Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

おにぎり、あたためますか? *2 (ヘミン)

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おにぎり、あたためますか? *2


エリックヒョンがいつものあやしいバーに行くと言って、新人のソンミニヒョンと俺を残して
店から出て行った。
オーナーのくせに、夜は夜で行く場所があって忙しくて店にずっといたことなんてありゃしない。
だから、俺がオーナーの代わりに夜の店を仕切るようになった。
俺がいるから安心して踊ってこれるよってエリックヒョンがいうけど、それって店にとっていいことなんだか悪いことなんだか
わからない。
踊らない日はエリックヒョンの仲間がたまにコンビニに来てくだを巻いて帰っていく。
俺に一緒に歌って踊ろうって声をかけてくれるけど、俺はまっぴらごめんだ。
今でもモテるのに、そんなところで目立てばこれ以上モテて身動きが取れなくなるじゃないか。
それに、エリックヒョンの仲間と一緒に歌って踊ることになれば、夜のバイトはやめなきゃいけない。
お金にならないことを、今の俺にはやりたいなんて思わなかった。

エリックヒョンは俺に新人を任す、好きに指導しろと帰って行った。
好きにって言われても・・・俺だって新人の指導なんてしたことないからどうしていいかわからない。
それでも客はいつものようにやってくるし、陳列してる商品の点検もしなくちゃいけない。
どうしたって俺に一人でやるには無理だから、ソンミニヒョンには教えなくちゃいけないんだけどね。
せめてレジ打ちだけでもエリックヒョンが教えていてくれれば、俺の負担も軽くなるんだけどな。

「どこまで・・・教えてもらってんすか?」

店のウェアが新しい上に着こなせていなくて、いかにも新人ですって感じのソンミニヒョン。
俺がそう尋ねると、弱弱しく首を横に振った。

「ごめん・・・何も教えてもらってないんだ」
「え・・・」
「今日初めて来たばっかりで・・・。」
「バイトは何かしてたんすか?」
「何も・・・してなくて」
「そう・・・ですか」

これは困った。
今まで来てたバイトの連中は何かしらバイトをしてきてて、それなりに社会勉強をつんできた奴らばかりだった。
ソンミニヒョンは全くの初心者ってことで・・・、それを俺が教えるっていうのか。
なかなかに骨が折れる任務に、俺は踊りに行ったエリックヒョンを心底恨んだ。

「あの、じゃあ・・・俺の作業をこれから見ててもらえますか?挨拶の仕方とか・・・。
んで、それが終わったらレジ、教えますから」
「はい。ごめんなさい。よろしくお願いします。」

一体なんだって・・・コンビニでバイトしようなんて思ったんだろ。
そう思うぐらい、彼の身なりは小奇麗で、夜のバイトをしなくてはいけないほどお金に困ってはいなさそうだった。
単なる暇つぶし?
それとも金持ちのお坊ちゃんの社会勉強?
よく・・・わかんないけど、とりあえずソンミニヒョンに仕事を叩き込まないと俺の遊ぶ時間が減っていくってことだけは確かだ。

一通りのことを教えて、接客して、気が付くと夜が明けていた。
ソンミニヒョンは慣れない夜勤に目を擦りながら必死に眠気と闘っていた。

「大丈夫・・・ですか?」
「うん・・・ごめん。こんなに夜起きてたの初めてだから眠くって・・・」

朝番の人が来てようやく交代ができる。
ほっとしたのか、ソンミニヒョンが盛大にあくびをした。
あくびで滲んだ涙を指の先でそっと拭く、そんな些細な仕草がやけに艶っぽくて俺は思わず視線を逸らしてしまった。
同じ男なのに、なんでこの人はこんなにも・・・。

「今日はいろいろ教えてくれて・・・ありがとう。明日からまたよろしくね」

俺が惚けているのを知らずに、ヒョンがまた深々と頭を下げて礼を言った。
礼儀正しいというのか、なんというのか。
俺は慌てて頭を上げさせて、少し先輩風をふかせてヒョンに言う。

「新人を教えるのは俺の役目ですから・・・気にしないでください」
「ドンへ君、敬語じゃなくても良いよ」
「じゃあ・・・ヒョンも俺のこと、呼び捨てにして・・・ください。じゃなかった。してよ」
「わかった。ドンへ、明日からよろしくね」

にっこり笑ってヒョンが俺の名を呼んだ。

花のようだ・・・。

ヒョンの笑顔はまるで俺の故郷に咲く白木蓮のように、たおやかで気高く、そして優しかった。
不意に故郷の海の匂いが急に恋しくなった。
春先に満開に咲く白木蓮もしらばく見ていない。
今度の夏休みには田舎に帰ってみようか・・・。
ソンミニヒョンの笑顔に触発されて、俺は珍しく故郷に想いを馳せた。



***


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Comment

ぶりん says... "お――――な―――――――!"
自由だっ!

おーなー、えりっくしー!!
「神話が来るコンビニなんだお♡」って・・・くだ巻きに来るんだ(笑)
それまた、良いのか悪いのかwww
ドンちゃんがいう事はもっともだー。レジ打ちくらい教えてから踊りに行こうよねぇ。
モテモテドンヘちゃんがぐったりしちゃったらどーするのよ~。
でも、
花のようにうつくしいミンくんにくぎ付けになってるドンヘちゃん^m^
うつくしいオトコたちの行方が気になりまくりでっす!
2013.08.09 22:22 | URL | #YM16R1CM [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013.08.09 22:25 | | # [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: お――――な―――――――!"
ぶりりん>>
 
 ようやくここまで来たよ・・・・お返事・・・・♡

 えりっくしーがオーナーのコンビニ、私が働きたいわw
 くだまきに来られても、だいじょうぶい!
 良い男揃いのコンビニで働きたいでーす!
2013.12.02 22:10 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: 久しぶりの♡"
鍵コメPさん>>


 いつもコメントありがとうございますー!なのに、いつもお返事遅くてほんっとに!申し訳ない・・・・。
 うちのドンヘは基本なんでも出来る子として最初登場するんですが、後半になるにつれ・・・・・・・。
 でも、かっこいいドンちゃんを想像しながら書いてまーす!
 本当にいつもありがとう!

 創作の糧になってます~~!
2013.12.02 22:54 | URL | #- [edit]

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