Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

今宵の月のように (ヘミン)

祝!!!ドンヘ誕生日!オメデトーーーーーーーーッ!!


てなわけで、ドンちゃん誕生日です。おめでとう。
誕生日なのでお話を・・・と思いましたが、ヘミンルートをかき終わって完全燃焼した感wwがあって、
なかなか新作が書けず。

せっかくラブラブになったのに、今回、以前に書いたキュミン前提のヘミンで「ほうき星」という
お話があったんですがね。
その流れをくむ話しが書きかけだったので、無理矢理キュミン前提を取ってwヘミンのみで
書き進めてみました。
なので、ほうき星の続きっぽい感じではありますが、キュヒョンは全く出てきませんし、オンリーヘミンとして
ドンちゃんの誕生日祝いとして読んでいただけたらなぁと思います。
まだソンミンがドンヘの気持ちに気付いていないっていう設定でw


今日はたくさんの方がドンちゃんの誕生日を祝っていると思います。
私もひっそりこっそりとw
得意な?切な系な話しでお祝いをしたいと思います。
私、ラブラブ話しって無理なんじゃね?と実感したりもしてwwww

とにもかくにも、おめでとう!ドンヘ!!


今宵の月のように


月が出ていた。
さっきまで雲に隠れていた月がようやく顔を見せるようになり、夜空が明るくなり始めた。
空を見上げると、やけに月が輝いて見えるように思う。

ドンヘは、小さくため息をついた。

最近夜に雨が降ることがない。
今日も日中降って夕方には上がってしまった。
雨が降らないと寂しいと言い訳をして電話をすることが出来ない。
あの日した約束をもうソンミンは忘れてしまっているかもと思うとなんとなく気落ちする。
カムバックを控え、歌やダンスの練習、そして個人の活動があって、メンバーで集まってもゆっくり
話せなかった。
宿舎に戻ってきて気軽に会いに行こうと思えばいけるのに、なんとなく躊躇してしまう。

「はぁ~・・・・」

インタビューと雑誌の写真撮影が終わって帰る車の中で、ドンヘは盛大にため息をついた。
一緒に居たリョウクが眉をひそめている。

「何か・・・悩みごとでも?」

と、聞いてくるがドンヘは軽く首を振った。
ソンミンと一緒の階に過ごすリョウクをダシにしてこのまま一緒に11階へ行こうかと考えるがやめた。
顔を見ただけで満足・・・出来ないかもしれない。
最近話もろくに出来ず鬱々とした気持ちでいるから、余計に会ったら離れがたくなりそうで怖い。

「別に・・・なんでもない」
「最近のドンヘヒョンは上の空が多いですね」
「そお?」
「気のせいですかね?」
「うーん。気のせいだよ」


意外と人のことを見てる永遠のマンネにドンヘは驚きつつ、傍から見てもわかるぐらい
ぼんやりとしてるのかとショックを受けた。

上の空・・・上の空・・・ねぇ・・・。

リョウクに言われた言葉を反芻する。
何かをしていても、ふと、ソンミンのことが気にかかるようになった。
人の話を聞いていても、何か見ていても、そういえば、ソンミンは何をしているだろうと考えて
話を聞かないで適当に返事を返したりするようになった。
誰かにそれを指摘されたわけでも注意されたわけでもない。
けれど、リョウクに言われて気持ちが落ち着かない自分に気付いた。

「11階のメンバーは全員元気か?」
「え?元気ですよ?」
「そうか・・・」
「何か気になることでも?」
「そうじゃないけど…」

ドンヘは頭をかいた。
なんかリョウクに見透かされているようで、言葉の歯切れが悪くなる。


俺の気持ちはだだ漏れしてるのか?


と、気まずくなる。

リョウクは、変なの・・・とドンヘを横目で見て、その後持ってきていた本に目を落とした。
それから沈黙が訪れ、少しして車が事務所についた。
お疲れとお互い労って部屋へと戻る。
一日お疲れ様・・・と、ドンヘは自分に言ってから部屋の扉を開けた。

「お帰り、ドンヘ」

リビングに入ると、聞きたかった声が飛び込んできた。

「ソンミニ・・・ヒョン」
「お疲れ様」

ソンミンの隣にはシンドンが居て、二人で何やら話をしていたのだろう。
ドンヘが帰って来たのを見て、ソンミンは笑顔を向けた。
まさか来ているとは思っていなくて、ドンヘは固まってしまい、笑顔を向けることが出来なかった。

「ただいま・・・」

そっけなくそう言うのが精一杯で、そそくさと部屋に行ってしまった。

会いたい。

そう思っていたけれど、実際会って顔を見てしまうとなぜか胸が痛くなる。
心臓も早鐘を打ち、いてもたっても居られなくなる。
ドンヘは着ていたTシャツを脱いだところで、大きく息を吐き出した。
手を腰に当て、ふーっと息を出す。

「何?どうしたの?」

急に声をかけられ、ドンヘは思わず声をあげた。

「わぁ!!!」
「え?何?何??」

振り返ると、目を丸くしているソンミンがいる。
まさか驚かれるとは思ってなかったのだろう。

「あ・・・ごめん。まさか入ってくると思わなくて」

そして、自分が上半身裸だということに気がついて、あわててドンヘはパジャマの
かわりにしているTシャツを着た。

「ごめんね。なんか・・・ドンヘ元気がなかったから、どうかしたのかと思って」
「元気・・・だよ」
「そう?」
「うん。ヒョンはどうしてここに?」
「ああ・・・ちょっとドンヒと話したくなって」

