Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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ヒョンはつらいよ HaeminEnd *20







ヒョンはつらいよ HaeminEnd *20



まさかドンヘが事務所に居ると思わず、そして今キュヒョンの元へ行こうとしている自分を止めようと
現れたことにソンミンは少なからず動揺を受けた。
それでも、その動揺をドンヘに悟られないように笑顔を作ると、ドアノブにかけようとしていた手を引っ込めて扉から離れた。
中に居るキュヒョンにドンヘとの会話が聞こえないように、なるべく練習室から離れた場所でドンヘと向き合った。

「どうしたの?ドンヘ」
「ヒョン・・・これから・・・キュヒョンと・・・」
「ああ・・・」

すでに、ドンヘはキュヒョンが練習室の中にいて、これから二人で話しをすることも知っていて。
不安に駆られて走ってここまで来たのだろう。
ドンヘの黒い瞳がソンミンを見つめる。
その瞳の奥に、不安と恐怖が入り混じっていた。
引き留めたい気持ちでいっぱいなのだろうが、ドンヘは練習室に入るなとは言えず、ただ唇を噛みしめてソンミンの言葉を待っていた。

ソンミンは微笑んだ。
そして、自分の元へドンヘを引き寄せてそっと抱きしめた。

「ドンヘ。ドンヘが先に言ったんだよ。俺を信じろって。だから、ドンヘもさ俺の事信じてよ」
「ソンミニヒョン・・・」

二人が体を重ねドンヘが幸せだと言ってから、わずかな時間しか経っていない。
だからこそ、余計にキュヒョンと会うのが不安なのかもしれないが、ソンミンには今この瞬間しか、
キュヒョンに会う機会はないと思っていた。
強い意志を宿して、ソンミンがドンヘを見つめる。
揺らぐドンヘの瞳にもう一度微笑みかけた。

「ドンヘが信じてくれなきゃ、俺どうしていいかわからないよ」

その言葉を聞いて、ドンヘは小さく息を吐き、そして真っ直ぐな眼差しをソンミンへ向けた。

「わかった。あっちのロビーで待ってるから」
「うん」

頷いてソンミンは練習室へと向かおうと背を向けた。
その手をドンヘは掴んで離れた体をもう一度抱きしめた。
そして、耳元で愛を囁く。
ソンミンはその言葉に笑顔を返し、練習室へと姿を消した。

「ヒョン・・・・」

ドンヘは、頭をくしゃっとかきあげながら大きく息を吐き出した。


***


「キュヒョン」

練習室に入ると、キュヒョンは窓の外を眺めていた。
ソンミンに呼ばれて振り返ると、キュヒョンは穏やかな顔をしていた。
泣き腫らした様子もなく、ただ、ただ穏やかな笑顔を浮かべて振り返った。

「ヒョン。昨日・・・帰ってきたんですね」
「うん・・・遅くなって・・・」
「いえ。良いんです。俺、待ってませんでしたから」

待つなと言ったのは自分だったはずなのに、待っていないと言われると心が痛む。
タクシーの中でキュヒョンに言おうとしていた言葉は、全て頭から吹き飛んで行った。

キュヒョンの穏やかな笑顔を見て、ソンミンは全てを悟った。

キュヒョンはもう覚悟を決めたのだと。
罰ではなく、ソンミンの気持ちを認めるためにここに呼んだのだと。

「ヒョン。一曲・・・・聞いてもらえますか?」
「え?」
「俺、この部屋を出たら、もうあなたを想って歌うのをやめにします。
だから、最後に・・・1曲だけ。あなたを想って歌うことを許可してください」
「キュヒョン・・・」
「この部屋を出たら・・・ただのヒョンとマンネに戻りましょう。そして、ただの・・・同居人に戻りましょう。」
「キュヒョン!」

ドアの前で立ち尽くすソンミンにキュヒョンは近付かないように制し、デッキにCDをかけた。
スピーカーから、曲が流れてくる。

この曲は・・・。


♪Some say love, it is a river
 that drowns the tender reed.

