Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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ヒョンはつらいよ *13




いや~ぎゅって歌上手いよね(今更w)


ヒョンはつらいよ *13



「で?ここに・・・来た、と」
「ごめん・・・チャンミン・・・」


がっくりとうなだれるキュヒョンの前でチャンミンは腕組みをしながら呆れて立っていた。
言葉が出ないとはこのことで。

急にキュヒョンから電話が入って何事かと思えば、今どこにいる?と切羽つまった声で。
どうした?との問いかけにも答えないから、一大事だと思ったのだ。
またTVのびっくり企画かと用心深くキュヒョンに話しかけると、どうやら本当に切羽つまっているようで、
チャンミンは仕事がもうすぐ終わるから、と宿舎に呼び寄せた。

憔悴していたキュヒョンにあれこれ心配してチャンミンが尋ねると、ぽつりぽつりとソンミンとの
ことを話したのだ。
今にも泣きそうなキュヒョンの隣に座りチャンミンは肩を抱いた。

「なぁ・・・キュヒョン。もっと・・・ソンミニヒョンと話した方が・・・良いんじゃないか?」
「あんな状況で、話し出来ると思うか」
「そりゃあそうなんだけどさぁ・・・」
「あんなの・・・見せつけられて・・・嫉妬するなっていうのかよ・・・」

キュヒョンは唇を噛みしめながら、まるで独り言のように呟く。
それを黙ってチャンミンは聞くしかなかった。
震えるキュヒョンの肩に力をこめて抱きしめる。

「キュヒョン、もう・・・休んだら良い。ユノももう少ししたら帰ってくるし・・・。
きっと、泊って行けっていうと思うからさ。ゆっくり・・・していけよ」
「ごめん。チャンミン」
「部屋はいっぱいあるんだし。たださ、マネヒョンと・・・ソンミニヒョンには・・・・、
連絡した方が良いと思うよ」
「ああ・・・」

キュヒョンは上の空で答えた。
とてもじゃないが、ソンミンには電話出来ない。
今は、彼の声を聞きたくない。
けれども、彼が今何をしているのか、どこにいるのか、誰と居るのか、気になって仕方がない。
逃げた自分を探してるだろうか、心配してくれてるだろうか・・・。
それとも。
自分のことなど忘れてドンヘと一緒に居るのだろうか・・・・。
ドンヘと一緒に居た時のソンミンの顔が何度も何度も思い浮かぶ。
頭を振って記憶の中から消そうとしても、ドンヘにキスをされて恍惚な表情を浮かべていた
ソンミンの顔が離れない。

「おい、キュヒョン!しっかりしろ!」

一点を見つめ睨みつけるキュヒョンにチャンミンが声をかける。
ようやくハッとして顔をあげると、帰宅したユノが目の前にいた。

「ユノ・・・ヒョン」
「あれ、キュヒョン。どうしてここにいる?」
「あの・・・」

口ごもるキュヒョンに変わってチャンミンが簡単に説明すると、ユノはハハッと笑った。

「なんだ。逃げて来たのか」
「ユノ・・・それちょっと言い過ぎ・・・」
「言われても・・・仕方ないです」

しおらしく言うキュヒョンにユノはため息をついた。
自分の嫉妬心に押し潰され、何をしても何を考えても辛いのだろう。
そういう彼の弱いところを一番心配していたのは他でもないソンミンで・・・。

「なぁ・・・キュヒョン」
「はい・・・」
「目を覚ませよ。」
「・・・」
「ソンミンを好きになるのはもう止めろ」

ユノの発言に目を丸くしたのはチャンミンだった。
キュヒョンはうなだれたまま、ユノを見ることもしない。
ユノの言葉もキュヒョンに届いているのかどうかも定かではなくて。

「ちょ・・・ちょっと、ユノ!何言って・・・」
「そんなに自分でいられなくなるなら、好きになるの止めろ。ソンミンが可哀そうだ。
お前に押し潰されて苦しむソンミンを見たくない」
「ユノ!」

チャンミンが声を荒らげユノを制す。
けれども、ユノはかまわずに言葉を続けた。

「しっかりしろ、キュヒョン・・・。ソンミンを幸せに出来ないなら・・・もう傍にいるのを諦めろ」
「俺だって・・・。幸せにしたいです。ヒョンの笑ってる顔見たいです。だけど、もう俺どうして良いか
わからなくて・・・」

