Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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Smile again★6

二人が合宿所へ入ると、ジェルミが出かける準備をしていた。
ミジャは皿洗いを終え、リビングのテレビの前でうたた寝をしていた。


「これから友達と出かけてくるから~」
時計を気にしながらジェルミが言う。
「え?これから?」
「これからってそんなに遅い時間じゃないよ、ミナム。
今日は遅いから気にしないで先に寝ててね!」
と、言い残してジェルミは風のように去って行った。
「ジェ・・・ジェルミ!!」
ミナムの呼びとめる声もむなしく、ジェルミは居なくなりミナムはがっくりと肩を落とした。
あわよくば、ジェルミも誘ってシヌの部屋で覚えようかと思っていたのに、
テギョンはいない、ジェルミもいない、ミジャはうたた寝・・・・。

シヌと二人になるのが嫌ではない。
今までだって、二人で居たことがある。
ただ、シヌの部屋で二人きりというシチュエーションがミナムを躊躇させた。
「男同士よ・・・何を気にしているの・・・」
シヌはお湯を沸かし、お茶の用意をしていた。
「男同士・・・男同士・・・」
呪文のように唱える。
何を気にしているんだろう。
ミナムは大きな深呼吸をした。
これから少女時代を覚える!それだけ!!!
と、自分に言い聞かせる。

「ミナム」
自分を呼ぶ声に過剰に反応してしまい、体がびくっとなった。
「シヌ兄貴・・・」
振り返ると、お盆に二人分のお茶を乗せてシヌが立っていた。
「行くか?」
ゆったりと、優しく頬笑むシヌの前でお茶の湯気がゆらいでいた。
「はい」
ミナムは覚悟を決めた。
難しく考える必要はない。
どうにでもなれ!とシヌの後について2階へ上がって行った。

初めて入るシヌの部屋は、綺麗に整頓されてあった。
テギョンの部屋も整頓されてあるが、シヌの部屋も負けず劣らず清潔に整えられていた。
自分のものだけではなく、それなりにファンの子からもらった品物や、
趣味のものであるだろう雑貨などが飾られてあった。
「あんまりじろじろみるなよ」
照れくさそうにシヌが言う。
テレビの前のソファにミナムは遠慮がちに腰を下ろした。
テギョンの部屋よりは狭いが、一人で使うには十分な広さだ。
シヌが言うようにベットも大きい。
ミナムはベットからすぐさま目を離した。

やっぱり布団・・・持ってきた方が良かったかしら・・・。

そわそわするミナムに、すっとシヌはお茶を差し出した。
「これでも飲んで、落ちつけよ」
クスリとシヌが笑っていた。
緊張しているミナムがおもしろくて仕方がない。
二人きりに何度もなっているのにな。
シヌは、ミナムの隣に腰を下ろし、お茶を飲んだ。
「うん。おいしい。温まるよ」
「はい・・・ありがとうございます」
いつものシヌのお茶の味・・・けれど、今日に限って苦く感じる。
「多分、この番組にあったと思うんだよね」
「え?何がですか?」
シヌがテレビをつけ、録画していた番組を探している。
「え・・・?だって、少女時代の顔を覚えるんだろ?」
「あ・・・ああ!そうでした。そうでした!」
ハッと思いだし、手を合わせる。
ミナムはテレビに映る少女時代を見た。
すらっとした長い脚を思う存分使い一糸乱れぬ動きで見ている観客を魅了するダンス。
ミナムははぅ・・とため息をついた。
「シヌ兄貴は好きなんですか?」
「え・・・?」
「髪が長くて、すらっとしてて、本当に女性っぽいですよね」
「ああ・・・そうだね」
テレビの中で彼女たちはヒールの高い靴を履き、かわいらしく踊っている。
今のミナムにはない、女性らしさを存分にアピールしている。
「素敵ですね・・・」
うっとりとミナムが見つめていた。
「十分・・・ミナムだって素敵だよ。」
小さくシヌが言う。
ミナムはその声に気づくことなく、テレビを見続けていた。
少女時代が終わり、また別のガールズグループが出てきた。
「もう一度見よう。この番組が一番わかりやすいと思うんだ」
「シヌ兄貴は少女時代が好きで録画してるんですか?」
「え・・・!?」
まさかの質問にシヌの目が点になる。
「い・・・いや・・・好きとかじゃなくてさ・・・。」
「??」
シヌのはっきりしない口調に首をかしげるミナム。

