Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

GOOD LUCK! (ヘミン) *2

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GOOD LUCK! (ヘミン) *2





「いらっしゃいませ~~」


いつもの時間より少し遅れてドンヘさんがやってきました。
彼はおしゃれで、普段着なんでしょうがとてもセンスが光る服装をしています。
正直・・・おしゃれとは言い難いソンミニヒョンに少し教えてあげて欲しいのですが・・・。

さらっとしたソンミニヒョンより少し濃い茶色の髪を首を振って目元からよけて、カウンターにやってきました。
お店に来た当初は奥のあまり目立たない席に一人で座って、ソンミニヒョンを盗み見してたんですが、
今はこうしてお店のカウンターの前に座って、堂々とソンミニヒョンを見つめるほどになりました。
生来の人懐こさと明るさで、輪の中心に来ても誰も嫌がらないのです。
お店の数少ない常連さんも、ドンヘだから・・・と諦めながらも受け入れています。
僕もそうで、もちろんなんだかんだ文句を言っていた兄さんも、ドンヘさんがカウンターに座ることを
今では当たり前のように思うようになりました。

「おはよーリョウク。今日も良い天気だなー」
「はい~。ドンヘさん、今日は何にしますか~」
「いつもの・・・って、おい、リョウク。いつまでも他人行儀にさん付けして呼ぶなよ。ヒョンって呼べよ」
「え~でも~・・・」
「良いじゃん。知らない仲じゃあるまいし」
「そのうち・・・」

いつの間にかドンヘさんは敬語で離さなくなり、僕にヒョンと呼べと言ってきます。
僕は人との距離の取り方があまりうまくないので、なかなかドンヘさんをドンヘヒョンと呼べないし、
軽口も叩けません。
でも、いつかもう少し仲良くなったらドンヘさんをいつかヒョンと呼べるんじゃないかって思ってるんです。
それまで待っててくれますかねぇ・・・。

「なー、ヒョンは?」
「え?兄さんですか?」
「違う。ソンミニヒョンだよ。決まってんだろ」
「あ~・・・今奥にいますよ」

今は、大事な打ち合わせをしているようで、ドンヘさんが来たら少し待たせておいてと言われてました。
待たせるも何も、ヒョンが顔を見せるまでずっと居座るんですから、そんな心配しなくても良いのに・・・。

「そっかー。すぐ来る?」
「わからないです~。今お客さんが来て、打ち合わせをしてて・・・・」
「そっかー。じゃあ、少し待ってる」
「はい~ごゆっくり~」

そう言って、ドンヘさんはコーヒーを飲みながら雑誌をつまらなさそうにめくり始めました。
ドンヘさんって正直なんですよね。
つまらない時はつまらない顔を隠さないし、ソンミニヒョンが来たら一瞬で嬉しそうな顔をするし。
これで本人ばれてないって思ってるんでしょうかねぇ。

「今日のクッキー、焼いたのお前?」
「そうです~。時間があったので焼いてみました~」
「じゃあ少し頂戴」
「食べてくれるんですか~?」
「だって、お前の美味しいもん」

たまに、ドンヘさん、さらっと嬉しいことを言ってくれます。
組織の中でどうドンヘさんが評価されてるかわかりませんが、他の仲間の話しを聞くと、
女たらしだとかどうだとか・・・って言われてるようです。
確かに、たらしかどうかわかりませんが、優しいし気が効くし、女の子の前だったら勘違いしちゃうかも
しれません。
ドンヘさんにその気がなくても、女の子がほっとかないでしょうねぇ。

「どうぞ~。褒めてくれたので、少しサービスです~」
「お!ありがとな~」

そう言って、僕の作ったクッキーを美味しそうに食べるドンヘさん。
なんだかんだ言って、僕もドンヘさんが来るの楽しみにしてるんですよ。
もしかしたら、いつか・・・一緒に働く時が来るかもしれませんしね。
でも、いつまで僕らが仲間だってこと・・・秘密にしてるんでしょう。
組織とドンヘさんはどういう契約をしてるんでしょう?
色々気になることがありますが、僕の範疇ではないので黙っているしかありません。

