Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

空も飛べるはず AFTER *4




空も飛べるはず AFTER *4


外壁に体を押しつけられ、貪るようにキュヒョンから口づけを受けてソンミンは身動きが取れなくなった。
体を離したくてもキュヒョンがソンミンのもがく両腕を押さえつける。
オレンジ色の街灯が二人を照らす。
深夜になり人通りが少なくなったと言えども、道端でこんなことをして見られないわけがなくて。
もし誰かに見られたらキュヒョンの熱愛どころの報道じゃなくなってくる。

「キュ・・・キュヒョ・・・」

唇の隙間からようやく声を出すが、キュヒョンは離そうとしない。
どちらともわからない唾液がソンミンの口元を伝う。

「だ・・・だめだよ・・・」

荒々しい口づけにソンミンの足が震え、もう立てなくなりそうになる。
自分勝手なキュヒョンの口付けに翻弄させられながらも、それに身をまかせたくなる自分がいて、欲望と理性とがソンミンの中で
せめぎ合っていた。

「ね。ドンヘヒョンとも・・・こういうことしたの?」

キュヒョンは、ソンミンからゆっくりと唇を離しながら耳元でそう囁いた。
ソンミンの耳や頬が一瞬で赤くなる。
きつくソンミンに睨みつけられるが、その赤くなった頬や耳がその事実を証明しているようで、キュヒョンはさらに強く
ソンミンの体を外壁に押し付けた。

「してない・・・。ドンヘとは何もなかったよ・・・」
「嘘だ」
「嘘じゃ・・・」

ソンミンは最後まで言葉を紡ぐことが出来なかった。
キュヒョンの舌がソンミンの首筋をゆっくり耳元へ這っていき、その快感に言葉が出なくなったのだ。
熱くねっとりとした動きにソンミンは思わず首をすくめた。

「こういうことも・・・した?」
「し・・・してないって・・・」

キュヒョンの脳裏にドンヘの姿が映し出される。

俺が守ると強い光を帯びた瞳を向けて、挑戦的に言ったドンヘの顔。
自分のいない間に、ドンヘがソンミンを手に入れてしまうのではないかという恐怖心がずっと抜けなくて。
芸能界から追放されるとか、活動自粛とか、謹慎とか。
そういうのはどうでもよくて。
ただ、離れ離れになってドンヘにソンミンの心を盗られるのではないかと。
それだけが心配で。
そんな不安な気持ちや恐怖心をわかってくれていないソンミンに苛立ち、ユノと楽しげに話すのを見るだけで不愉快な気持ちにもなった。

「貴方は・・・全然わかってない」

熱いキュヒョンの吐息が耳にかかる。
いつも情熱的にバラードを歌う時の澄んだ声とは裏腹に、どこか毒気のある陰の含んだ声でソンミンに囁く。
まるで、ソンミンの罪を断罪する悪魔のように。

「俺の気持ちも、他の人の気持ちもわかってない」
「キュヒョン・・・」
「どれだけ不安だったかわかりますか。俺が貴方と離れていた間、どれだけ恐怖心に襲われていたかわかりますか?」

キュヒョンはソンミンの両肩に手を置いて、じっと瞳を覗き込んだ。
逃れることを許さない双眸に射すくめられてソンミンは言葉が出なくなった。

「貴方が求めれば、誰だって貴方に手を差し伸べるでしょう。貴方が欲しいと言えば、誰だって貴方のモノになる。
それを知ってて貴方は無邪気に振舞って・・・。俺が苦しい思いをしてるのも気付かないで、貴方は他の人に微笑みかける。
不安で苦しくていつも胸が押しつぶされそうになる」
「キュヒョン・・・」
「ドンヘヒョンだって同じですよ。俺と同じように苦しんでる。貴方を想って・・・苦しんでる」


ソンミンは、たまらず目をそらした。
ドンヘとのことはキュヒョンは知らないはずだし、実際何もなかった。
ドンヘに口付けされたけれど、あれは・・・。

「ドンヘとは何もない」
「本当ですか。そう思ってるのは貴方だけで、ヒョンはそう思ってないんじゃないんですか?」
「違う・・・。ドンヘとは・・・」

違う。
そう思いたかった。
ドンヘの視線の意味をソンミンは十分すぎるほどわかっていて。
だから、あえて知らないふりをした。
そうすることが、お互いのためだと思ったからだ。

何もなかった。

二人の間には、友情という感情意外何もないと。
ドンヘに無言だけれども、ソンミンは自分の気持ちを伝えたと思っていた。
キュヒョンがなぜこうもドンヘに固執してくるのかソンミンにはわからなかった。
ドンヘが部屋にやってきて一緒に寝泊まりしたのはたった数日のことで。
キュヒョンの代わりのルームメイトとしてドンヘに接していたはずだ。
その気持ちをドンヘも汲んでくれていると思っていた。

