Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

I Was A Spy (ヒョクミン)

hyokmin.jpg



I Was A Spy




俺の友達、イ・ドンヘは誰かに恋をしている。
絶対口にしないけど、俺は確信してる。

もう何年あいつの友達をやってて、何度あいつの恋を見守ってきただろう。
きっと、今回も似たような恋に落ちて、似たように恋が終わる。

そう思っていた。


「なー。ちょっとコーヒーでも飲みにいかねぇ?」
「コーヒー?」

珍しくドンヘが誘ってきて、俺は驚いたけど素直について行くことにした。
特に用事もなかったし、誘ってくるってことは奢ってくれるって期待して。
ドンヘってコーヒー飲むんだったかな?
俺はコーヒー牛乳は飲むけど、コーヒーはあんまり飲まない。
だから、行ってもカフェラテぐらいしか飲めないけど。

なんとなく浮足立つドンヘについて行って、辿りついた店はなんてことない普通のどこにでもあるカフェで。
こんなとこ、どこで知ったんだろう?って思うぐらい、有名でもなんでもない、ホントに普通のカフェ。
わざわざ連れて来るほど美味しいのかな?

ドンヘが手慣れた様子で扉を開ける。

「いらっしゃい。今日は友達と?」
「うん。」

何?うんって。
そんなキャラじゃないだろー、イ・ドンヘ!!

何良い子な振りしてんだよ。
もしかして、ここのバイトのウェイトレスちゃんに恋してんのかな?

俺はドンヘのいつもの席に座らされ、メニュー表を渡された。

「お前、何頼む?」
「ドンヘは?俺はカフェオレ~甘いやつ。」
「俺はもう決まってんだ」

そう言うとドンヘは嬉しそうにメニュー表を閉じて、カウンターの人を呼んだ。
そんなに大きくない店内だけども、廃れてはいないようでそこそこ人も入ってるようだ。
店員は何人ぐらいなんだろ?
そんなことを思いながらぼんやりしてると、金髪の男の店員がやってきた。

「もう決まった?ドンヘはいつもので良いの?」

ん?
なんか・・・・聞き覚えが・・・・・。

俺はすごく懐かしい声を聞いた。
もう何年も聞いていないけれど、何年も前は毎日毎日聞いていたこの声・・・。

ふと見上げると、そこには、もう会うことはないだろうと思っていた人が立っていた。

「ソ・・・・ソンミニヒョン・・・」
「あれ!?もしかして・・・ヒョク!?」

びっくりした。
もう少しで立ち上がるとこだった。
まさか、こんなところで、この人に会うとは・・・思わなかった。

「何?知り合い?お前」

ドンヘがじろじろと動揺してる俺を見てる。
やばい。
知らない振り・・・と思ったけど、ヒョンも俺の名前言ってたから、良いか。

「そ。知り合い。お前こそ、知り合いなの?」
「うん・・・ちょっとね」
「そか・・・」

と、俺は平静を装ったけど、声がちょっと上ずっちゃって。

「ヒョクは、何飲むの?」

あ・・・。
懐かしい。
ヒョンの声。

一瞬、俺は昔に戻った気がした。
人懐こい笑顔と柔らかい雰囲気は昔と変わらないソンミニヒョン。
ただ、あれから年月が経ってるから、あの頃みたいな弱弱しさはもう見えなかった。

「俺・・カフェオレ」
「相変わらずだね」

そう言って笑ってヒョンはカウンターに戻っていった。

「なんだよ、ヒョク!お前どういう知り合いなんだよ!!!!」

ドンヘが急にがっつくように聞いてくる。
ソンミニヒョンの前ではお利口ぶってたのに、なんだよ、その態度の違いは!

「ちょっと昔一緒に・・・」
「何!?」
「昔だよ、昔。もうすっごい昔。俺の方がびっくりだぜ、こんなとこで会うなんてよー」
「そうなの?」
「うん。全然会ってなかったよ・・・」


そう。
会ってなかった。
会えなかった。

俺たちは、昔、スパイになるための訓練所で出会った。
あの頃スパイになるために必死に努力して、大勢の仲間としのぎを削って生活をしていた。
ソンミニヒョンと俺とジュンスってやつと3人でスリーマンセルのチームを組んで
現場に出れるように訓練していた。
必死だった。
敵に殺されないよう、仲間に迷惑かけないよう、3人で生き延びて行く術を叩きこまれたあの頃・・・。