「うまいな~どうやって作ってんの?」
「普通にです~」
「おい。そんなこと言ったら会話終わんだろ」
「あ・・・そうですね~。ごめんなさい」
「何?お前俺の事・・・気に食わないの?」
「え?なんでそんなこと聞くんです?」
「だって・・・兄さんはさぁ・・・」
「兄さんが?兄さんだって、ドンヘさんのこと・・・結構気に入ってますよ?」
「マジで?」
「はい~。なんだかんだ言って、今日は来ないのか?とか、なんだとか言ってますし」
「そっかー!俺、マジで嫌われてんのかなって思っててさー!なんかちょっと安心した!」

と、無邪気にドンヘさんが笑います。

「俺さ・・・ソンミニヒョンに会いに来てるけど、お前や兄さんにも会いたいなって思う時あってさ。」
「そうなんですか~」
「だから、少しは気に入ってもらえてたら良いなって・・・」
「十分気に入られてますよ~」
「そう?だと嬉しいな~」
「はい~」
「今度・・・友達連れてきても良いかな?」
「友達ですか?」
「うん。女じゃねぇよ。男のだよ。もうあんな恥ずかしいとこ見せたくないし・・・女はこりごりだ」

以前にお店で女性にコーヒーをかけられてしまったのがトラウマになってるのか、それとも、ソンミニヒョンが
いるから女のヒトは必要なくなったのか・・・。
ドンヘさん、友達多そうですからね。でも、良いのかな?呼んでも。

「ヒョクチェって言ってさー。すっげー良い奴なんだよ」
「そうなんですか~」
「うん。どうしても・・・」
「はい?」
「なんかソンミニヒョンを見せたくて・・・」

でもまだ、恋人でもなんでもないじゃないですか。

って言いたいのを我慢しました。
好きな人だよって言いたいんでしょうね。
なんか恋愛初心者がよく友達にやるようなことですが・・・ドンヘさん。
そんなにヒョンのこと・・・。

「多分、友達連れてきたら喜ぶんじゃないですかね~」
「そうかな?」
「はい~。お客さんも増えるし・・・」
「そっかー。今度連れてこようかな。ヒョクのヤツ、案外忙しいんだよな~」

ぶつぶつ言いながら携帯を取り出して、ドンヘさんはメールを打ち出しました。
そのお友達に連絡を取ってるのでしょう。
僕はそっとカウンターから離れて、上の様子を見に行きました。

今日は他の幹部の方が来て、何やら任務の打ち合わせをしているようです。
僕は当然そんな打ち合わせの内容を聞かされることもないでしょうし、全く関係のないことです。
ただ、待ってるドンヘさんがちょっと可哀そうで・・・。


そっと部屋に近付いて聞き耳を立てると、ソンミニヒョンが声を荒らげてるのが聞こえました。
珍しい・・・。
こんな声出すことないのに・・・。

「俺は反対です!どうして!まだ彼は・・・」
「お前が反対しても多数決で彼は決まるだろう。無駄な足掻きはよせ」
「で・・・ですが・・・!」
「それは・・・アフロディテとして反対してるのか?それとも、ソンミンとして・・・反対しているのか?」
「どういう・・・」
「いや、無粋な質問だな。とにかく、もう少しあいつを使ってみて、手柄を立てたら奴は幹部だ」
「ゼ・・・ゼウス様・・・」

ゼウス様!!!

ゼウス様が来てらっしゃってたんですね・・・。
ゼウス様とは、12名の幹部の頂点に立っている方で、ほぼ組織を仕切っているリーダーで、神の中の神のような人です。
僕は一度も会ったことがありません。
ゼウス様に会える人物は本当に幹部か、ゼウス様の直属の親衛隊か・・・ぐらいです。
一目だけでもお顔を拝見したいと思いましたが、きっと僕の気配を察知され、兄さんとソンミニヒョンがお叱りを受けてしまいます。
まだ話しは終わらないとドンヘヒョンに言いに戻ろうとした時でした。

「とにかく!俺は反対です、トゥギヒョン!!」

僕は思わず振り返ってしまいました。
ソンミニヒョンの雄々しい口調とゼウス様の多分本名を聞いてしまったのです。
こんな下っ端の僕が聞ける名前ではなかったのに・・・。

「ソンミン。そう言うな。だがもうこれは決まる案件だ。いずれそうなるとお前も知らさせれていただろう」
「けれど、ドンヘに幹部はまだ・・・・」

え・・・今なんて?
ドンヘさんが・・・・幹部に?

