Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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ヒョンはつらいよ HaeminEnd *9

がんばれ!ドンヘ!!!



ヒョンはつらいよ HaeminEnd *9




こういう甲斐甲斐しさに、世の女性たちはドンヘに夢中になんだろうな、とソンミンは自分の手の甲に
キスをされた時、いたずらっこのように笑いながらソンミンの表情を上目使いで伺うドンヘに対し素直に
そう思った。

みんなの彼氏。

世の女の子は誰もがドンヘに恋に落ちる。
ドンヘもまた、自分は世の中の女の子全員の彼氏だと言ってはばからない。
彼には、人を引き付ける何かがあって、その何かを知りたくて誰もが夢中になってるのかもしれない。
そして、この男を自分だけの彼氏にしたい、自分にだけ優しくされたい、誰にでも優しい彼を
自分だけに振り向かせたいという衝動が沸き起こった時にはもうすでに、彼の虜になってしまっているのだろう。

ソンミンは、自分が女だったら、恋に落ちていたと思った。
自ら選んだ服を身に纏わせ、そして傅くように靴を履かせる。
従順な僕のように振舞う彼の仕草に、心を奪われないはずがない。
端整のとれた顔で微笑まれ、そして彼の好みに仕立て上げられていき、だんだんと彼に馴らされていく・・・。
それが至福の時だと思うようになっていくのだろう。

ソンミンは慌ててドンヘの唇から手の甲を離した。
熱っぽい口付けを受け、手からドンヘの激情が伝わってきそうになる前に、ソンミンは逃げるように
離れた。

「似合うよ」

もう一度、ドンヘはソンミンを上から下まで眺めながら満足そうに頷きながら褒めたたえる。
自分の選んだ服を褒めているのか、ソンミン自身を褒めているのかわからないが、
ドンヘに褒められて嫌なはずがない。

「あ・・・ありがとう」
「ホント、これプレゼントだから」
「でも・・・」
「約束しだたろ?俺の連れて行きたいとこに連れてくって。
だから、俺が全部任せてよ」
「うん・・・」

ソンミンは観念した。
賭けに負けた時点でこういうことは全て受け入れるべきなのだろう。
素直にソンミンは頷くと、ドンヘに続いて店から出た。
TV局に迎えに来てからずっと。
ドンヘの背だけを見て来た気がする。
背を向け続けているのはドンヘだけのせいなのだろうか・・・。

「ドンヘ」
「ん~?」
「ちょっと・・・電話しても・・・良いかな」

ソンミンにいわれ、ドンヘは顔を歪めて振り返った。

「どこに?」
「キュヒョンに・・・・」

「ヒョン!!」

ドンヘの声が通路に響いた。
背のかわりに見えるのは困惑と怖れと怒りの入り混じった顔だ。
そんなドンヘにソンミンは優しく笑った。

「ちゃんと・・・約束は守る。ここまで揃えてもらって、じゃあ帰りますなんて酷いだろ」
「でも・・・」
「なんかさ。ドンヘ。お前ずっと俺に背中向けてる」
「・・・・」
「そうさせてるのは俺のせい?」

言葉に詰まるドンヘにソンミンは微笑みながら話しを続けた。

「ちゃんと一緒に行くから。そのためにさ。俺、キュヒョンとちゃんと話ししなくちゃ」
「話って・・・・」
「今日は、帰らないぐらい言わないと・・・」
「今日だって、あいつ、帰ってこないよ」
「でも、きちんと話しをしないと。」
「ソンミニヒョン・・・」
「そうしないと、俺、お前と並んで歩けないし」

キュヒョンのことが心に引っかかったまま、ドンヘとは並んで歩けない。
せめて、キュヒョンに今日はドンヘと一緒に居ることを伝えておかないと、
素直にドンヘについて行くことが出来ない。
言わないとキュヒョンに気後れしながらドンヘとこれから過ごすのが目に見えている。

「だからさ、電話ぐらいさせてよ」
「ヒョン・・・」
「そんなに・・・信用ない?そんなに俺、約束破るように見える?」

ドンヘもまた、強引に連れて来てるという気後れがソンミンにあった。
いくら賭けの結果だとしても、ソンミンの了承も得ず自分の都合だけで振り回していると自覚はしていた。
だからこそ、キュヒョンが現れた時に必死で抗わねば、ソンミンはまた自分の手から離れ行ってしまうと
思ったのだ。
その恐怖はキュヒョンがいない今でさえも続いている。
手を握り続けなければ、ソンミンが行ってしまいそうで。
だから、キュヒョンに電話をして声を聞けば、帰ってしまうのではないかと気が気じゃない。
ソンミンのことを信用はしてる。
けれども、キュヒョンに電話をして欲しくない・・・・。

そんなドンヘの葛藤をソンミンは知ったのか、ふっと一瞬悲しい表情を浮かべた。
それからすぐに、ドンヘの手を両手で包みこんだ。

「守るから。絶対一緒に行くから」
「ヒョン・・・」
「ね?ドンヘ」

ソンミンは、ゆっくりドンヘに近付いた。
それから、静かにドンヘの唇に唇を押しあてた。
驚くドンヘの顔から一度離して、もう一度口付ける。
ドンヘの肩に手を回し深く深く口づけると、ドンヘも応えるようにソンミンを抱き締めた。
狭く薄暗い通路で抱き合い、貪るように口付けを交わす二人の影がライトによって映し出される。