ベット・ミドラーの歌う、「the rose」という曲だった。
最後に二人で見た映画が、このthe roseという映画で。
見た後にキュヒョンがしきりに口ずさんでいた曲だった。

いい曲だね。とソンミンが言うと、キュヒョンは嬉しそうに微笑んでいたのを思い出す。
映画が好きなキュヒョンだから、たくさん一人で映画を見ていて。
一緒になかなか映画を見ることが出来なかった中で、最後に見たのがこの映画だった。

♪Some say love it is a razor
 that leaves your soul to bleed
 
 
キュヒョンの歌声が練習室に響き渡る。
唯、ソンミンを想い、ソンミンのために歌う。
その最後の姿を、ソンミンは瞳に焼きつける。

この部屋を出たら、ただのヒョンとマンネ、そして、ただの同居人に戻る。

その瞬間までは。
それまでは。

キュヒョンの瞳から一筋、涙がこぼれ落ちた。
ソンミンは、歌い終わったキュヒョンに拍手を贈った。
そして、静かに練習室を出て行った。

**


ぎゅったんに何を歌わせようか、めっちゃ悩みました。
この曲にしようかどうしようか・・・・。
で、書き続けて行って、ハタと気付きました。
BL小説でこの曲名・・・・・・・・・・・。
狙ったわけじゃなくて、偶然で!!

や。そういうの抜きにしてw純粋にこのエエ曲だな~っと思って聞いてくださいw

他にも良い曲あったんでしょうが、歌のエピソードが思いつかなくて・・・。ううう。
ごめんね。ぎゅったん。

ベットミドラーのではなくて、westlifeがカバーした動画を貼っておきます。
女性の声より、男性の声の方が雰囲気似てるかなと。
ぎゅったん、歌ってくれないかなー。



あと、この流れは鍵コメHさんのコメントを参考にさせてもらいましたー!
ありがとうございます~♪



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Comment

はしし says... "ぎゅったん~!!!"
ぎゅったん~!!!一人宿舎で、練習室で何を思ったんだろう。ミン君の幸せ?笑顔かな?最後に歌を贈るぎゅったん、切ない…けれどヘミンルート!そんなぎゅったんを今から抱きしめに行っていいですか~!!(>_<)
2012.10.09 12:49 | URL | #YmpeaqZA [edit]
kakawo says... ""
会社の昼休憩中1人で暇だったので、ふと覗いてみたら更新されててすごく嬉しいです!

ギュがあまりにも穏やかすぎて…この心情に至るまでに彼の中でどんな葛藤があったのかを考えると悲しくて切なくて、泣けてきちゃいました(;_;)
15分後からまた仕事なんですけど、どうしましょう(笑)

歌はまた静かな所でギュに思いを馳せながらw聴かせていただきます~!
2012.10.09 13:14 | URL | #- [edit]
ara says... ""
えと、こちらでのコメントは(ほぼ)初めまして!
続きをとても楽しみにしていました。

あまりにもみんくんを愛し過ぎてしまったぎゅ。
どうやったら離れられるんだろうって考えてました。

離れ方も、やっぱり愛ですよね!!!(;_;)
ぎゅはみんくんをホントに大事にしてたから離れたんだと思うと…
もうぎゅが愛しすぎて…。

静かに去って行くみんくんも、返ってぎゅへの気持ちが伝わってくるというか…。せ、切ない…。

ぎゅ、がんばった!
ぎゅのためにも、みんくんはドンヘと幸せになってほしいです!
2012.10.09 15:31 | URL | #- [edit]
ひろみ says... "超感動!"
更新毎日楽しみにのぞいていましたが…今日は泣いてしまいました!!!

家についてから読んでほんとに良かったです(^o^;

キュヒョンの想いが込められた歌を聴きながら読んじゃったのも…鼻まで真っ赤になった原因ですね(笑)

別れを決意するまでどんな夜を過ごしたんだろう…切なすぎます(TOT)

次のお話ではキュヒョンが幸せだといいな…って真剣に願っちゃいました(^o^;
2012.10.09 21:24 | URL | #- [edit]
志乃 says... "こんばんは"
すっごいドキドキして、マジ泣きしました・・・。
ぎゅ・・・。
なんか、
言葉にならないー!
ぎゅ・・・頑張った~。
名曲ですね、ホント本人に歌ってもらいたい!!
ドキドキがおさまらないよー。
まぴさん、らぶ!!!
2012.10.09 22:32 | URL | #YM16R1CM [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012.10.10 01:11 | | # [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012.10.10 15:45 | | # [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ぎゅったん~!!!"
はししさん>>

