Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヒョンはつらいよ *18

ぎゅったん・・・ごめんね!!!!

もうこれしか言えません・・・。

ヒョンはつらいよ *18



ドンヘに殴られて赤くなった頬はどうにか化粧でごまかし、なんとか撮影を終えることが出来たが、
撮影前の騒動にドンヘとキュヒョンはイェソンとマネージャーから小言を言われる羽目になった。
大人しく聞いていた二人ではあったが、キュヒョンは落ち着きなくそわそわとしていた。

横で気付いたドンヘが肘で小突く。

「おい・・・おい!」

まだまだ小言が続いていたが、それを無視してドンヘはうつむいて小声でキュヒョンに話しかける。

「早く・・・行けよ」
「・・・え?」
「ソンミニヒョンのとこに・・・行けよ」
「ヒョン・・・」
「今・・・行かないと・・・もう戻れないぞ」
「でも・・・」
「あのさ。だからお前は馬鹿だって言うんだよ。」
「ヒョン・・・」
「つべこべ言わずに行って来いよ。後は俺がフォローしとくからさ。」
「・・・」
「きっと・・・ソンミニヒョンはお前を待ってる。今回はお前から行かなきゃ・・・ダメだ」
「・・・・」

それでも思い悩むキュヒョンの尻をドンヘは思いっきり叩いた。

「痛っ!」
「早くいけって!」

半ばドンヘに押し出されるように、キュヒョンは撮影所を飛び出した。
マネヒョンが戻って来いと呼ぶ声がするが、もう戻れない。

キュヒョンは走った。

もうソンミ二ヒョンは受け入れてくれないかもしれない。
違う。
手放したくない。
ヒョンを誰にも渡したくない・・・。
ヒョンが俺のことを見捨てたとしても・・・俺は・・・俺は・・・。


**



「キュ・・・ヒョン!?ど・・・どうしたの?!」

バタン!と扉が急に開いたかと思うと、キュヒョンが部屋に飛び込んできた。
丁度出かけようかどうしようかと思い悩んでいた時で、突然のキュヒョンの登場にソンミンは驚いて固まってしまった。
そんなソンミンにキュヒョンは無言で突進し、力一杯抱きしめ、それから堰を切ったように話しだした。

「ヒョン・・・ヒョン!!!」
「キュヒョン・・・ど・・・どうしたの!?くる・・・苦しいよ・・・」
「ソンミニヒョン・・・俺・・・あなたのことが好きで好きで・・・仕方がないんです・・・」

ソンミンが好きだと言うこの感情が、ソンミンを苦しめている。
そして、自分を苦しめている。
ドンヘが言う。
恋に恋をしていると。
ユノが言う。
好きになるのはもう止めろと。
自分の中で渦巻くどす黒い嫉妬と狂気にも似た恋情がソンミンを苦しめているのなら・・・。
けれども。

ソンミンは、小さく震えるキュヒョンの肩にそっと手を回した。
そして、ぽんぽんとキュヒョンの心が落ち着くように何度も優しく叩き続ける。

「キュヒョン・・・お前が苦しいのわかってるよ。」
「ヒョン・・・!」
「キュヒョン・・・。俺だってお前のこと好きだよ・・・。こんなに言葉で言っても伝わらなくてもどかしいよ・・・」

ソンミンは静かにゆっくりとキュヒョンの気持ちに応えるように話しかける。
そして、目を真っ赤にして泣き腫らした顔のキュヒョンの顔を自分の顔に近づけた。

こんなにも泣き腫らした顔で、どこから走って来たんだろう。
お前、アイドルなんだよ・・・?