「ドンヘ・・・」

わずかに開いた唇の隙間からソンミンの声が漏れた。
その声にドンヘの体が熱くなった。

離したくない。
もう、彼を永遠に離したくない・・・。

ドンヘはがむしゃらに彼を抱き締め、荒ぶる心と体、全てを彼にぶつけたい衝動に駆られた。
それを制したのは、携帯の着信音だった。
うるさいぐらいに耳障りな着信音とバイブの振動で、ここが雑居ビルの通路だったということに気付かされる。
ようやく、ソンミンから体を離すと息があがっている彼のポケットから携帯を取り出した。

「キュヒョンだ」

そう。
こんなタイミングでかけてくるのはキュヒョンしかいない。
どこかで見てるんじゃないかと思うぐらいのタイミングで電話をかけてくる。
ドンヘは唇を噛みしめながら、ソンミンに電話を渡した。

「その前に・・・もう一度だけ・・・」

ソンミンの手の中で携帯が振動し続けている。
それでも、ドンヘは約束の証だとばかりにソンミンへ口付けた。




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Comment

はしし says... "むっきゃあ~!"
むっきゃあ~!o(`▽´)o 興奮し過ぎてこんな顔になりました。

ああ~強引さに弱さを隠してるドンちゃん!迷ってるけど芯のあるミン君!ぎゅったんには…キュミンルートを読んでちょっと一休みをお願いして(←こらこら)、続きを待ちたいと思います。ふふふ(*^o^*)
2012.09.25 11:48 | URL | #YmpeaqZA [edit]
gyugyu says... "やばいっ!やばいっ!!"
危うくドンヘ落ちしそうになりました~^^

キュヒョンが不利な状況だっていうのに、私ったら・・・。でも、今回はドンヘを応援しちゃう(←ひどいペン)

頑張れ~、ドンヘ!もう一押しだ!
2012.09.25 13:38 | URL | #- [edit]
mapimama says... ""
ドンへ...好きや〜!
強引だけど、自信が無かったり...かわええ!!そして、ソンミン...チューしてくれた〜!!(><)嬉しかっただろうな〜〜
はふ〜、幸せvv

続きが楽しみ過ぎです〜!
2012.09.25 13:41 | URL | #- [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012.09.25 19:01 | | # [edit]
志乃 says... "おおぅ!"
先ほどは、どうも!
楽しかったです、ありがとう!

パソコン開いて、すぐまぴさんに会っちゃったから、
今日のまだ読んでなかったよ!
おおう、ドンちゃんがって言うか、ミンくんが!
なんか進んでるじゃないのーーー!
ここから、キュヒョンが~・・・・・・ふふふふふ。
ミンくん、やっぱりかっこいいね~♡
いいわ~。
ドンちゃんのシャツのはだけっぷりって、
うっかり手を入れたくなるのは
わたしだけかな・・・?
2012.09.26 00:12 | URL | #YM16R1CM [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: むっきゃあ~!"
はししさん>>

 むっきゃー!ってなってもらえましたか!
 いけいけドンちゃん、GOGOドンちゃん!
 そんな一面だけじゃないのがまた萌えるかなぁ・・・・なんて。
 ますますぎゅったんが不憫に・・・・・・・。

 続き楽しみにしていただいてて嬉しいで~す♪
2012.09.26 12:28 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: やばいっ!やばいっ!!"
gyugyuさん>>

 あぶないあぶない!!
 でも良いですよ~ドンヘ落ちしてくださいよー。
 みんなの彼氏ですから大丈夫ですよw
 
 ホント、ぎゅったん不憫過ぎてすみません
2012.09.26 12:28 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
mapimamaさん>>


 ドンヘーーーーーッ!
 そんなドンヘにミン君も・・・・・・・うふ。
 これからこの二人に甘い時間は来ますかね。
 来るかな!?
 来て欲しいwwww

2012.09.26 12:29 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
鍵コメG様>>


 ミン君も結構流されてきましたよwwww
 でもこれだけされて流されないわけがないw
 そして、ますますぎゅったんが不憫になっていきます・・・・・・・。

 ドンちゃんにエスコートされてみたいですねー。
 あなた色に染めて!!みたいなw
 
 ぎゅったんの必死さも今回ばかりは・・・・。
 ああ。やっぱキュミン前提のヘミンはつらいー。
2012.09.26 12:31 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: おおぅ!"
志乃さん>>

 昨日はどうもありがとうございましたー!
 とっても楽しかったです~。

 もうこちらを読んだものと思ってwwwww勝手に話ししててすみませんえん。
 ホントにこの3人どうしましょうねw
 ってまだなやんでおります。
 上手くまとまると良いんですが・・・・・。

 ドンちゃんの服はだけてたらもちろん手入れたくなりますよ!
 うっきゃー!!!

 またぜひぜひお話しましょうね!
2012.09.26 12:33 | URL | #- [edit]

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