Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

おにぎり、あたためますか? *6 (ヘミン)

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きゃわたん!!!
なんでこんなに麗しいんでしょうかねぇ。


おにぎり、あたためますか? *6 

俺たちの大学はマンモス大学で、学部もたくさんある分先生も生徒の数も多い。
同じ大学だね、なんて話しても学部が違えば校内ですれ違うことすらしないまま卒業することも多々あるわけで。
だから、違う学部のソンミニヒョンとこうして出会えたのは、あのコンビニでバイトしていたおかげで。
バイトをしていなかったら、音楽学科で有名人のイ・ソンミンを知ることもなかったし、走って追いかけるような真似も
しなかったわけで。
みんなの彼氏のこの俺が。
女の子じゃなくて、男の背中を汗だくになって追い求めてるなんて、マジ滑稽だ。
けれども、どこかで追いかけろって命令する声が聞こえるんだ。
たかが同じバイトのヒョンなのに、彼を追えって・・・声がする。
だから、俺はがむしゃらに走ってソンミニヒョンを探した。
どこに行ったかなんてわからないから、ただ思いつく方へ走って走って・・・。

しばらくわけもわからず校舎内を走ってると、あの猫背の背中が見えた。
ビシッとしたシャツを着てるのに、猫背のせいでくしゃくしゃだ。

「ヒョン!!!ソンミニヒョン!!!」

声のかぎりヒョンを呼ぶと、ヒョンは立ち止まり、ゆっくりと振り返った。
黒い額縁メガネをかけて、胸に教科書を抱きながら歩くソンミニヒョン。
見つけた・・・。
間に・・・合った。

「ドンヘ・・・?なんで・・・?」

俺の顔を見て、きょとんとする。
そりゃ・・・そうだ。
同じ大学だって・・・もしかしたらヒョンは今まで知らなかったかもしれない。
仲良くなるきっかけだったのに、俺は同じ大学だと言いそびれていて、ヒョンを校内で呼びとめたのは今日が初めてで・・・。
俺は、肩で息をしながらヒョンの前に立った。

「あの・・・ヒョンの姿を見かけたから・・・あの・・・それで・・・・」
「あ・・・ありがとう、ドンヘ」
「う・・・うん。あの・・・え・・・と・・・」
「走って・・・来たの?」
「うん・・・ごめん。少し・・・待って・・・」

めちゃくちゃに走ったから息切れしまくりの俺。
超情けない・・・。
ヒョンがそんな俺をクスリと笑いながら、木の下にあるベンチに連れてってくれた。

「なんでそんなに走ったの?」
「いや・・・丁度見つけた・・・から」
「そっか・・・」

ヒョクのくれたオレンジジュース、持ってくればよかった
喉がカラカラでくっついて上手くしゃべれない。
なんのためにヒョンを呼びとめたんだかわかりゃしない。

「ちょっと・・・待ってて。今水買ってきてあげるから」
「いや・・・良い・・・」
「良くないよ。喉カラカラでしょ?」
「ご・・・ごめん・・・」

カーッ!情けない。
なんだよ、俺・・。
追いついたは良いけどヒョンを結局はパシらしてるぜ・・・。

はい、と差し出してくれたのは冷たい水。
それを俺は一気に飲み干すと、ようやく生きた心地がしてきた。
走っただけで息切れするなんて俺もヤキが回ったぜ・・・。

「久しぶりだね。元気だった?」
「ヒョンこそ・・・」
「ごめんね、バイト休んじゃってて」
「それは・・・良いんだけど」
「キボム、怒ってないかな」
「いや、あいつは別に・・・」

ヒョンの口からキボムの名前が出たことに驚いた。
いつの間にキボムのヤツ・・・。

「ね・・バイト辞めない・・・だろ?」
「ん?・・・んー」

あいまいに返事をしながら、ヒョンが空を見上げた。
この青い空はソンミニヒョンにどう映っているんだろう。
何を今・・・思っているんだろう。

「空が・・・青いね」

ヒョンがぽつりとつぶやいた。
見上げる横顔はバイトで見ることが出来ないような物憂げで・・・そして、何かに絶望していた。
俺はなんて声をかけて良いかわからなくて・・横顔を見つめることしか出来ずにいた。
けれど、何か話しかけないとこのまま消えてなくなってしまいそうで・・・。
あれやこれや思いつく話しはどれもこれも女の子は喜ぶだろうけど、ヒョンは喜びそうにない話しばかりだ。
みんなの彼氏なんて言われておだてられても、肝心な時に気のきいた話しが出てこない。

「ドンヘが・・・羨ましいな」
「お・・・俺が?」
「うん。だって・・・ドンヘはたくさんの人に好かれているから・・・」
「え・・・いや、そんなこと・・・」
「僕は・・・好かれてないから羨ましいよ」
「何言って・・・」

口ごもっていると、ソンミニヒョンが立ち上がった。

「もう・・・行かなきゃ」
「ヒョン・・・ソンミニヒョン!」
「話しかけてくれて・・・ありがとう。嬉しかった」
「ヒョン、待って・・・俺まだ話しが・・・」
「ごめん。もう・・・行くね」
「ヒョン・・・!」
「ドンヘ、ありがとう」

ヒョンが小さく笑った。
それはほんの一瞬で・・・すぐさま、いつものようにこの世の絶望でも味わうような顔をヒョンがした。
ヒョンの視線の先を辿って振り返ると、
そこには・・・イ教授の姿があった。


「おいで、ソンミン」

コンビニで見た射竦めるような視線でヒョンを見つめている。
その声にヒョンは肩をビクつかせ、そして俺の横を逃げるようにして通り過ぎて行く。

行くな。
行っちゃ・・・ダメだ。

けれども、バイト先でもなんでもなく、ただの学生の俺が教授相手に出来ることなんてこれっぽちもなくて。
俺はヒョンを呼びとめることが出来なかった。
兄だと言うイ教授に肩を抱かれ、去って行くヒョンの背中を見つめることしか・・・。


***

くぅ~ん・・・・なドンペロたんですなw
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Comment

ぶりん says... "ええええええええええええー"
ここからどーやっておにぎりあっためるのか
皆目見当が付きません・・・。
これっぽっちも浮かばないわ!

うーん、うーん。

「おにぎり、温めますか?」
「いえ・・・結構です」

完!

だよ、やっぱり・・・。
じっふんさんの「おいでソンミン」に萌え―!!!
でも、ドンちゃんがんばれー。
ミンくんの笑顔はカワイイんだぞ―――!


2013.08.13 02:13 | URL | #YM16R1CM [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ええええええええええええー"
ぶりりりん>>

 私もこれからどうおにぎりあたためるのかわからなくなってきたおーーー!
 あの頃の私、かむばーっく!

 おにぎりを温めるのに最高の季節になってきましたが、
 そちらではまだ聞かれておりませぬか?

 おいでソンミン・・・・・。

 萌え萌えー♡
2013.12.05 20:52 | URL | #- [edit]

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