Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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ヒョンはつらいよ HaeminEnd *7

★ヘミンルートです!ぎゅったんは幸せになりません!キュミン至上主義な方、ギュったんを愛してやまない方は
ご覧にならない方が良いかもしれません・・・★



ヒョンはつらいよ HaeminEnd *7


「ヒョン!」

肩で息をしながらキュヒョンが叫んだ。
額から汗を流し、Tシャツも汗で濡れていた。
どこからどう走って来たのか、そして、どちらを呼んだのか。

ソンミンは汗にまみれたキュヒョンを見て息が止まりそうになった。

「キュヒョン・・・」

よろよろとキュヒョンが二人に近付いてくる。
TV局の裏口の駐車場とはいえ人通りがあって、スーパージュニアのメンバーが喧嘩をしているなんて
外聞が悪い。
まだファンもうろついてるだろう。
ソンミンがキュヒョンに駆け寄ろうと体を反転させると、ドンヘはそれを拒むように腕を掴んだ。
そして、自分の背の後ろにソンミンを隠しキュヒョンの前に立ちはだかった。

「どういう・・・つもりだ」

言ったのは、ドンヘだった。

「ちょ・・・ドンヘ!」

ソンミンは前に出ようとするがドンヘによって押さえこまれてキュヒョンと対峙出来ない。
ドンヘの肩越しに苦悩しているキュヒョンが見え隠れする。

「ヒョン・・・どいてください」

落ち着いた低い声でキュヒョンが言う。
汗を拭うこともせず、ただじっと、ドンヘを見ながら。
するとドンヘは突然大声で笑い出した。


「ハハハッ!バカじゃねぇの?キュヒョン。お前今更何言ってんだよ!」
「ヒョン・・・」
「俺、言ったよな?もらうからって。聞こえなかったか?」
「ヒョン!」
「今更もう・・・遅いんだよ」
「そんなこと・・・まだ・・・わからない!」

ドンヘの背に隠されているソンミンを奪い取ろうとキュヒョンが駆け寄りソンミンの腕をぐいっと掴んだ。

「キュヒョン!」

近寄るキュヒョンをドンヘは思いきり押し返した。
その反動でソンミンの腕から手が離れキュヒョンの体が数歩後ろに下がった。

「ドンヘ・・・、ドンヘ!」

ソンミンが悲痛に叫ぶがドンヘは聞こえないふりをしてキュヒョンを傍に寄せ付けなかった。
キュヒョンを睨みつけ、悪いのはお前だと威嚇する。
そんなドンヘの背に隠されたまま、ソンミンは身動きが取れなかった。

キュヒョンの元へ駆け寄りたい。
ドンヘの背に隠れていたい。

そんな葛藤が入り混じる。

キュヒョンは見え隠れするソンミンから、動揺してるのがわかった。
伊達にずっと一緒に居たわけじゃない。
もう遅いとは思いたくない。
ここでソンミンを取り戻せれば、まだ自分は彼の元に戻れる。

そう、キュヒョンは思いたかった。

「ドンヘヒョン・・・。ソンミニヒョンと少し・・・話をさせてくれませんか?」

力ずくではもうドンヘから奪えない。
観念してキュヒョンは頭を下げた。
それでも、ドンヘは首を横に振る。

「ヒョン・・・」
「キュヒョン。遅いんだよ。」

頭を下げるキュヒョンを残し、ドンヘはソンミンの腕を掴んでその場から立ち去ろうとした。
これ以上キュヒョンといれば、ソンミンの心が揺らぐ。
せっかくここまでこぎつけたのに、ソンミンは自分の元から去ってしまう。
そんな恐怖感がドンヘを支配する。
早くキュヒョンの元から立ち去りたい。
早く、ソンミンをキュヒョンから引き離したい・・・。
そんな一心でドンヘはソンミンの手を引き歩き始めた。

「ドンヘ・・・ドンヘ、ちょっと待って!」
「・・・」

案の定、ソンミンが止まるように言ってきたのをドンヘは無視し続ける。
立ち止まれば、もうソンミンは戻ってこない。
そんな気がして怖くて止まれない。

「ドンヘ・・・ねぇ、ドンヘ!」

無理矢理ソンミンを引きずるように歩き続け、大通りに出ると無言でタクシーを呼び寄せ乗り込んだ。
まだキュヒョンの元へ戻りたいのか、ソンミンがタクシーに乗るのを渋る素振りをしてみせたが、
無視して座席に押し込んだ。

「酷い!ドンヘ・・・酷いよ!」

タクシーに乗り込んだ途端ソンミンが抗議するがドンヘは一切何も言わなかった。
かわりにドンヘはソンミンの手を強く握りしめる。

行かないで。
俺のそばから離れないで・・・。

この気持ちはソンミンに伝わるだろうか。

ドンヘは流れる景色を見る振りをして、ガラス越しにうつる泣きそうなソンミンの顔を見つめていた。
こんなことをしたら余計に手に入らないかもしれない。
けれども、こうするしか方法がなかった。
キュヒョンから奪い去るには、他に方法が・・・・。

ソンミンが居なくなるかもしれないという恐怖心を忘れるために、ドンヘはずっと手を握り続けた。


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Comment

says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012.09.20 19:15 | | # [edit]
ミサリン says... "いつも楽しみに…"
最近こちらを知って、いつも楽しみに読ませて頂いてます。こちらの強気なドンヘにやられてます。
キュヒョンも素敵だけど…やっぱり私はドンヘが好きです。
これからも素敵なお話待ってます!(^^)!
2012.09.20 20:17 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
鍵コメG様>>

 いつもコメントありがとうございます。
 やや修羅場でしたが、本当の修羅場はこんなもんじゃないですよねw
 ぎゅったんは少し反省しろー!っていうか、ぞんざいな扱いでごめんね・・・・と。
 このお話でぎゅったんの心情を書くとややこしくなるので、ドンちゃんとミン君中心に・・・・。
 なので余計にぞんざい感がw

 ただのヘミンになると、ぎゅったんどうしましょう。
 やっぱ弟分?
 ただのヘミン・・・・書きたいなぁ。うふ。
 
 こちらこそ、いつもコメントいただいてすっごく嬉しいですよー!!
 鍵コメGさまこそ、無理をなさらないで・・・。
 コメントしずらい時もあるかと思いますからん。
 でも、本当に嬉しいです。ありがとうございます~~!!!
2012.09.21 09:56 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: いつも楽しみに…"
ミサリンさん>>

 いらっしゃいませ~♪
 鬱々悶々系なお話しかありませんがw楽しんでいただけてとっても嬉しいです~。
 攻めなドンちゃんが好きなのと、ぎゅったん相手なのでいけいけどんどんでやってって
 もらってます♪
 ウネだとドンちゃんはこうは行かないかな?
 ドンちゃんファンなんですね~♪
 ヘミン楽しんでいただけるとうれしいです♪
 コメントありがとうございます^!
2012.09.21 10:02 | URL | #- [edit]

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