Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

SPY v.s SPY (キュミン)

spy-min.jpeg







SPY v.s SPY






「キュヒョン・・・・俺に・・・銃を向けるの?」

目の前にはソンミニヒョンが立っていた。
金色の髪を雨で濡らし、そして頬は涙で濡らし。
まるで天使のような出で立ちの彼はずぶ濡れになって俺の前で泣いていた。

「ソンミニヒョン・・・」

先に裏切ったのはあなただ。
俺は、あなたを信じていたのに・・・・。

「撃てばいい。お前が信じた俺を・・・撃てばいい」

銃口を構えて立つ俺にヒョンは腕を広げた。
さぁ・・・と、顔を少し上げて俺を見下ろしながらヒョンが言う。
目の前にいるのは、誰だろう。
俺の知っているイ・ソンミンなのだろうか。

下卑た視線で俺を見下ろし煽りたててくる。

「さぁ・・・撃てよ」

俺はぎゅっと目を閉じる。
撃てばどこに当たるかわからないほど銃を持つ腕は震え、そして俺の心は悲鳴を上げていた。

「ヒョン・・・ヒョン!!!俺は・・・あなたを・・・」
「そのセリフは聞きあきたよ、キュヒョン」

そう言って、ヒョンは笑った。
口角をゆっくりあげて、薄笑いを浮かべる彼は、もう、俺の知らない・・・スパイだ。


銃口から鉛が発射された衝撃と爆音に気が遠くなった。
俺が撃った鉛玉は彼を撃ち抜いただろうか。

「ヒョン・・・・ソンミニヒョン・・・・」







「キュヒョン・・・・どうしたの?」

ハッとソンミニヒョンの声で目が覚めた。
体を慌てて起こすと心配そうに反対側のベットで眠るソンミニヒョンが寝たままでこちらを向いて心配していた。
枕の下に置いてある携帯に目をやると、深夜の2時を回っていた。
全身汗だくで、下着もパジャマもべちゃべちゃになっている。

「すごく・・・うなされてたけど・・・」
「いえ・・・なんでも・・・」

そう言って、俺は微かに震える腕を押さえながらソンミニヒョンに答えた。

現実だ。
そう。
こっちが現実。

ソンミニヒョンを撃ち抜いたのは・・・悪い夢だ。

夢から覚めて良かったと心底思ったのは今日が初めてだ。
夢と現実の区別がつかないほど恐れ、震えた。
ソンミニヒョンに銃口を向け、そして彼を撃ち抜くなんて、夢にも見たくない。

「ヒョン・・・」
「ん~・・・」
「そっちに行って・・・良いですか」
「いいよ・・どうしたの?嫌な夢でも見たの・・・」

寝ぼけた口調でソンミニヒョンは言うと、そっと布団を開けてくれた。
そこに俺はパジャマの上だけ着替えてすべりこんだ。
ヒョンの体温で温かくなっている布団に俺の心が一気に癒された。

ああ。
ヒョンだ・・・。
ヒョンの・・・・匂い・・・・。

子供のようにヒョンにしがみつくと、ヒョンがその手に手を重ねてくれた。

「どうしたの・・・・」
「ヒョン・・・」
「俺・・・あなたを・・・撃つ夢を・・・・」
「ふぅん・・・」
「怖くて・・・」
「大丈夫だよ・・・俺は生きてるよ。ほら・・・こんなに温かいでしょ?それに聞こえる?
ドクン、ドクンって。」

ヒョンが心臓に俺の手を持って行き、心臓の鼓動を聞かせてくれた。

ドクン。ドクン。

生きている。
あれは夢だ。
夢だった・・・・。


「俺は死なないよ」
「はい・・・」
「キュヒョンを残して・・・死なないよ」
「はい・・・」

ヒョンのぬくもりが、匂いが、鼓動が、俺を安心させてくれる。

「夢だよ、キュヒョン。悪い・・・夢だよ」
「はい・・・」


スパイと知りながら愛したソンミニヒョン。
夢の中でさえも、愛して愛して・・・愛していた。

寝ても覚めても、俺は彼に囚われている。

ヒョン。
あなたになら。
俺は撃たれてもかまわない。

あなたがもし、俺を殺したいのなら、喜んでこの身を差し出そう。

ソンミ二ヒョン・・・・。

あなたが望むなら、この全てを・・・・。


「キュヒョン・・・・」


夢現なヒョンがそっと囁いた。

「キュヒョン・・・・愛してるよ」


「ヒョン・・・俺も・・・愛しています」

俺は小さく体を丸めて眠るヒョンを抱き締めた。



+END+





今回は同じSPYの題材でもぎゅったん目線でした。
ヘミンもしようかな・・・・。

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Comment

蒼海 says... "SPYで連作ですねぇ。"
同じ題材でも主役が変わるとずいぶんと変わりますね。
みんくんの時は可愛かったのに、今回はシリアスに…。

でもでも、いいですか?言っても…


ぎゅよ、おぬしにはソンミンは撃てぬだろうよ。


そして、間違いなく返り討ちにあうことでしょう。

す、すみません。素敵なお話を汚してしまった…。
ソンミン氏に撃たれてきますm(_ _)m

(また寝てますね~★)
2012.10.23 14:02 | URL | #ihMNMLjo [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: SPYで連作ですねぇ。"
蒼海さん>>

 ぎゅったんでかわゆいのが思いつかなくて・・・w
 
 でも、意外とぎゅったん、ミン君撃てちゃうんじゃないかなぁ。
 撃って欲しい!
 そして、大後悔で大号泣だよ。
 そこでさらに愛深まるw

 んでんで!
 またキュミン寝ちゃってますねw
 もー。

 コメントありがとうございます♡
2012.10.23 21:52 | URL | #- [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012.10.23 23:17 | | # [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
鍵コメgさま>>

 いつでもいらっしゃいませ~~♪

 ぎゅったん、まさか撃つとは・・・ですよね~。
 でも、意外に撃ちそうだと思ってますw
 
 ミン君の慈しむ眼差しに癒されますよね~~♪
 私もそんな目でみてもらいた~~い!!
 
 最近キュミンのお話が少ない?かもですが、またぜひ来てくださいね~~♪
2012.10.24 09:20 | URL | #- [edit]
さんぼ says... "やっと・・・、初コメです。^^"
まぴこさん、こんばんは。^^
拍手はしていても、コメをする事が出来ず・・・、こんなに時間が経ってしまい・・・、恥ずかしながら初コメです。><
ヘミンでは、”へ”ってやっぱりかっこいいんだなって思い、しかしキュミンが大好物なモノで”やっぱりキュミンがチェゴ。”と思いつつ・・・、うん??いつも寝てる??てかミン君いつも眠そう??と・・・。
ナニを書いているのか分からなくなってきました。><
すみません。><
又お邪魔しに参ります。^^
2012.10.25 22:55 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: やっと・・・、初コメです。^^"
さんぼさん>>

 コメントありがとうございます~!
 拍手だけでもとっても嬉しいですのに、コメントも!
 さらに嬉しいでございます~。

 最近のキュミンは寝てばっかりでw
 寝る前のお話しか思いつかない私ですが、さんぼさんのブログを見て妄想力を養ってますw
 
 またいつでも遊びに来てくださいね~♪
2012.10.26 21:22 | URL | #- [edit]

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