Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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スターライトパレード *1 (キュミン)






スターライトパレード *1 (キュミン)






「キュヒョン、今、手・・・空いてる?」

と、ソンミニヒョンがひょっこりと顔を出した。
ゲームをしていた俺は、手を休めることなくチラリとヒョンの顔を一瞥した後に壁にかかっている時計を見た。
もう夜中になろうとしている。
こんな時間に部屋に来て、こんなこと言うなんて、だいたいどういうことかわかるけど、すぐに良いというは
なんだか癪に障った。

俺だって暇じゃないんです。
ゲームに夢中なんです。

そんなことを言いたかったけれど、ヒョンがじっと縋るように見つめていて、俺は観念して一時停止のボタンを押した。


「どうしたって言うんです」
「暇なら・・・スタバにでも行かないかなって思って・・・」

と、首を傾げながら俺を誘う。
そんな可愛く言っても駄目ですよ、ヒョン。
もう夜中です。
寝る時間です。
俺はゲームをしてるんです。

「星も綺麗だよ。散歩がてらに行こうよ」
「・・・」

行きません。
もう夜中だし、こんな時間にコーヒーなんて飲んだら眠れなくなって明日の仕事に支障をきたしますよ!

と、言うはずだった俺の口からは、

「良いですよ。ソンミニヒョンの奢りですからね?」

という全く違った言葉がついっと出て行った。
しまった!という顔ではなくて、誘われて嬉しいという笑顔がなぜだか浮かんでいる。
そんな俺の顔を見てヒョンが嬉しそうに笑う。

「よかった!!すぐ支度してくるから!」

そう言ってそそくさと自分の部屋に戻っていくヒョンの後姿に俺はため息をついた。
バカバカ、俺のバカ!
そうじゃないだろ、違うだろ!
と心の中で言い訳をしてみたけれど、実際は夜にこうしてヒョンと歩けるのが嬉しかった。


**

ソンミニヒョンが誰かと付き合っている。

言わなくても、それは雰囲気でなんとなくわかる。
だてに今まで同室だったわけじゃないし、同じグループのメンバーだし、男同士だし。
なんとなくわかってから、俺はヒョンと一歩距離を置くようになった。
キュミンだなんだと言われていて、ずっと同室で一番気心が知れていると言えども、恋人がヒョンにできたとなると
今までのような関係では居られないのはよくわかっていた。
今までもそうだったし、これからも多分そうで。
相手が誰であってもそれは変わらない。
それはヒョンと俺の暗黙のルールみたいになっていた。

距離を置くと言っても、特別何かをするわけじゃない。
スタバに行く回数を減らすとか部屋に行き来するのを止めるとか、子守唄を歌うのを止めるとか。
そんな些細なことだ。
ヒョンの方から俺に頼ってくることが少なくなるし、宿舎に帰ってくる時間が遅くなって顔を合わさない日が続いたりする。
そうなれば、自然と接する時間が減って距離があく。
それだけの話だ。

夜中だというのに暑くてたまらない夜だった。
もう夏も過ぎようとしているこの時期にこんなに暑い夜があっただろうか。
外に出てから、後悔する。部屋に居たほうが何ぼかマシだって。
それは誘ったヒョンも同じようで、シャツをバタバタさせて風を作って涼んでいる。

「暑いね。何・・・飲もうかな」
「新商品出たんじゃないですか?」
「俺、甘いのが飲みたいな」

と、ヒョンが無邪気に笑う。
しばらく他愛のない話をしながら二人で歩く。
夜風が生ぬるく、早く冷たい飲み物を飲みたい、そんな衝動に駆られていた。
スタバまでは決して近くはない。
車で行けばあっという間につく距離でも、歩けば遠く感じる道のりだ。
ヒョンが珍しく歩いて行こうと言った。
そう言うときには何かある。
それを俺は知っていて、だから誘いにのったのもある。

「もう少しでミュージカルですね」
「そうだね」
「お互い忙しくなりますね」
「・・・そうだね」

他愛のない話が続く。
なかなか本題に入らないままスタバにつこうとしていた。
本当に、スタバに行って飲みたいだけだったのか?
それともいつものように愚痴か相談事を聞いて欲しかったんじゃないのか?
隣を歩くソンミニヒョンの横顔を盗み見てみてもその答えはわからない。

夜風がヒョンの髪をなでていく。
揺れる前髪の下で長く整った睫毛がまばたきするのが見えた。
伏し目がちに歩いているから余計にその睫毛の長さが目立つ。
筋の通った鼻筋と閉じられた口元は、女性だと言っても通用する造りだといつも思う。
そんな憂いの横顔でさえ、綺麗だと。

そう、綺麗だと思う。

「なんだよ、じろじろ見るなよ」

俺の視線に気づいてヒョンが眉をしかめながら頬を膨らませて抗議する。
すぐさま俺は視線を外した。
見ているということに気づかれて気恥ずかしいのもあった。

月の光に照らされて白く輝くその肌は、どんな肌触りなのだろうか。
その薄く閉じた形の良い唇が触れると、どれだけの快感を得られるのだろうか。
あなたを抱きしめたら、あなたを感じられるだろうか。

そんなことを・・・考えているなんて、知られたくない。
俺は、何食わぬ顔をして歩き続けた。
スタバはもうすぐそこだ。




***


たまに片思いぎゅなど・・・・。
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Comment

ぶりん says... "おりょりょ!!"
キュミンじゃないの!!

ぎゅ、せつない系!?
ちょっとー!!
次、いつになるかとか言うなーーー!

え?ミンくんに恋人!?
ぎゅ!実力行使!!
10倍返しだーーー!!←

続き書かないと
10倍返しだーーー!!←使い方違う(笑)
2013.09.28 17:00 | URL | #YM16R1CM [edit]
chou,chou says... "こんばんワン!!"
片思いだって~!!ギュの!!
すごく楽しそうだYO♪←いじわるケケ
ミンくんに恋人!!でも優しくしてしまうギュがぁ~TT
恋人、誰や~帰還された2人の方もおられるけど・・・ね、ミンくんは色々と・・・///

楽しみです~続き待ってますね~
2013.09.28 22:25 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: おりょりょ!!"
ぶりりりん>>

 なんだろねーこの話し。
 なんか着地点が・・・・・・・・・・・。

 切ない系になるはずだったんだけどねw
 タハハ・・・・
2013.12.12 10:59 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: こんばんワン!!"
chou,chouさん>>


 片思いだよ!ぎゅのね!
 でも、なんか初々しさがないような気がしてねぇ。
 もっと可愛くてかっこいいヲタクじゃないぎゅを書くよう精進します・・・。

2013.12.12 11:00 | URL | #- [edit]

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