優しかったソンミニヒョン。
親友のジュンス。

俺たち3人で天下を取ろうと夢物語なようなことを言っていたあの頃はもう遠い過去の記憶だ。

俺は組織を抜けた。
一度入れば抜けるのが困難な組織だったけれど、俺は現場に出る前だったし、何せスパイの活動には向いてないって
組織から引導を渡されて、俺は外の世界に出た。

ソンミニヒョンはずっとあの世界に居続けているんだろうか。
そうだとしたら、ドンヘは知ってるんだろうか・・・。

つらかった日々も彼とジュンスが居たから頑張れた。
だから、抜けた俺には彼らと会う資格がないと思ってる。
今でもそれは変わらない。
あの頃を懐かしんでるのは、きっと俺だけで、ソンミニヒョンは突然ふらっと現れた俺を、もしかしたら・・・・。

「はい、どうぞ。ドンヘはいつものね」
「ありがとう~」
「はい、ヒョク」

目の前に頼んだカフェオレが置かれた。
その下にあるペーパーコースターに小さく文字が書かれていた。
あの頃使っていた暗号が小さく書かれてて、俺は思わずソンミニヒョンの顔を見てしまった。

「ゆっくりしてってね」

そう言って、ヒョンはウインクをして戻ってく。
ドンヘは何やらヒョンと話したかったようだけど、店内が忙しくなってきてドンヘにかまってる暇もなくなってきた。
俺は、ヒョンが書いた小さな文字をドンヘに見えないようにずらしながら解読した。

「ヒョク、元気だった?会いたかったよ。また今度ゆっくり話そうよ」

なんてことない言葉の羅列だった。
だけど、俺はどうしてか涙が止まらなかった。

「ちょ・・・どうしたんだよ、お前!何?どした?」

突然涙を流す俺にドンヘがオロオロしてる。
そりゃそうだよな。
泣くようなことなんて何も無いもんな・・・。

「ごめん、ドンヘ。なんかちょっと思い出し泣きってやつ?」
「はぁ?おかしな奴ー。」

それ以上深く突っ込まないのがドンヘの良いとこだ。
俺は、すぐ涙を引っ込めてヒョンが持ってきてくれたカフェオレをのんだ。
甘い、甘いコーヒー牛乳みたいなカフェオレ・・・。
よく、わがまま言ってコーヒー牛乳やいちご牛乳を買ってきてもらったっけ・・・。

カフェオレを前に物思いにふけっている間も、ドンヘはソンミニヒョンの姿を追っていた。

ドンヘ・・・もしかして・・・。

「な。ドンヘ」
「あ~?」
「お前さ、今好きな子・・・いるだろ」
「な・・・・なんだよ、突然!びっくりすんだろ!」

って、あからさまな態度に俺がびっくりだわ。
ほっぺた赤くして挙動不審って、もう典型的じゃん。バレバレじゃん。

「で?上手くいってんの?」
「い・・・いや・・・俺の片・・・お・・・思いで・・・・」
「え?」

あの、天下のイ・ドンヘが片思い!?
飲んでいたカフェオレを吹き出すところだった。
行くとこ行くとこ女の子が寄ってくるドンヘは、今まで片思いなんてしたこと・・・あるんだろうか。

いつも女の子から寄ってきて、いつの間にか恋が始まって、いつの間にか恋が終わってる。
その度ドンヘは傷つき、心をすり減らしてた。

ドンヘの恋愛はいつもそんなの。

だからこそ、ドンヘの態度は新鮮だ。
その相手がもし、ソンミニヒョンだったら・・・

きっとさ。
上手くいったらずっと大事にしてもらるよ、ドンヘ。
俺もあの頃そうだった。
仲間としてだったけど、ジュンスと3人で一緒にいたあの頃、たくさん大事にしてもらった。
だからさ、ドンヘ。
がんばれよ。

あの人は、夜道を照らす月のような人だった。
多分、今もそれは変わらないんだろう。

忙しそうにしているソンミニヒョンを俺は盗み見た。

ねぇ、ヒョン。
会えてよかった。

幸せそうで良かった。


また・・・来ても良いかな?
ヒョンの笑顔を見に。


+END+


****


 本当は!ウネをかきたかったんだけども、いつの間にかヒョクミンな雰囲気になったので、
ヒョクミンにしてみましたw
ウネー!ウネ~~~。難しいなー。
うちのウネは親友なので、いろいろかけそうな気もするんだけども。
うーん。

