでいただけましたか!嬉しいです~♪

 ドンヘ、今回は一歩さがりましたが、違うお話では、YOU、やっちゃいなよ!って感じで
 がんばらせてwあげたいです。
 更新楽しみにしていただいてて嬉しいです~~♪
 またぜひ読みにきてくださいね~☆
2012.06.24 22:46 | URL | #- [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。