「早いも何も有能な者を上にあげずにどうする」
「下で使ってきてお前だってわかってるだろう?ただの使い走りで終わるようなヤツじゃないと」
「しかし・・・」
「私情は捨てろ、ソンミン。お前はソンミンである前にアフロディテだ。組織のことだけを考えろ」
「ですが・・・・ですが!」
「お前が組織を抜けたいのは知っている。」
「トゥギヒョン・・・」
「ドンヘを幹部にしたくないのはわかる。だが、それは全てお前の私情だ。わかるな?」

僕は息をするのも忘れて二人の会話を聞いてしまいました。
正直に言うと、体が動かなかったのです。
ドンヘさんが幹部候補に・・・・。
結ばれそうだった糸がなんだか・・・こんがらがってきてしまった気がします・・・。

また、ソンミニヒョンの顔から笑顔がなくなりそうで・・・僕はどうして良いのかわからなくなりそうです。


**************


な・・・・・長ッ!!
すみません。

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Comment

ぶりん says... "おっとっとっとっと!"
え?
せつない方へ流れるかも?ほんと?
最後、瞬きしないで読んじゃったよ!?

まぁ、トップは・・・そうでしょうねぇ。
って言うか・・・つながった!?
ちょっと前の読んで来よう。

やだ~、続きが気になります~ぅ♡
2013.02.26 00:22 | URL | #YM16R1CM [edit]
tama says... ""
いつもの時間に…ちょっと遅れてやって来ました〜(^^)
いやはや面白くなって来ましたねぇ。

考えたんですが「君が好き」はドンちゃんの片思い感があったので大丈夫だったんですねぇ。
ミンくんもドンちゃんを気に入ってると思ったらやっぱりちょっとモヤモヤしました。
勝手にすみません(^^;;

でも!もはやお話しが面白いので入り込んで読みます〜♡

2013.02.26 00:30 | URL | #- [edit]
ちゃみ says... "何と!"
ゼ、ゼゼゼウス様がトゥギだったとは!!まぴさんさすがです!しかもドンちゃんが幹部へ!?すごい展開になってきました!!ヘミンカップル大好きですが他の幹部も知りたいです(笑)今後の展開が楽しみすぎて興奮状態です(笑)まぴさぁぁん!!(≧∇≦*)
2013.02.26 00:39 | URL | #- [edit]
柚楓 says... ""
まぴこさ~ん。。。
なんだかミンくんの気持ちを思うと切なくなってきましたぁ~!
まんまと まぴこさんワールドにはまって先が気になって仕方ありません><
あぁ~、、、ぽよたんに続いてヒョっくんのご出演が楽しみですっ♪
2013.02.26 00:53 | URL | #- [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013.02.26 07:28 | | # [edit]
じゃすみん says... "ゼウス・・・"
おはようございます~
ボス、登場ですね^^
ほんとに、楽しみで、嬉しいです。
ウギたん目線も、最高!!
ミンくんは、抜けたいんだ・・・・
これから、どんな人間関係が!??絡まっちゃうのかな!?
素直なドンヘが可愛い^^
行ってみたい・・・こんなカフェ^^
2013.02.26 07:44 | URL | #2Isj5yEQ [edit]
oh! says... "おはようございます"
かわいこちゃんカフェだぁーとへらへらできない展開になってきましたが、楽しみです!!
2013.02.26 08:38 | URL | #JzzccP6I [edit]
はしし says... "きゃ~(*^o^*)"
出遅れました。きゃ~!つながるSPYワールドに!(*^o^*)←ほくほくです。

恋するSPYの様に無事にミン君とのラブラブ生活をゲットできるのか?もしやヒョクは?ヒョクも!?ゼウス様はトゥギだったんですね。勝手にレラ様と予想していた私。ヘミンから目が離せませ~ん!!

