Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

おにぎり、あたためますか? *5 (ヘミン)




おにぎり、あたためますか? *5


ソンミニヒョンは夜のバイトにも慣れてきたのか、あまり夜中に目を擦らなくなった。
声は相変わらず小さいけれども、よく通る声で挨拶をする。
常連とも世間話ができるほど慣れて来たし、レジ打ちも間違える回数が減った。
青と白のストライプの制服がようやくヒョンにも合うように思えて来た、そんな頃だった。

「ご・・・ごめん、ドンへ」
「は?何が?」

おにぎりを温めていると、ヒョンが急に怯えだした。
夜のコンビニは強盗が入りやすい。
すわ、強盗か?と警戒すると、店に入ってきたのは小奇麗なスーツに身を包み、
黒い髪を綺麗に整えた長身の男性だった。
黒いメガネの奥の瞳は切れ長で、整った目鼻立ちをしていたけれども、印象は悪かった。
冷ややかな視線で俺たちを一瞥したあと、無言でレジの前に立つ。

その瞬間、ソンミニヒョンが俺のユニフォームの裾をぎゅ・・・と掴んだ。
それから俺の後ろに隠れるように体を動かす。
まるでこの男から逃げているように視線を逸らすソンミニヒョンを、俺は男から咄嗟に背の後ろに隠した。

「いらっしゃいませ」

俺の挨拶を無視して、男が声をあげた。

「ソンミン」

綺麗な声だった。
けれども、どこか冷たく聞こえる声に俺は警戒心を抱いた。

「ソンミン」

もう一度男がヒョンの名を呼ぶ。
ヒョンは俺の後ろに隠れて裾を掴んだまま離さない。

「あの・・・うちの従業員に何か・・・」
「君には関係ない。黙っててくれ」
「いや・・・そういうわけには・・・」
「ソンミン、なぜここにいる。」

男の目に俺は映っていなかった。
俺の陰に隠れるソンミニヒョンだけを瞳に宿している。
その男の瞳から逃れるようにソンミニヒョンは俺の後ろで小さくなっていた。

「ソンミン!」

男が声を荒らげる。
ヒョンはこれ以上逃げられないことを悟って、声を震わせながら男の名を呼んだ。

「ジフン・・・」
「ここ最近夜居ないと思ったらこんなところにいたのか。何をやっている」
「ご・・・ごめん・・・」
「帰るぞ」
「そ・・・それは・・・」
「お前が居るような場所じゃないだろう」
「で・・・でも・・・」

裾を掴むヒョンの手が震えていた。
俺たちを睨みつける男に、俺は睨み返した。

「あの!今営業中なんですけど。営業妨害で・・・警察呼びましょうか?」
「何?」
「彼は嫌がっています。それに、彼はうちの従業員であなたは何も言う権利はありません」
「・・・ガキが」

男は鼻で笑う。
俺の威勢がどこまで通用するか・・・つーか、全然通用してないけど、こいつは危険だ、って俺の本能が言っている。
ヒョンを・・・守れって・・・言ってる。
だから、俺はヒョンを後ろに隠して男に必死に抵抗した。
カウンターの中までは入ってこないだろうから、少しずつ少しずつ奥へと移動する。

「ソンミン。時間を無駄に使うな」

男は俺たちを一瞥すると、そう言って去って行った。
どっと・・・疲れた。
ヒョンは、男が帰った後、ごめんと何度も繰り返し謝ったけれど、あの男との関係は教えてはくれなかったし、
俺も聞くつもりはなかった。
ヒョンの口から聞くまで、俺が詮索するのは間違ってると思うから。

ジフンと呼んだあの男が、今目の前を通り過ぎるイ教授だと・・・俺は信じられなかった。
人を射るような蔑んだ瞳を浮かべて、人を人とも思わないような態度で俺たちを見下したあの男が・・・女子生徒に囲まれ、
優しそうに微笑む男と同一人物だなんて・・・誰も信じちゃくれないと思うけど。

あの日からソンミニヒョンはバイトを休んでいるようだった。
俺が行くと必ずエリックヒョンか、ヒョンが行けないときはミヌヒョンが変わりに入ってタダ働きをさせられていた。
エリックヒョンに理由を聞いても体調不良だとしか教えてくれない。
かと言って、直接ソンミニヒョンに連絡を取る術もない俺は、こうして学食でため息をつくしか出来ないわけで・・・。

「ヒョク・・・」
「あー?」
「ソンミニヒョンって・・・しばらく見かけた?」
「へ?イ・ソンミン?」
「そう。」
「イ・ソンミンなら今歩いて行ったみたいだけど?」

俺がイ教授に釘づけになってる間に、ヒョンは学食の建物の前を通り過ぎて行ったようだった。

「ちょ・・・それいつ!?」
「え?たった今・・・」
「わりぃ、ヒョク!俺行くわ!」
「お・・・おい、ドンヘ!!!!」

慌ててカバンをひったくって俺は学食から飛び出した。
間に合うか。
いや、間にあえ。

今彼を呼びとめなければ、一生俺は後悔する・・・なんてことを考えながら、ヒョンの背中を求めて走った。



***

む・・・無駄になが・・・・・(以下略
少しずつ話しが動いてきましたねー。
つーか、全然萌え要素のない話しでミアネヨー!!!
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Comment

tama says... "(^ω^)"
うん。これぞまぴこワールド!
まぴこ様のおうちのお話って感じでいいわぁ♡
それぞれカラーがあって面白い!
これだからサイト回りやめられないのよねー(^q^)

最近ヘミン豊作だよねー(¬_¬)いーなー!
続き楽しみにしてますー!
2013.08.11 23:18 | URL | #- [edit]
ぶりん says... "おっと!"
あがってたー。

おおお!じっふんさん、まんまの名前で登場だったのねー♡
夜にじっふんさんから逃げなきゃいけない意味があるのかにゃ?
なんだろう・・・気になるよー。
じっふんさんのラブシーン、好きだから見たいけどねぇ~♡
・・・むふ♡

もう、ドンちゃんが走り出しましたよ―――!^m^
頑張れ、どんへー
2013.08.11 23:40 | URL | #YM16R1CM [edit]
柚楓 says... "うわぁ~い!!"
夏バテで油断してるうちに、
まぴこさんのヘミンがぁ~っ!!

出遅れましたぁ~!!
一気読みっ♪
どんちゃん頑張れっ!
そんみにひょんを護れっ!

続き楽しみに待っています ^。^*
2013.08.12 11:15 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: (^ω^)"
たまたま>>

 ようやくのお返事でホントごめんねーーー!!!
 まぴこワールドでしたか?にひひ。

 ヘミン豊作はまだ続いてるかな。
 今はキュミン豊作か?
 いろいろあってそれもまたおもしろいよね♡

2013.12.02 23:02 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: おっと!"
ぶりりん>>

 懲りずに8月のコメントお返ししてますよー!
 読んでくれてる?wwww

 じっふんさんのもそろそろ書かなきゃねー!
 ドンちゃんが太陽に向かって走り出してるので、がんばらねばー!

 いつもありがとうー!
2013.12.05 20:39 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: うわぁ~い!!"
柚楓さん>>

 夏バテ・・・・・・・・・もうとっくに良くなってますよねw
 そんな時期のお返事で申し訳ないーーー!!
 
 どんちゃんがんばれ! ヒョンを守れ!ってのが今回のテーマですね。
 こちらも止まってるので再開せねばー。
 いつもありがとう!
2013.12.05 20:40 | URL | #- [edit]

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