しかし、キュヒョンはそうは思っていなかった。
キュヒョンの謹慎が解け喜んでくれてはいたし、ミインの事務所へ向かう時も背中を押してくれた。
けれど、無理やりドンヘは自分の気持ちを封じ込めているようにしか見えなかったし、
まだソンミンへの想いが残っているような瞳をしていた。
思い違いかもしれない。
もう自分が戻って来たことで、ソンミンへの思いを断ち切ったのかもしれない。
そう素直に楽観的に思えないのは、単なる嫉妬からなのか。

ソンミンは視線をそらしたままだった。

「何もないなら、俺の顔が見れるはずでしょう?」

静かにキュヒョンが言う。
逸らしたソンミンの視線を戻すように顎に手をかけて上を向かせる。
キュヒョンの端整のとれた顔が暗闇でも見てとれる。
真っ直ぐに、ソンミンを見つめるキュヒョンの瞳の奥には失意の色が浮かんでいた。
ソンミンは観念した。

少しでも、ドンヘに心が揺れたのをキュヒョンは知ったのだ、と。




***


ブラックギュ降臨・・・・・・・・。

AFTERの1~3とがらっと雰囲気が変わっちゃって、このお話を出すの迷いましたが、やっぱり
ここまで書いて違うのはかけないーー!!と観念しました・・・・。
本当は、もっと爽やかな話にするんだったんだけど・・・。
だから若干1~3は軽い展開だったんだけどなww


ごめん。

ブラックギュ・・・・・?ってこんなの??と自問自答です。
甘いのはまた今度のお話で・・・。
すみません。


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Comment

はしし says... "ブラック~!"
ブラックぎゅ、やきもちぎゅ、とまどいのミン君。ああ~読んで悶えております。早くキュミンのラブラブを読みたいような。ブラックぎゅを楽しみたいような。またお邪魔させて下さい!(*^o^*)
2012.07.03 10:45 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ブラック~!"
はししさん>>

 コメントありがとうございます~! ブラックギュってこういうブラックさじゃないきがするんですが。
 ミン君の翻弄され具合がワタシ的にも萌え~~ですww ラブラブキュミンにいつたどり着けるのか・・・。 
 またいつでも来てくださいね~~♪
2012.07.03 12:25 | URL | #- [edit]
mapimama says... ""
まぴこさま

今日ももだえました!
キュヒョン、たまらんです!!
ソンミンだって不安だったのに、有無を言わせず責め立てる感じが、ブラックで素敵すぎv悶絶です!
ソンミン、なんて素直な...。しらを切り通せば良いのに。良い子ですねえ。
心細いとき、守ってくれる人が現れたら誰だって心揺れますよ〜、しかもドンへだし、揺れない方がおかしいわ。なのに、キュヒョンの追求には勝てないのね,好きだから。

つづき楽しみです。
ああ、苦しい〜、楽しい〜。
2012.07.03 12:35 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
mapimamaさん>>

 トンお疲れさまでした~!
 拍手のみでごめんなさい。熱気が伝わってきましたよ!
 ホミンは書かないんですか?(悪魔のささやきwww)

 今日も悶えてくれましたかw
 嬉しいです~。
 イケメンで書きたかったことをここで書き散らかしてるワタシ・・・。
 今回キュミンは、ギュがミン君を好きでたまらん設定にしております。
 ドンヘをもう少し嫌な男にしても良かったかなぁと思いつつ。

 楽しんでもらえて本当に嬉しいです~~。
 ありがとうございます♪
2012.07.03 19:09 | URL | #- [edit]
みさっちゃん says... ""
ソンミンはドンへにココロが揺れ動いちゃったりしてたんですねぇ ドンへがひどい男だったらソンミンはどうなってしまってたのかなぁ 優しいドンへが切ないです。キュヒョンの不安や焼きもちでソンミンを責め立てる姿がゾクゾクします。ソンミン可愛すぎっ。
2012.07.03 23:39 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
みさっちゃんさん>>

 こんばんみ!コメントありがとうございまする~。
 ミン君、表に出しませんでしたがドンヘにぐらぐらでしたよwwww
 ヘミンじゃないので上手くいかせませんでしたが、いつかはヘミンのラブラブを!なんて・・・。
 ドンちゃんが悪い男だったらミン君は泣いてギュは怒り、SJ解散!・・・・・・かもwwww
 パラレル設定だったら、ドンちゃんを悪い男設定にしてもエエかも~~♪
 また読みにきてくださいね~~♪
2012.07.04 00:18 | URL | #- [edit]

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