Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

ヒョンはつらいよ *7




お話には全く関係ありませんが、ドンちゃんのドラマのost。
ドンちゃん唄ってたー!
がんばれ、ドンちゃん。





ヒョンはつらいよ *7



ソンミンがやっとのことで宿舎へ帰ると、キュヒョンはまだ帰ってきていないようだった。
もう夜が明ける。
どこかのネットカフェにでも行って時間を潰すつもりなのか、はたまた友達の家に行ってるのだろうか。

ソンミンは自分のベットに腰をかけ、反対側の空のベットを見てため息をついた。
顔を見たくない・・・見せられないと思ってキュヒョンは戻らないのだろう。
こんなときだから話をしたかった・・・とソンミンは思う。

「キュヒョン・・・」

今にも泣きだしそうな顔だった。
もしあの時追いついていれば、彼の黒目がちな瞳に浮かんだ涙を拭うことが出来たかな・・・と、
ソンミンはキュヒョンを掴められなかった手を強く握りしめる。

「キュヒョン・・・・」

名を呼べば、キュヒョンが帰ってくるわけではないけれど。

「お前に、あんな顔させるなんて・・・まだまだヒョン失格だな」

ソンミンは主のいないベットに向かって一人ごちると、ため息とともに自分のベットに仰向けに倒れ込んだ。


***


ソンミンの元から逃げるように走り去ったあと、キュヒョンはネットカフェで朝まで過ごし、宿舎へは
帰らなかった。
午前中契約しているブランド服の雑誌の取材や撮影があって、そのまま撮影所に出向いたのだ。
その場にはドンヘとイェソンとシウォンがいた。
ほぼドンヘとシウォンがメインの撮影で、ちょこちょことしかキュヒョンとイェソンの出番はなかったおかげで、
キュヒョンはネットカフェで過ごした分の睡眠を取り戻せそうだった。

うとうととしてると声が聞こえてくる。

「なんだよ・・・キュヒョン。冴えない顔してんなぁ」

声をかけて来たのはドンヘだった。
撮影がひと段落して全体の休憩に入ったようで、ドンヘは衣装を脱いでランニングとGパンというラフな格好で
キュヒョンの隣に腰をかけた。
はい、とコーラをキュヒョンに渡す。
どうも、と頭を下げただけで言葉を発しないマンネに怒るわけでもなくドンヘは隣に座ってコーラの缶を開けた。

「つめてー!」

美味しそうにドンヘが飲む横で、キュヒョンは蓋を開けずに缶を持ち、元気なく俯く。
そんなキュヒョンにドンヘは肩をすくめた。

「なんかあったのか?」

ドンヘとはなかなかこうして二人で話すことがなかった。
何かあったかと問われても、どこまで自分のことを話して良いのかわからず、キュヒョンは困った顔を浮かべた。
そんなキュヒョンにさらに深く追求するわけでもなく、ドンヘは黙ってコーラを飲んでいた。
イェソンとシウォンは二人でモニターの確認をスタッフと念入りにしていてこちらには寄ってこないだろう。
ふと。
キュヒョンは思いつく。

グループの中で一番女心に聡いドンヘ。
相手は女じゃないけれど、ドンヘに聞けばこの心のもやもやも晴れるだろうか?と。
聞くなら、今しかない。


「ドンヘヒョン」
「あー?」
「あの・・・相談なんですけど」
「相談?」
「あ、俺じゃなくて、俺の友達が困ってて・・・」
「へぇ・・・」
「彼女の事が好きでたまらなくて、他の男と話すのを見ると辛いらしいんです」

どんな大舞台にたったときよりも、心臓が爆音のように鳴り響いている。
嫌な汗が背中を伝うが、決してそれをドンヘに悟られないように、至って平然とした表情でキュヒョンは話す。
ドンヘは、コーラを飲みながら面白そうにキュヒョンの話を横で聞いていた。

「よくある話だ」
「で、彼女に・・・自分は嫉妬しないって言われたんです」
「え?なんで?」
「その・・・彼が他の人と笑ってるのを見ると自分も嬉しくなるって。幸せにしてくれてありがとうって感謝はするけど、
嫉妬はしないって言われて・・・」
「へぇ・・・」
「だけど、彼はその意味がわからなくって。」
「ふぅん」
「彼は、逆で・・・相手が自分以外の男に笑顔を向けてたり、幸せな顔をしてたりしたら、嫌なんです。
自分だけのものなのに、他の相手にそんな顔・・・見せたくないって・・・・思って・・・」
「キュヒョンはどう思う?」
「俺ですか?」
「そ。その話聞いてどう思う?」
「・・・・答えが出ません。」
「なんで?」
「俺も・・・彼と同じで・・・彼女の言ってることがわからないんです・・・。だから、友達を慰めれなくて」

だんだんとキュヒョンの声が小さくなっていく。
ドンヘは、飲みほしたコーラの缶をやや遠くのゴミ箱に投げ捨てると、うまい具合にゴミ箱に缶が入って
ガッツポーズをした。
それから、ドンヘは体育座りをして縮こまるキュヒョンの頭をくしゃっとなぜた。