とりあえず、スパイシリーズはお終いかな?
でも、一番ヘミンのスパイが拍手多かったので、ヘミンでちょびちょびっと書くかもしれません。
スパイのカテゴリー作った方がエエかしら~。

皆さん、予告なしにwパラレルな話しになったスパイシリーズですが、
楽しんでもらえたようで嬉しいです~♪


ありがとうございましたー♡
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Comment

ふくほしママ says... "ヒョクミン♪"
ミン君と仲良しヒョク君、すごく可愛いですね~泣いちゃうとか、かなり萌えてしまいます!スパイシリーズ終わっちゃうのは寂しいですけど、パラレル続編あるとかなり嬉しいです。


全然関係ないんですが…
キノコ柄、可愛すぎです!!
2012.10.26 16:21 | URL | #- [edit]
はしし says... "ヒョクミン"
ヒョクミン?いやヘミン?ヒョクとミン君には見えない絆があるんだろうな。片思いドンちゃんが可愛いくて、ミン君とうまくいきますように!!(*^o^*)
2012.10.26 17:40 | URL | #U0En787g [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012.10.26 20:54 | | # [edit]
mapimama says... ""
ヒョクはソンミンと仲良しなんですね。スイマセン、未だにSJが把握できない私...一緒にラジオやってる人??(スイマセン、間違ってますか〜!多すぎてわからない〜!ミン君とキュヒョンとドンへとカンインとシンドンだけ把握しました!!!←もろまぴこさまの影響ですw)
なんだか、切ないですねスパイを引退したけど、お互いのこと思っていて。そしてヒョクはドンへもスパイだって知らないのかな?
(´Д`)〜スパイシリーズ楽しいです〜♪またヘミン読みたいww
2012.10.26 21:23 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ヒョクミン♪"
ふくほしママさん>>


 ウネとは違った仲の良さがヒョクミンにはあるな~って思ってます。
 ドンヘにはウニョクがいるように、ミン君にはシンドンがいるんですが(わたしてきに)、
 だけどもミン君にとってウニョクも大事だと思います。

 そういうのをお話で見せれたらなぁと思ってます♪
 スパイシリーズ、ヘミンの設定で(どんなw)若干続けて行こうと思います。
 ぎゅったんとカンインオッパのはちょっと違う設定な上に夢落ちだったのでw

 書きっぱなしのパラレル!
 すっかり忘れてましたw
 ぼちぼち設定固めて書いてきますね~。

 そして、キノコ!かわゆいですよね~。
 でも私スマホを持ってなくてPCの画面で見て設定してるので、もしなんかおかしいところがあったら
 教えてくださると嬉しいです♪

 コメントありがとうございます~!


 
2012.10.26 21:38 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ヒョクミン"
はししさん>>


 ウネだったのがヒョクミンになり、ヘミンになり・・・・。
 ヒョクミンの二人の絆って多分ウネとはまた違ったもので・・・。
 この友情を上手く書けるかどうかわかりませんが、これからもこの設定で書けたら良いなぁと
 思ってます♪
 
2012.10.26 21:44 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
鍵コメg様>>

 こちらこそ、いつも読んでいただいて、コメントもたくさんありがとうございます♪
 
 ヒョクミンはウネともシンミンとも違った絆が見えますよね♪
 ミン君総受けな私でもwウニョクとシンドンだけは純粋な友情の絆でしか絡ませられません。
 どうもウニョクって、そういうイメージないのでウネも友達になっちゃってるんですよね・・・。
 エろいウニョクが全然思いつきませーん。

 タイトルにスパイを付けるのが困難になってきたので、いったん終了ですw
 ちょっとタイトルに限界が・・・・・・。
 トゥクミンとかも考えてたんですけどもね・・・。

 これからは、ヘミンのその後の設定でちまちまと書けたら良いなぁと思ってます。
 鍵コメ様のアイデアも頂戴するかもです~♪
 いつでもアイデア大歓迎です♪
 ただ、そのアイデアを生かせなかったらごめんなさい・・・。

 g様の地域も寒くなってきましたか?
 これから冬ですね・・・。
 かぜが流行ってるので、g様もお体ご自愛くださいね!
 
