Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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ヒョンはつらいよ HaeminEnd *12

最近なかなか素敵画像を探せなくて・・・・。
お話とイメージがあう写真なんて早々ないんですがね。探しちゃうんですよねw
でもない―!
のです。ゴメンネ。


ヒョンはつらいよ HaeminEnd *12




ドンヘが予約をしていたという店は、最近TVや雑誌でも紹介されていた有名なイタリアンのお店だった。
店に入るとウェイターが個室へと案内してくれたが、店は他に客の姿がない。
食事をする時間には遅いのかもう閉店間際なのか、ソンミンはウェイターの後を歩きながら
豪奢だが落ち着いた雰囲気のある店内を見まわした。

「ど?気に入った?」
「う・・・うん・・・」

他の客がいないのが気にかかったが、ソンミンが今まで来た店のどこよりも高級でどこよりも
雰囲気が良かった。
気に入らないはずがないが、緊張して上手く返事が出来ない。

「なに緊張してんの?」
「だ・・・だって・・・高そうだし・・・」
「え?何それ」
「こういうとこ・・・そんなに来たことないから」
「へ~」

小声で話しをしているうちに、ドンヘが予約したという個室に通された。
ソンミンに先に入るよう促され個室に入ると、薄暗い室内のテーブルを中心に
淡いろうそくが灯り、壁にも同じようにグラスに入ったろうそくの灯がともされていた。

「わぁ・・・・」
「どう?」
「素敵・・・・だね」
「でしょ?」
「さ。どうぞ」

と、ドンヘは椅子を引きソンミンが座るのを待った。

「ちょ・・・俺、女の子じゃないんだからエスコートしなくても・・・」
「そう?でもたまに良いんじゃない?」
「まぁ・・・うん・・・・」

ドンヘの行為に素直になろうと決心して付いて来たからには、こういうことも素直に受け入れた方が良いのだろう。
ソンミンはドンヘに促されるまま椅子に座り、ドンヘが座るのを待った。
ウェイターがワインを二人のグラスに注いでいる間もやけに落ち着かず、向かい側に座るドンヘはゆったりと
構えていた。

「なんか・・・人が全然いないね。俺たち遅いからかな」

そう問うと、ウェイターがチラリ・・・とドンヘの顔を見た。
ドンヘも少し肩をすくめてバツが悪そうにする。

「え?何?」
「実はさ、貸切なんだ」
「え??」
「個室予約したけど、やっぱ他の人がいると嫌だからさ、無理言って・・・貸し切ってもらったんだ。」
「ドンヘ・・・」
「せっかく二人で居れるのに、他の人の声が聞こえるの嫌だから」

ウェイターが居るのにも関わらず平然とドンヘが言ってみせる言葉にソンミンの頬が赤く染まった。
どう答えて良いかわからず俯いているうちに、ウェイターがワインを注ぎ終わって退室していった。

「乾杯」

ドンヘが赤ワインの注がれたグラスを高く持ち上げた。
日ごろお酒を飲まないドンヘだが、こういう時は舐める程度には飲むようで、自身のグラスに入ったワインを
乾杯の後一口飲んだ。

自分の顔が熱く感じるのは、空きっ腹にワインを飲んだせいだろうか。
次々と料理が運ばれ、そのどれもが美味しい。
ワインもいつもキュヒョンと飲んでいて慣れ親しんだ味だと思っていたが、ドンヘと飲むとまた違って感じる。
そして、グラスの向こうに映るドンヘはいつもより饒舌だった。
何気ない話しをしながら、美味しい料理を食べる。
久しく忘れていた感覚だ。
いつも忙しなく料理を食べ、美味しいか美味しくないか感じる前に飲み込んでしまう。
口を開けば仕事の話しや芸能界の噂話を聞かされ辟易していたところに、ドンヘの何気ない話しが心に染みいる。
それでもドンヘと話しをしている間、ちらり・・・とキュヒョンのことが気にかかった。
キュヒョンともこういったおしゃべりをしたり、美味しいものを食べたりしていたはずなのに、それがもう遠い昔のように
思える。
キュヒョンを求めて抱きあったのはいつだっただろう。
そんな風に思うほど時間は経っていないのに。

「ヒョン?」
「あ・・・ごめん」

ワインをゆっくりくゆらせながらキュヒョンを思う。
ソンミンが赤ワインの豊潤な香りでキュヒョンとの思い出を少しずつ引きだされて行くのを黙って見ているドンヘでもないが、
けれど、傍にいても居なくてもキュヒョンの残り香を消せないことに小さく唇をかんだ。
その口惜しさを見せるわけにもいかず、ドンヘはハッと見上げるソンミンに頬笑みを浮かべてみせた。

「美味しい?」
「うん・・・もちろんだよ。美味しくないわけないじゃん」

ソンミンは、ハハッと慌てて皿に残っているものを食べ、キュヒョンの思いをうち消そうとしていた。

「ヒョン。無理しないで良いよ」
「え?」
「苦しいんだろ?」
「ドンヘ・・・」
「キュヒョンのことを考えて苦しんでるだろ?」

言われ、ソンミンは弱弱しく頭を振った。
そして、今にも泣きそうな壊れそうな儚い笑顔を向ける。

「違うよ」
「違わないよ」
「今は・・・キュヒョンのこと考えてないから・・・」
「嘘つけ」
「ホントだよ」
「じゃあ、何・・・考えてるの」

言葉に詰まる。
そんなソンミンをドンヘの茶色の双眸が射抜く。
嘘だとバレていても、キュヒョンのことで泣きごとをドンヘには言いたくなくて、必死にかわりの事を言おうとするが
思いつかない。
焦れば焦るほど、頭は真っ白になり言葉が出てこない。