そこを疑問に持つのか、ミナム・・・。
もっと違うことに疑問を持てよ。
なんで一緒に寝ようって言ったんですか?とか・・・・。

シヌが脱力している間に、ミナムはもう一度少女時代を見ていた。
シヌの手元に名前と顔が乗っている雑誌があったが、これを見せたら
ますますファンだと思われてしまう。

駄目だ・・・。これは見せられない・・・。

シヌは作戦を変更し、テレビの画面でのみ覚えることにした。
「これがテヨンで、これがティファニーで・・・」
と、指をさし名前を言うがミナムの頭にはたくさんのハテナマークが浮かんでいるのだろう、眉を寄せ
難しそうな顔でシヌの指を追っている。
「わ・・・わかりません・・・」
「焦るな・・・とりあえず、一人だけ決めて覚えていったら?」
いきなり9人いっぺんに覚えるのは難しいだろう。
シヌはシヌで、どうやって誤解を解こうか悩んでいた。
番組を録画してたのはたまたまで、雑誌もたまたま事務所からもらって手元にあった。
欲しくてもらったものではないけれど、ミナムの思考からすると、番組は録画している雑誌は持っていると
コアなファンだと思われてしまうだろう。
シヌは、ソファの下に雑誌を押し込み、テレビの画面にだけ集中する。
「う~ん・・・難しいですね」
ミナムは頬杖をつきテレビを眺める。
「まぁ、ゆっくり覚えたらいいよ。また教えてあげるから」
「すみません、シヌ兄貴・・・。でも、もう少しがんばってみます」
何度も何度も繰り返し見続け、ミナムの目がちかちかしてくる。
シヌは、そのうちミナムに聞かれれば答えるようにして、隣で本を読みだした。
「これは、誰ですか?」
「それは、ユリかな?」
「これは誰ですか?」
「それはソヒョンかな?」
ミナムは一時停止という技を覚えたので、止めながらシヌに尋ねてくる。
聞いてくるときは本を読むのをやめ、聞いてこないときは本を読み続けた。
ゆっくりと時間が流れる。
シヌは、ミナムが自分の部屋にいる。
それだけで、ゆったりとした気分になり気持ちが落ち着く。
何をしているわけでもない。
ただ、自分の横に居てくれるだけで、こんなにも幸せな気分になれる。
この時間が永遠に続けばいい・・・。
今までに味わったことのない満ち足りた時間。
シヌはそっと目を閉じた。
心の中が幸せな気持ちであふれていた。



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Comment

says... "管理人のみ閲覧できます"
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2011.04.19 08:42 | | # [edit]
よこち says... ""
天然なミナム相手だからシヌさんも大変ですね~
でも隣にいるだけで幸せな気持ちになれる時期って
ありますよね(*^_^*)それが今シヌさんだけの気持ち
だから、少し切ないですけど…何とかしてあげたい。
2011.04.19 09:06 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
ニヤッとしていただけてとっても嬉しいです★
萌えっとニヤっを提供できたら本望です。

シカマルかっこいいですよね~。中忍になって貫禄も付いてきたかな?と。
そろそろナルトも終わりそう・・・かな?
アスマは号泣でした・・・。
ネジもかっこいいですよね~♪主要メンバーより、他のグループが好きですww
2011.04.19 09:41 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
よこちさん>>
 どこまで天然にさせるか・・・難しいところですが、天然ミナムを兄さんは好きであろうと
 勝手に想像していますww
 兄さんになんとかさせてあげようか思案どころです。
2011.04.19 09:43 | URL | #- [edit]
あきんちょりん says... "幸せ~"
初めはシヌってば、大胆な!とどきどきしていましたが、
ほんわかですね~。
シヌが幸せな気持ちになれて嬉しいです。

好きな人と一緒に居れるって幸せですよね。
私まで幸せな気持ちになりました。
有難うございます。
2011.04.19 18:32 | URL | #oely/y8c [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: 幸せ~"
あきんちょりんさん>>

 コメントありがとうございます★
 シヌの幸せな気持ちが伝わって良かったです♪
 兄さんの幸せがあともう少し・・・続くかな!?
 また遊びに来てくださいね~~!
2011.04.19 19:55 | URL | #- [edit]

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