しかも、頬は赤く腫れあがり殴られたとはっきりとわかる。
殴られた痕を誤魔化すための化粧も、汗と涙で流されてぐちゃぐちゃになっている。
ソンミンはあまりにもひどいキュヒョンの顔をゆっくりと何度もなぜた。

「キュヒョン・・・俺、お前しか見えてないよ。誰のことも・・・見てないよ」
「でも、ドンヘヒョンと・・・」
「あ・・・あれはちょっとした事故で・・・」

キュヒョンは激しく頭を振った。

「わか・・・わかってるんです。頭ではわかってても、心が押さえられないんです。
ヒョンが・・・誰かと一緒にいるとすごく辛くて・・・。
昨日も、ドンヘヒョンと一緒にいるんじゃないかって思って・・・」
「キュヒョン・・・」
「チャンミンに電話をしたら良いって言われたけど、電話出来なくて・・・。
もし、電話をしてドンヘヒョンが居たらとか・・・もう俺なんていらないなんて言われたらどうしようとか・・・」

わぁわぁと子供のように言いたいことをまくしたて、混乱しているキュヒョンを前にソンミンは歯を食いしばり、
自分の感情が荒ぶっていくのを必死に押さえつける。
それでも、感情は内に外に溢れだして行く。
とうとう耐えきれず、ソンミンは強い口調で名を叫んだ。

「キュヒョン!!!」

リビングに誰かいるかなんて考える余裕もなく。
この痴話喧嘩を他の誰かに聞かれているんじゃないかなんて思う暇もなかった。
ソンミンは今までにないほど大声を出した。

「お前!何言ってんの?」
「ヒョン・・・」
「どうして・・・?どうして俺の事そんなに信用出来ないの?どうして?」
「ヒョン・・・ヒョン・・・」

今にも泣き出しそうなキュヒョンをきつく睨みつけ、ソンミンは言葉を続けた。

「ね?キュヒョン。そんなに俺・・・お前の事大事に・・・してないのかな」

言われキュヒョンは、何度も頭を振る。

「違う・・・違います・・・。」
「だったらどうして?なんで?どうしてお前・・・いっつも苦しんでるの」
「ヒョン・・・」

キュヒョンは、ソンミンにすがりついた。
涙が次々と頬を伝い流れて行く。
涙の向こうに見えるソンミンはいつも以上に綺麗で・・・。
こんな綺麗な人の前で、こんな無様な姿をみせている自分が情けない。

「キュヒョン・・・どうしてだよ・・・」

ソンミンの声が震えていた。
潤む瞳はじっとキュヒョンを見つめている。

「ヒョン・・・だって・・・あなたは俺がもしダメだって・・・もう俺から別れようって言ったら・・・すぐ居なくなっちゃう
じゃないですか・・・」
「何?」
「あなたは・・・俺じゃなくたって・・・良いんじゃないですか?俺ばっかりあなたの事を求めて求めて気が狂いそうに
なってても、あなたは平静で・・・。おれが居なくたって・・・」
「キュヒョン・・・」
「俺が求めなくなったら・・・終わっちゃうんじゃないですか!?」

「キュヒョン!!!!!!」

ソンミンは叫び、キュヒョンの胸倉をつかみ力任せにベットに押し倒した。

「俺が欲しいって・・・あなたを求めなければ・・・あなたは居なくなってしまうでしょう・・・?」

ソンミンの組み敷いたその腕の中で、キュヒョンは顔をぐちゃぐちゃにして泣き叫んだ。
手で顔を覆い半狂乱になっているキュヒョンを見下ろしながら、ソンミンは必死に歯を食いしばる。


心臓が張り裂けそうだ。
キュヒョン。
俺・・・どうにか・・・なっちゃいそうだよ。



にほんブログ村 小説ブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村


拍手&ブログ村へのポチ、本当にありがとうございます!!!!!
励みになっております★
関連記事
スポンサーサイト

Comment

says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012.09.08 00:29 | | # [edit]
kakawo says... ""
更新ありがとうございます!

