Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

スターライトパレード *2 (キュミン)







スターライトパレード *2 (キュミン)




「いらっしゃいませ~」

スタバの店員が笑顔で迎えてくれる。
深夜ということもあって、人はまばらだ。
宿舎の近くのスタバだから俺たちの顔を見ても動揺せずに普通に接客してくれるのがありがたい。

「何にしようかなぁ」

まだソンミニヒョンは決めかねているようだ。
俺は、何にしようか。
メニュー表を見てみると、新商品に目がいった。

「俺は・・・これにします」

滅多に飲まないコーヒーを珍しく俺は注文した。
今年の夏の限定のダークモカ・フラペチーノ。
なんとなく・・・コーヒーが飲みたくて、だけどコーヒーだけでは飲めそうもなくて、
甘いチョコレートが入ってるフラペチーノ。
きっとこんな熱帯夜に合うはずだ。
ソンミニヒョンはといえば、いつもラテを頼むのにこれまた夏の新商品だというマンゴープリンの入った
ジュースを頼んでいた。
お互い注文したものを見て顔をしかめる。
きっと、お互い珍しい・・・と思いながら手元にある飲み物を見たはずだ。

「たまには良いよね?」

と、言い訳っぽくヒョンが笑いながらマンゴージュースを飲む。
それは俺も同じことです。
苦いコーヒーと混ざってココアのが喉を潤していく。
たまに飲むコーヒーはおいしい。

「美味しい?」

来た道を戻りながらヒョンが俺の顔を覗き込むようにして聞いてくる。

「美味しい・・・ですよ」
「そ。」

そっけない返事が返ってきた後は、沈黙がやってきた。
黙々とマンゴージュースを飲みながら歩き続けるソンミニヒョン。
俺はもう辛抱出来なくなって、ついに聞いてしまった。
負けた。
そう思えてならないけれども、聞かずにはいられない。


「ヒョン」
「何?」
「どうして・・・スタバに?」
「なんで?」
「いえ・・・もう深夜ですし・・・珍しいなって・・・」
「そう?」
「はい」
「なんでだと思う?」
「・・・さぁ」

疑問を疑問で返されて俺は戸惑いながらヒョンの答えを待った。
ヒョンがふいに立ち止り、俺を正面から見据えると、クスリ・・・と小さく笑う。

「スタバに行きたかっただけ・・・って言ったら信じる?」
「・・・」

試すような意地悪な瞳で俺をじっとみる。
なんて答えればヒョンが満足してくれるのかわからない。
どう答えれば俺の気持ちが晴れるのか・・・わからない。
戸惑っていると、ヒョンがごめんと笑う。

「何・・・動揺してんのさ?何かほかに理由があると思ったの?」
「いえ・・・そういうんじゃ・・・」
「おかしなキュヒョン」

ハハッと笑って、ジュースを飲む。
ストローを咥えるその仕草がまたなんとも可愛らしい。
一方の俺はといえば、慣れないコーヒーに苦戦をしていた。
確かに最初は美味しい。
苦さの中に甘味があって、それがなんとも言えないハーモニーをかなでて、
俺は久しぶりにコーヒーの味を味わった。
のも、最初だけ。
勢いに任せてトールなんて買ってしまって、カップの半分にもたどり着けずに
持て余していた。
そんなことをヒョンには言えず、ましてや悟られたくない。
飲んでいるように見せかけて、ほとんどカップを持っている状態だった。

見上げれば星が綺麗だ。
横を歩くソンミニヒョンはもっと綺麗だ。
この人に愛されている人は・・・どんな人なんだろう。
どんな人が・・・好きなんだろう。
今までたくさん話をしてきたけれど、恋愛の話はあまりしてこなかった気がする。
けれども、ヒョンだってちゃんとした男だから当然恋愛はしてきているだろう。
俺が興味がないと思って話をしないのか、それとも俺に話をしても仕方がないと思っているのか
わからない。
あのチャンミンでさえ、俺には恋愛の相談をしてこない。
俺はいつだってウェルカムなのに。

ただ正直、好きな子はどういう子が良いとか、付き合ったらどうしたいとか・・・わからない。
けれども、ヒョンの良いところはこういうところだとか、ヒョンとだったらここへ行きたいとか、
ヒョンとだったら・・・・そんなことだけは思い浮かぶ。
そんな俺のキモイ妄想は誰にも言えないのだけは、確かだ。
だから、恋愛相談してもらっても正直困るのが現状だ。