ソンミンは同級生で趣味も考え方も合うシンドンとは最初から仲が良かった。
今まで気にはしてこなかったが、こうしてシンドンに話に来ることが何度もあった。
12階に来ないわけではなかった。
ただ、自分だけには会いにこない。
会いに来る理由も、共通の趣味も話題も乏しいソンミンが、敢えてドンヘに会いに来ることは
なかった。
その事をドンヘは十分すぎるほど知っていて。
だからこそ、夜の雨を理由にしないと会えないと思っていたのだ。

「なんか・・・疲れた顔してるけど、大丈夫?」

同室のイトゥクはまだ帰宅していない。
最近バラエティの出演が増えて、ウニョクと共に活動することが多くなり、同室のドンヘも
なかなかイトゥクとも会えないでいた。
ソンミンは、ベットのそばにあるパソコンデスクの椅子に腰を下ろした。

「なんで?」
「最近のドンヘ、なんか疲れてるみたいだから・・・」
「疲れてるんじゃなくて・・・」
「ん?」

ドンヘはその続きを言わなかった。
ソンミンはその言葉の続きを待っていたが、ドンヘが口を閉ざしてしまったので、
何も言えなくなった。

沈黙が二人を襲う。

ドンヘは、自分のベットに座った。
ソンミンの顔が見れずにうつむいてしまう。
黙っていれば、ソンミンは出て行ってしまう。
けれど、ドンヘは気のきいた言葉が浮かんでこなくて歯がゆくてたまらない。

何を言えば良いのかわからない。
どんな話をすればいいのかわからない。

沈黙はわずかな間だった。

けれどもソンミンは、話をしないドンヘが疲れているのだと思って立ち上がった。

「ごめんね。もう俺行くね」

その声にドンヘはハッとした。
顔をあげると、少し困ったような笑顔を浮かべてソンミンが見下ろしていた。

「ま・・・待って・・・」

行こうとするソンミンの腕をつかむのが精いっぱいだった。
腕を掴まれたソンミンは目を丸くしたけれど、すぐさまいつものように柔らかい笑顔を向けた。

「どうしたの?」
「あと・・・もう少し・・・」
「ああ、そういやドンヘそろそろ誕生日だったよね?」
「あ・・・う・・うん」

人の誕生日は細かく覚えているが、自分の誕生日になると前日か当日にようやく思い出すぐらいなのに、
ドンヘはまだ少し先の自分の誕生日のことをソンミンが口にしてドキリとした。
本当は誕生日のことじゃなくて、もう少し傍にいて欲しいというつもりだったのだが。

「プレゼント・・・何が良い?」
「なんでも良い」
「そんなの困るー」

と、ソンミンが笑う。

ヒョンが欲しい。

って言ったら、くれるかな?
俺に全てを捧げてくれるかな?
一日だけでも良い。
ヒョンの全てを俺に頂戴?

無邪気に笑うソンミンの横顔に願望を吐き出す。
もし、本当に願いが叶うなら・・・と。

けれども、それは言えない言葉の数々で。
ドンヘは聞こえないようにため息をついて、適当なものを言った。

「本当にそんなんで良いの?」
「もちろん」
「じゃあ、用意しておくね」
「うん」
「じゃあね、ドンヘ」
「うん」
「おやすみ」
「おやすみ」

パタン・・・と扉が閉まってソンミンは部屋から出て行った。
ソンミンの残り香を吸い込みながら、ドンヘは仰向けにベットに倒れこんだ。

「誕生日・・・か」

あと少し。
ほんの少しで誕生日。
どんな華やかな誕生会よりも、どんな豪華なプレゼントよりも、ヒョンが欲しい。

なんて、わがままかな。


窓の外では月が輝いている。
今宵の月のように綺麗だったソンミンを想いながら瞳を閉じた。
良い夢が見られるように祈りながら。


+END+




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Comment

mapimama says... ""
まぴこさま、おはこの(?)悶々(^^)/

お月様見上げているドンちゃんが、切ないです。

お誕生日に、ヒョンがほしいなんて...。
そのプレゼント、まぴこさまがかなえてくれるといいな!!(^^)/~


2012.10.15 21:16 | URL | #- [edit]
志乃 says... "いやん"
せつない~♡
すごいせつないドンヘ~。
ドンヘ、お誕生日なのに悶々(笑)

相変わらず、ミンくんがいいなぁ。
2012.10.15 22:44 | URL | #YM16R1CM [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
mapimamaさん>>


 もーーーーーー!私どうしてこういう悶々系しか書けないんでしょうかねw
 mapimamaさんに甘い話しの作り方習いたいです・・・。

 ドンちゃんの誕生日も無事に終わったってのにね。話しはまだまだです。ぎゃふん。
 いつもありがとうございます~。

2012.10.16 10:23 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: いやん"
志乃さん>>

 ホント、いつも悶々でごめんねw
 誕生日ぐらいはっちゃけさせたかったんだけど、書きかけだったから良いかーみたいなw
 幸せな二人をね。いつかはね。むふ。

2012.10.16 10:24 | URL | #- [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012.10.16 19:16 | | # [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
鍵コメG様>>


 こんばんみー!

 企画モノって企画力がないのでw苦手なんですが、今回はなんとか・・・・www
 つーても、ほったらかしてあったのに手を加えただけなんですが、それなりにかけたかなぁと。
 
 キュミンは安定してるので、こういう悶々はかけないんですが、ヘミンだと悶々続きですw
 なんでだろー。
 こういう悶々がドンヘには合う気がしてw
 ウネだとまた違うんですけどもね。

 いつもコメントありがとうございます♪

2012.10.16 20:29 | URL | #- [edit]

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