「良いよ。言わなくて」
「ごめん・・・」
「腹立つから、キュヒョンのこと考えんなよ」
「考えて・・・ない」
「嘘ばっかり。少しはさ、俺のことも考えてよ。今一緒に居るんだし」
「考えてるよ」
「たとえば?」
「たとえば・・・・ワイン、飲んで大丈夫?とか」
「え?そんなこと?」
「だって・・・ドンヘ、お酒弱いから」
「弱いから・・・何?」
「え?何って・・・・」

じっと・・・ドンヘはソンミンを見つめた。
おちゃらけた顔ではなくて、真剣な顔で居るドンヘに見つめられ、ソンミンの心臓が意味もなく早鐘を打った。
熱を帯びた瞳が嬲るような光を宿しねめつけてくる。

「酒に酔って・・・役立たずにでもなるっていう心配?」
「や、そう言うことじゃなくて・・・」
「そんなに飲んでないし、大丈夫だよ。ヒョンを喜ばせることぐらいどうってことない」
「ドンヘ!」
「何?俺に最後までついてくるって決めたんでしょ?そういうことも・・・決めたんじゃないの?」
「だから・・・」
「覚悟、決めなよ」
「ドンヘ・・・・」

グラスに残されていたワインを一気に飲み干し、ドンヘは手の甲で荒々しく口元を拭った。
ソンミンはその仕草にドキリ・・・とする。
それからすぐにドンヘは立ち上がり、ソンミンの腕を掴んだ。

「もう、出よ」
「え・・・ど・・・どこに・・・・」
「さぁ・・・。いいトコ?」
「ド・・・・ドンヘ!!!」

そしてニヤリ・・・と笑うと、ドンヘはソンミンを連れ出した。


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Comment

はしし says... "ドンちゃ~ん!!"
ぐっは~!強引なドンちゃん!キデヘドチョアLet's go!?ミン君はどうなっちゃうのかしら。ぎゅったんとドンちゃんの間で揺れてるけど、ドンちゃんが逃がしませんよね!あああ~たまりません!(*^o^*)
2012.09.28 11:59 | URL | #YmpeaqZA [edit]
mapimama says... ""
\(//∇//)\ゴクリ。
たまらん、ドンちゃん。
次は、どこへ…♪(´ε` )はあー、待ち遠しいわ~って何が?\(//∇//)\
2012.09.28 12:17 | URL | #- [edit]
kakawo says... "こんばんは"
先日はあんな自己満駄ブログへお越しいただきありがとうございました(^^)

ドンヘの強引なとこ、素敵すぎます(;_;)
最後の「さぁ…。いいトコ?」って台詞なんて、もう完全に心臓鷲掴みにされてしまいましたよー(*´Д`*)

ギュが可哀想ですが…ドンちゃんファイティン!!
ソンミンさんが堕ちるまであとちょっと!笑
2012.09.28 20:00 | URL | #- [edit]
志乃 says... "こんばんは~!"
今日はありがとう!
出来た出来た!出来ました!
でも、時間切れ(笑)
もっと早く聞けばよかったwww

ドンちゃん、押せ押せだー♡
ニヤリと笑って、どこ行くのー!?きゃ♡
わたしも、おいしいイタリアン食べたいな。
続き楽しみにしていま~す(*^_^*)
2012.09.28 23:09 | URL | #YM16R1CM [edit]
gyugyu says... "あわわ・・・"
い、いいトコって・・・・・・

どこですかぁぁ(*´Д`*)ハァハァ・・

続き楽しみに待ってますw
2012.09.29 00:30 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ドンちゃ~ん!!"
はししさん>>

 やっぱこれぐらい強引にしないと、ミン君はゲトできない!と予想しております。
 それだけぎゅが好き・・・・!?うーん。
 このヘミンエンドでぎゅの心情書いてたら終わらない!!ので、ぎゅは割愛w
 すでにキュミンエンド書いてるから許してね、ぎゅったん♡
 これからドンちゃん、ラストスパートですよ~!
 がんばるじぇ~!
2012.09.30 09:33 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
mapimamaさん>>

 ドンちゃん・・・・・・。
 なんかたいしたことない場所ばっかですみませんw
 もっとなんか素敵な場所へ連れてってあげたかった・・・・。
 そろそろラストスパートです。
 ドンちゃんともどもがんばりまーす!
2012.09.30 09:34 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: こんばんは"
kakawoさん>>

 こんにちは!
 いや~ん!素敵なブログじゃないですか!
 色々和ませてもらってますよ~♪これからも更新楽しみにしております★
 
 kakawoさんのドンヘ落ち!?まであとちょっとですかね?
 ミン君と一緒にぜひ落ちてください♪
 でも、そこまでかっこよく書けるかちょっと不安・・・。
 なのですが、最後までお付き合いくださいね!

2012.10.01 00:25 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: こんばんは~!"
志乃さん>>


 出来ましたかー!?
 良かった、良かった♪
 気付いて良かったw
 
 ドンちゃん、おせおせおせおせおー!
 イタリアン、ドンちゃんと一緒に食べに行きたいな~~~~~~ぁ。
 どこでも行きたいな~~。
 緊張して食べれないかなw
 また遊びにきてくださいね!
2012.10.01 00:28 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: あわわ・・・"
gyugyuさん>>


 いいトコ・・・・・・・・でしたか!?w
 たいしたとこじゃなくてミアネヨ・・・・。
 
 続き、もうしばらくお待ちくださいね~♪
2012.10.01 00:30 | URL | #- [edit]

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