キュヒョンの声は震えていた。
声をやっとのことで絞り出し話すキュヒョンをユノは見下ろす。
ソンミンの事を思えば思うほど苦しみ、嫉妬の炎で身を焦がし一番傷ついているのはキュヒョン本人だと
言うことに気がつかない。
そんなキュヒョンを心配するソンミンは、彼の隣に居て幸せなのだろうか。
ずっと彼の心配をし続けて幸せになれるんだろうか・・・。
それでも二人が惹かれあい、お互いを思い合っているのならそれでもいいとユノはぼんやりと思っていた。
そして、キュヒョン本人に気付いて欲しいと言ったソンミンを応援したいと思っていたのだが。

「キュヒョン・・・。好きになるのを止めろ。少し離れて冷静になれ。」
「ユノヒョン・・・俺が隣にいないと、ソンミニヒョンはどこかに行って・・・しまいます。
俺から遠くに離れていってしまいます。だから・・・だから・・・」

最後の方は何を言ってるのかユノにはわからなかった。
キュヒョンに巣食う闇が深すぎて光が全く見えてこない。

「なぁ・・・キュヒョン。」

もう話しかけてもキュヒョンはユノの言葉など何一つ入ってこないだろう。
それでも、ソンミンがキュヒョンにしたように、何度も何度も話しかける。
わかるまで、キュヒョンに伝わるまで、思いのたけを全てぶつけて。
それが容易なことではないと今更ながらにユノは実感する。


「キュヒョン・・・お前、こんなにソンミンに愛されてるのに・・・どうして・・・わからないで苦しんでるんだよ」

ユノの声はもうキュヒョンに届かない。
ユノはじっとりと暗い闇の底に堕ちたキュヒョンを救いあげることが出来なかった。



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Comment

志乃 says... "しくしく"
きゅひょん~~~!!つらいよ~゜゜(´O`)°゜

大好きな人が誘惑されてるのに、ちょっと離れて冷静になれって言われたって、絶対無理ーーー!!無理無理!!
ただでさえ好きすぎて自分もミンくんも苦しいのに、目の前で見ちゃったし…。
もう!ユノユノもマピさんもドンへも、キュヒョンに怨みでもあるのか!?

ん?あれ?誰か挟まった?
2012.09.03 17:51 | URL | #YM16R1CM [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: しくしく"
志乃さん>>

 しくしく・・・・ワタシもつらーーーーーい!
 ユノユノとドンヘはほら・・・・同級生だし。友達だしw
 ってかワタシ挟まって・・・んじゃないでつか!?
 ぎゅに怨みなんてないですよ!!!
 きっと・・・・多分・・・・・・・。
 でも、ほら、キュミンで終わりますからwってフォローしときます。ぎゅにw
2012.09.03 18:51 | URL | #- [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012.09.03 22:52 | | # [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012.09.03 23:19 | | # [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
鍵コメGさん>>

 こんにちは!
 いつもコメントありがとうございます★
 
 ヘミンでも・・・エエですかww
 ヘミンにしちゃってもエエですかw
 キュミンペンさんにヘミンでも・・・と言ってもらえるとなんだか嬉しいです。
 ドンちゃん、良かったね!なんて・・・。
 
 今回はラブラブキュミンになるかなぁ・・・。なると思います。多分・・・。
 がんばりますね!
2012.09.04 09:38 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: 初めまして"
鍵コメAさん>>

 こんにちは!初めまして★コメントありがとうございます~。
 好みドストライクでしたか! 
 良かった~嬉しいです~♪
 ヘミン、カンミンもおもしろいって言っていただけて嬉しいです。
 ヘミンにはヘミンの、カンミンにはカンミンの良さっていうか、そのCPじゃないと書けない
 雰囲気の内容もあったりするのでwwww
 
 今回は押せ押せドンちゃんにしてしまって、どう引っ込めてぎゅを出そうか・・・思案中です。
 やっぱりどんちゃん好きなので、完全なヒールにはしたくないので葛藤ですw
 でもどちらか一人にしなくちゃいけないので辛いです。
 
 とは言っても全てミン君の幸せのためなのでがんばります♪
 これからもぜひ!日参してくださいね★

 ではでは~!
2012.09.04 09:44 | URL | #- [edit]

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