そして兄さんもドンヘを気に入っててホッ。1話の「何かあったら俺に…」で瞬殺?狂犬発動?とヒヤヒヤしてました。←こらっ
2013.02.26 10:13 | URL | #U0r/0y9. [edit]
momokana says... ""
ゼウスが…むっきんちぇーだったか…
いや、シリアスなトゥギはかっこいいよ、氷のように冷酷なむっきんちぇー…

かわいいカフェで働く、コードネームを持つ男たち。
コードネームで語り始めると、途端にかっこよくなっちゃうのが凄いよ、まっぴ。

りょうくの冷静なドンヘ解析がw、かわいいなぁ~!

2013.02.26 13:29 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: おっとっとっとっと!"
ぶりさん>>

 いっひっひ!
 せつない方向へ流れて行くんだよw多分。

 まだもう少し続くので~待ってね★

 いつもありがとう♪
2013.03.08 10:36 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
tamaさん>>

 いやはや・・・面白くなってきましたかねぇ。
 なんだかわけわからない感じになってきたような気がしますw
 まだまだミン君はドンヘに流れて行ってない感じですよーw

 どうしましょうねぇこの先・・・うーん。

 お返事遅くなってしまってごめんなさい☆
 いつもコメントありがとうです~♪
2013.03.08 10:39 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: 何と!"
ちゃみさん>>


 そうなんですー!
 ゼウス様だったんです★やっぱ彼しか考えつかなくて・・・・。
 他の幹部誰にしましょうねぇ。誰か良い人いませんか―w
 今後の展開どうしましょう・・・って考えがまとまらないままです。

 いつもコメントありがとぉおぉおおお!!!

2013.03.08 10:41 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
柚楓さん>>


 お返事遅くなってしまってごめんなさい~~!
 ミン君、なんだかどこでも切ない役回り・・・・いやいやそんなことないように
 がんばりますよー!
 案外ぽよたん書きやすくて結構続いちゃいました★
 ヒョっくんはいつ登場させようか・・・・。

 いつもコメントありがとうぉおぉお!

2013.03.08 10:43 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: うわーーー!!"
鍵コメhさん>>


 なんだか複雑な展開になってきました・・・。
 他の幹部考えてないんですけどもw誰かいませんかねぇwww
 ってそんなに出すこともないので、出ない人は考えてないのですが・・・。
 でも、こういうこと考えるのも楽しいですよね~☆

 ミン君とドンヘ、最後は上手くいくってわかってるんですが、そこに辿りつくまでが・・・・!
 
 !!!の多い文章で、hさんの荒ぶりが伝わってきましたよー!
 ありがとうぅ!

 
2013.03.08 10:48 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ゼウス・・・"
じゃすみんさん>>


 ついにボス登場・・・・。
 ずっと前からボスは彼にと決めておりましたが、ようやく出すことが出来ました~。
 残りの人たちは必要に応じて・・・・なので、全然考えておりませんw
 ウギたん目線、書き詰まるかなって思ったんですが、結構続いて書けています。
 ホント、こんなカフェあったら行きたいですよね~☆

 コメントいつもありがとうございます~~!!

2013.03.08 10:54 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: おはようございます"
Oh!さん>>


 かわいこちゃんカフェ―!で終わる予定だったのにぃいい!
 なぜだかこんな展開に・・・・。
 もうちびっと続きます・・・。


2013.03.08 10:55 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: きゃ~(*^o^*)"
はししさん>>

 すっかりお返事が遅れてごめんなさい~~!

 そうです。最後はそこまで辿りつきたいのですが、なんだか雲行きが・・・・!!
 ゼウスはもう彼しか!って感じですが、残りの人々はさっぱり思いつきませんw
 出番がない幹部は考えつかずw

 兄さんもなんだかんだとドンヘを気に入っています。
 でも、なんかあれば狂犬モード発動でしょうねぇw

 コメントいつもありがとうございます!
2013.03.10 13:11 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
桃子>>

 そうそう!お経のように歌う彼でしたよw
 シリアスだと絶対かっこいよね。
 
 なんだかんだとお返事遅くなってごめんね。
 今回ぽよたん頼りなので、そろそろネタ切れに・・・。

 いつもありがとう!
2013.03.10 13:12 | URL | #- [edit]

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