 ぎゅったん!そうだった・・・ずっと一人で悶々してたんでしたw
 ぎゅったんの心情まで細かく書いちゃうと終わりそうにないので割愛w
 でも、はししさんのおかげでここまでの流れが決まりましたよー!コマウォヨ~♪
 ぜひぜひ!ぎゅったんを抱き締めにきてくださーい!
2012.10.10 16:39 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
kakawoさん>>

 その後大丈夫でしたか?
 まさかそこまで泣けていただけるとは思っておらず・・・。
 自分的に心理描写が弱いかな?伝わるかな?とドキドキしてたので、とっても嬉しいです。
 泣かせようと思って書いたわけじゃないので、余計に嬉しいでございますよー。
 泣いてもらって嬉しいなんておかしな話ですが…。

 ぎゅに思いをはせながら、ぜひ名曲を堪能してくださ~~い♪
2012.10.10 16:41 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
araさん>>

 おお~いらっしゃいませ~♪コメントとっても嬉しいです★
 
 私もどうやって別れさせようか、ずっと悩んでましてw
 ヘミンにするって決めた時は、別れ方決めてなくて、どんどん書き進むうちに、ハタと。
 そういや別れさせなきゃいけないんだった!と気付く始末ですw
 やー。もう悩みました。

 でもこうして、愛を感じていただけて、ぎゅったんに声援をもらえて嬉しいです。
 なんか、この王道な二人は別れさすの無理wってどんだけ思ったか。
 なので、次からヘミンはキュミン前提は止めますw
 素直に最初からヘミンでがんばりますw

 ぎゅのためにも、ドンちゃんとのラブラブ?な最後にしますね~。
 またいつでもコメントしてくださ~~い♪

2012.10.11 11:11 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: 超感動!"
ひろみさん>>

 いらっしゃいませ~。
 泣いてもらえるほど、感動してもらえましたか!!!
 ありがとうございます~!
 
 歌は、いろいろ候補があったのですが、歌詞の内容を考えてこれに決めました。
 機会があったら、ベットミドラーの方も聞いてみてください♪
 ぎゅったん的にはwestlifeの方が雰囲気ありますが…。
 
 今回予想以上にぎゅったんが可哀そうだったので、次はもっとほっこりと幸せなキュミンにしたいです。
 コメントありがとうございます~
2012.10.11 11:23 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: こんばんは"
志乃さん>>


 マジ泣きっすか!?マジッすか!
 うへへ。泣かせたったぜwww
 っていうか、なんかさらっとした別れかな・・・と思ってたので、反応もらえて良かったです。
 あれこれ言葉で伝えるよりも、ぎゅったん的にもミン君的にもエエかなと。
 ローズは名曲ですよね~。
 BLにはちょっと・・・な曲名ですけどもw
 志乃さんラブー!
 
2012.10.11 11:25 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: こんばんは"
鍵コメT様>>

 こんにちは!
 曲を聞いてもらえて嬉しいです~。
 結構雰囲気にあってるかな?と思って選んだので、お話と併せて聞いてもらえて良かったです♪
 ぎゅったん。こういう曲合うと思うんです。
 なかなか歌う機会もないかも・・・ですが、KRYのライブとかで歌って欲しいですね★

 コメントありがとうございます~!
2012.10.11 11:27 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: 初めまして^^"
鍵コメm様>>

 初めまして!いらっしゃいませ~♪
 きゅみんオンリー!だったんですね。ホント、今回キュミンオンリーのかたには
 申し訳ない展開が続いております。
 が、こうしてヘミンルートも楽しんでいただけて嬉しいです~♪
 ヘミンと言いつつもキュミンがないわけでもなかったりするのでw
 
 またいつでも遊びにきてくださ~い♪
 これからもがんばりますね!応援ありがとうございます!
2012.10.11 11:29 | URL | #- [edit]

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