ドンヘのアシストに、ドンちゃん男前、よくやった!!と興奮しました(*´Д`*)

…のも束の間…
私の胸も張り裂けそうです。。
ギュの気持ちも分かるし、ソンミンの気持ちも痛いほどわかります!
いまのギュを見るの、とってもツラい(;_;)…けど、この展開最高です!
早く3人が幸せになれますように…☆
2012.09.08 00:38 | URL | #- [edit]
志乃 says... "泣かないでぇ~♪"
泣かないでぇ~♪

昨日のは、わたし的には、河合奈保子でしたー(笑)

お子ちゃまキュヒョンと、お兄ちゃんミンくん。お兄ちゃんミンくん大好物なので、すごく良いです!!
それにしてもキュヒョンくん、どうしちゃったの~?
苦しくって仕方ないね。
安定剤でも飲んでみるー?
宇津○命丸とか…www
続き楽しみにしていまーす!!
2012.09.08 07:18 | URL | #YM16R1CM [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
鍵コメG様>>

 いつもコメントありがとうございます~!

 ドンちゃん・・・白くてかっこいい!?ですかねwww
 黒ドンちゃん・・・どうしましょう。白に負けちゃうかもwwww

 ぎゅったんは今混乱期?でございますw
 そのうちハッと目覚める時が来ます。きっと!!!!

 ラブラブ・・・!?になるその日はすぐ!なので、もう少々お待ち下さい。

2012.09.08 08:12 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
kakawoさん>>
 
 コメントありがとうございます~!

 ドンちゃんをかっこよくしすぎちゃって、余計ぎゅったんが・・・・・・。
 ワタシも胸が張り裂けそうです。
 ぎゅったんこんなにしちゃってwww
 でも最後はぎゅったんの天下になる!はず!きっと・・・。
 ツライ展開なのに最高だなんて・・・嬉しすぎです!ありがとうございます~!

 もう少しで終わりなので、楽しんでくださいね!

2012.09.08 08:13 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: 泣かないでぇ~♪"
志乃さん>>

 河合奈保子でしたか!!!
 今回は、舘ひろしですよね!?wwww

 ぎゅったんの苦悩がないとこのお話が立ち行かなくなるので、もうもうとことん!
 狂ってwいただきましたw
 今度は大人なぎゅと子供なミン君でも書こうかしら~・・・。
 あと少しで終わりなので、お待ちくださいね~~♪

2012.09.08 08:15 | URL | #- [edit]
はしし says... "くっは~(>_<)"
ぎゅったん…ミン君…くっは~!苦しいけれど、二人なら乗り越えられる!?ドキドキしています。

そして、白ドンちゃん!どこまで男前なんだ~!激しくドンちゃんに堕ちてしまいました。ああ~かっこいい!
2012.09.08 10:09 | URL | #- [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012.09.08 23:53 | | # [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: くっは~(>_<)"
はししさん>>

 わっはー!
 ぎゅったんとようやく!ですよー。ようやく・・・。
 白ドンちゃん、こんなに男前wwwにしちゃって、黒ドンちゃんどうしようw
 ドンちゃんに落ちちゃいました?
 やっぱかっこいいですよね!!!ぐふふー!
2012.09.09 08:55 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: きゅみんなのにドンヘが良い男すぎます。"
鍵コメA様>>

 こんにちは!
 コメントありがとうございます♪
 キュミンぺんさんにはホント、申し訳ない!ぐらいなヘミンルートになると思いますが、
 もし・・・よかったら・・・。
 白ドンちゃんはかっこよく。黒ドンちゃんは・・・どうしましょうwww
 意地悪にミン君を責めさせようかな♪
 
 漫画ブログも見てくれたんですね!
 ありがとうございます~!
 地味に漫画ずっと読んでてwでもあちらに更新する気力がなくて・・・www
 銀魂、個人的にはアニメの方が好きですが、原作ありきのアニメなので、もちろん原作も大好きです。
 最近何かお勧めありますか?
 ちはやふるを見て久々に胸が熱くなりました。
 
 またPCを立ち上げた時にでもコメントいただけたらとっても嬉しいです♪
 ありがとうございますた!
2012.09.09 13:57 | URL | #- [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。