 本当にいつもコメントありがとうございます!
2012.10.26 21:49 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
mapimamaさん>>

 ひょっくんはソンミンと、東方神起のジュンスと3人でデビューするはずだったんです。
 でも、ジュンスが先にデビューしちゃって、結局ひょっくんはソンミンとSJに。
 ちなみに、ヒョクは本名でウニョクがSJでの名前です♪
 私もやっとSJの名前と顔を一致したと思ったら、次は本名!?という衝撃がありましたw
 でもそこを超えると素敵な妄想が待っておりますw
 でも、その5人覚えただけでも十分ですよー!
 私の話にはそこらへんしか出てきませんw
 ちなみに、ラジオはリョウクです♪
 
 スパイシリーズ、案外書きやすくて、ぽっと出の設定だけども、やったね自分!って感じですw
 練りに練った妄想より、こうぽっと思いついたのが出来が良かったってありません?
 今回がそんな感じでw
 一度設定作っちゃえば後は楽ちん・・・・・なのですが、そろそろスパイというタイトルを
 付けるのに限界が来たのでwちょっとスパイはお休みです。
 でも、ヘミンでスパイじゃないタイトルで続けて書こうかなぁと思ってます♪
 
 いつもありがとうございます~~!
 
2012.10.26 21:53 | URL | #- [edit]
志乃 says... "こんばんは"
うわ!出遅れた!ww

ヒョクミン、せつなカワイイじゃないですか!
カフェにいるミンくんは、やっぱり今もスパイなのかな。
う~んミンくんは何をやっててもなんだか色っぽいなぁ。

まぴさん!
ウネ!書こうよ、ウネ!ww
ヘウンでも良いぜ~。
2012.10.26 23:54 | URL | #YM16R1CM [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: こんばんは"
志乃さん>>


 ヒョクミン、かわゆかった?
 どうもウニョクを上手く書けてない気がしてね~。
 
 このミン君は、ドンヘと付き合うちょっと前のミン君でスパイのまんまです。
 あの手この手やってる頃のドンヘでございますw
 でもあまりあの手この手を細かくやると、設定の粗さが目立つのでw
 そんなに書けませんが・・・・。
 
 ウネーウネね~・・・・。
 ウネなー。最初はこの話しもウネだったんだけどなー。
 ヘウン・・・・もっと書けないからwwww

 
2012.10.27 00:03 | URL | #- [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012.10.27 08:59 | | # [edit]
kakawo says... ""
スパイシリーズ、全部大好きです~!!
タイトルもお話に合ってて好きです(^^)

このヒョクミンはヘミンが付き合う前なんですね!
ヒョクはソンミンがスパイだって知ってるのに、ドンへは知らないってなんだかすっごく切ないです(;;)
ヘミンスパイのその後が気になりますね(^^)
2012.10.27 12:28 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
鍵コメp様>>


 こんにちは!
 コメントありがとうございます~!
 嬉しいです♡
 キュミンの萌え供給出来たでしょうか?
 最近全然キュミンが書けてなくて・・・涙。
 ヒョクミンかわゆいですよね~。
 いつまでも友達で居て欲しい二人です。

 またいつでも遊びにきてくださ~~い♪
2012.10.27 18:07 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
kakawoさん>>

 スパイシリーズ気に入ってもらえてよかったです~!
 結構さくっと書けたので、私もお気に入りです。

 短編なので、時系列ばらばらなんですが、
 一応、ミン君と付き合う前で、ドンちゃんが虎視眈々とw狙ってる状態です。
 多分、ミン君をゲットするためにヒョっくんがドンちゃんの力になってあげたと思いますよ。
 ここらへんも書けたら良いなぁ・・・と思ってます。
 ドンちゃんが知らないという切ない設定はこれから生きてくるのか来ないのかw
 中途半端な設定でどこまで続けれるかわかりませんが、一応世界が出来て来たので、
 ちょびちょびと続けて行けたらなぁと思います。

 またぜひ読みにきてくださいね~♪
 コメントありがとうございます~!

2012.10.27 18:10 | URL | #- [edit]
☆ニア☆ says... "やっぱり"
ヒョクミン!
いいですね!!
ウルっときました…

スパイシリーズは
胸キュンが沢山で本当好きです(^^)
大好きです(≧∇≦)
2014.09.28 19:17 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: やっぱり"
ニアさん>>

 ヒョクミンも、キュミンに続く絆が感じられるCPで、絶対性的なものはない二人です。
 他の方が書くので性的なものがあるのは全然良いのですが、私は書けないので・・・
 親友ウネに続く親友ヒョクミンです。
 と、ここまで書いて、私ヒョクちゃんにエロ要素を求めてないんだなーって気付きましたw
 アダルトビデオたくさん見てるっぽいのにw
 そういうのとは無縁な感じにみえるヒョクちゃんです。

 
2015.10.02 09:12 | URL | #- [edit]

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