「その彼さ。自信・・・ないのかな?」
「え?」
「俺だったら・・・俺だったらだぞ?俺もやっぱり・・・違う男に良い顔見せる彼女見るの辛いよ。
でもさ。俺は辛い辛いって言わない。」
「なんで・・・ですか?」
「俺だったら、もっと彼女を幸せに出来る。その男よりもっと良い笑顔にしてやれるって思うからだよ。」
「・・・・」
「わかる?その他の男に良い顔見せたんだったら、その時の笑顔以上のモノを次に俺が、彼女にしてやればいいんだよ。
違う男にも良い笑顔みせてんだったら、また違う男以上のモノを彼女に与えてやれる。
俺はそう思うから辛いって言わない」
「ヒョン・・・」
「その友達さ。彼女を幸せに出来てないって思ってんだろ」
「そう・・・ですかね?」
「自分に自信がない上に、他の人の方が彼女を幸せに出来てるって思ってんだろ?」

ドンヘに言われて、キュヒョンは黙りこんでしまった。
自分に自信がない。
確かに・・・彼の前ではいつも自信がない。
ユノヒョンのように振舞えるわけでもなく、他の誰よりも彼を愛してる気持ちはあれど、自信を持って
彼を幸せにしてあげれるかと問われると素直に頷けない。
ドンヘのように、ユノ以上の何かをソンミンに与えられる自信がないのかもしれない・・・。

「だったら・・・」
「あ?」
「だったら、どうしたら・・・良いんでしょうか」
「は?バカだなーキュヒョン。そんなの自分で考えるしかないだろ?」
「ええ・・・まぁ・・・」
「たださ。」
「はい」
「俺が、お前の立場でその友達にアドバイスするならさ」
「はい」

少し・・・間が空いた。
ドンヘは少し・・・ほんの少し間をあけてキュヒョンに答えた。

「俺だったら、友達に、彼女を幸せにする自信がないなら、手放せよ。って言うね」
「ヒョン・・・」
「だってそうだろ?自分の嫉妬で彼女を苦しめながら、彼女を幸せにも出来ないんだぜ?
彼女が可哀そうだと・・・思わないか?」
「と・・・友達なので・・・よく・・・」

やけに、ドンヘの言葉が突き刺さってくる。
まるで、自分に言われているように、ドンヘの言葉が重く響く。

「んで、俺だったら言うね。」

ドンヘは立ちあがった。
遠くで彼を呼ぶ声が聞こえたのだ。
今行きます~と返事をすると、再びキュヒョンに向き直り、そして口元に笑みをたたえながら見下ろして言った。

「俺が、かわりに幸せにするから、俺に頂戴?ってね」


**

あれ!?ドンちゃん登場であらぬ方に行ってしまった気が・・・・。
てなわけで、もうちびっと続きます。
これまたキュミンで終わりますからぁ!
うん・・・た・・・多分・・・。



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Comment

mapimama says... ""
(*^^*)ドンへ登場( ´ ▽ ` )ノしかも、いい男♪(´ε` )前の時、悶々としちゃったけど、今回は爽やかで余裕?キュヒョンに宣戦布告ともとれる発言もあり?←違うかな?
男らしいドンへにキュンでした!
2012.08.30 06:52 | URL | #- [edit]
はしし says... "まさかの!?"
ドンちゃん登場!きゃ~!ドンちゃん、まさか、ミン君を狙ってる!?ぎゅったんにさりげなく宣戦布告の釘刺し!?いや~続きが気になります。きゃ~(*^o^*)
2012.08.30 10:57 | URL | #- [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012.08.30 21:40 | | # [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
mapimamaさん>>

 こんばんみ!
 ドンヘ・・・・登場する予定じゃなかったんですがね。
 登場しちゃったよーw
 またヘミンに流れて行きそうなワタス・・・。
 前作とは繋がってないので、これはこれなんですが、今回もまたドンちゃん悶々させちゃいそうw
 ってどんだけ悶々好きwww
 基本ドンちゃん男らしいんですけどもね、ミン君の前では・・・・w
 私の書きたいシヌヒョンはドンちゃんっぽい感じなんですけども。
 シヌヒョンとして書くとどうも上手く書けません・・・。あーん。

2012.08.30 22:39 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: まさかの!?"
はししさん>>
 
 ホントにまさかの!!!ドンちゃん登場です・・・。
 登場させる気なかったんですけどもね。今回も悶々ドンちゃんですw
 
2012.08.30 22:40 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
鍵コメgさま>>

 こんばんみ!
 なんとか更新出来ました・・・。
 思わぬ伏兵にワタシも驚きw出すつもりなかったんですけどもね・・・。たはは。
 ユノの方がよっぽどミン君のこと見てるわいw
 キュヒョンがんばれーってわたしまで応援したくなります。
 なんとか事を収められるようにがんばりまーす。
 またいつでもコメントお待ちしてますね★

2012.08.30 22:42 | URL | #- [edit]
ひととせ says... ""
素晴らしいアドバイスをして下さるドンちゃんはさすがわれらのおっぱ!って感じでしたけど…あれ?あれれ!?

まさかの宣戦布告…(戦慄)

んーでも個人的にへみんも好きだからなー←コラ

無線切られる前に読み終わるかしら…汗
2012.10.31 21:49 | URL | #- [edit]

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