「ね、キュヒョン。」
「はい」
「ダークモカ・フラペチーノって美味しい?」
「え?」

ふと、手に半分以上残っている飲み物のことを問われて、一瞬固まる。
美味しいです。
でも、半分残ってます、なんて言えない・・・・。

「美味しいですよ」
「そっか。もう全部飲んじゃった?」
「飲みたかった・・・んですか?」
「うん。」
「じゃあ早くに言ってくれれば・・・」
「そっか。そうだよね。もっと早かったら良かったね」
「ええ・・・まぁ・・・・」
「キュヒョンは、俺のマンゴーのジュース飲みたかった?」
「そうですね・・・」

どちらかというと、俺はそっちのジュースが飲みたかった。
なのに、なぜかコーヒーを選んだ俺。
それがそもそもの間違いだったんだ。

そんな俺の葛藤をヒョンは知っていたんだろうか。
クスッと笑うと、ヒョンが俺の手を取った。

「じゃあさ、味見させてあげる」
「味見?」
「そ。だからキュヒョンのフラペチーノも味見させて?」
「え・・・?」

バレバレ?半分残ってるのバレバレだったのか?

と、俺の心臓がバクバクいっているのもお構いなしに、ヒョンが俺の首の後ろに手をかけた。
俺たちの間に距離がなくなる。
ヒョンの綺麗で薄い唇が、俺の唇を塞いだのはほんの一瞬のことだった。
呆然としている俺の口の中にヒョンの舌がするりと入ってきた次の瞬間には、ヒョンの飲んだマンゴージュースの味が
広がる。
ヒョンの舌が俺の舌を絡め取る間中、俺はマンゴージュースを味わい続けた。

「ん・・・」

ヒョンの声が漏れる。
俺は目を閉じて必死に我慢する。
押し倒したい!
けれども、ここは路上で・・・いくら人気が見えないからって、ここは外なんだ。
落ちつけ俺。
なんでこんなんなってるのかわからないが、とにかく落ちつけ。
そう俺自身を宥めていると、ようやくヒョンが唇を離した。

「一体・・・なんなんですか、急に!」
「だって、言ったでしょ?味見させてって」
「え?」
「お前の飲んだダークモカ・フラペチーノ・・・・美味しかったよ?
キュヒョンだって俺の飲んだマンゴー味わえたでしょ?」

言葉にならないぐらい美しく、そして淫靡な堕天使のように微笑むヒョンの顔が
銀色に輝く月に照らされている。

このキスの意味は、それだけですか?

そう問う資格がきっと今の俺にはある。
それぐらい、俺にはヒョンのマンゴージュースと一緒に心も・・・伝わってきた。
だから、聞いても良いはず。

どういう意味だったんですか?って・・・。

意を決して、そう伝えようとした時だった。
ヒョンがにっこり笑って手を差し出す。


「その半分残ってる、ダークモカ・フラペチーノ頂戴?」


ってなんでもお見通しのようで、俺は素直にカップを手渡した。
それから美味しそうにフラペチーノを飲むヒョンを見たら、それ以上何も言えなくなってしまった。

嗚呼、俺の意気地なし・・・・。


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Comment

ぶりん says... "ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!"
萌え萌え――――――――――!!!!!
くっそ萌えた―――――――――――――――!!!

ああぁっ!いかん!
公共の場で、こんな言葉遣いになってしまった!!
ど・・・どきどきどきどき―――――!
やだ―――、ミンくんが超絶いい♡
やだー!もう!どうしよう――――!
なにこれ、どうするの?
どうなっちゃうのさ!
2013.09.29 00:14 | URL | #YM16R1CM [edit]
はしし says... ""
はふー!!!ミン君…君はぎゅをどうしたいんだー!!!激しく萌えました。あああ…ミン君のマンゴー味…私もスタバに行こうかしら。続き楽しみにしてますっ!ふごー!(鼻息荒め)
2013.09.29 10:56 | URL | #YmpeaqZA [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013.09.29 16:24 | | # [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!"
ぶりりりりりりん>>


 萌えた?萌えてくれた―――!?
 なんかこう言ってもらえて嬉しいわ~。
 これどうしようね。どうなっちゃうんだろうね。
 ってもう終わったからね。どうなるか知ってんだけどね。(自虐ネタw)

 
2013.12.12 11:02 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
はししさん>>

 本当にもうお返事が遅くなってしまってごめんなさい。
 ミン君はぎゅをどう料理してくれますかねぇ。
 マンゴー味私も味見したい!
 この二人に会えるなら深夜のスタバにもいくわ・・・・・w
 いつもありがとうございますー!ふごー!
2013.12.12 11:04 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
鍵コメcさん>>

 ちょw裏コメだからってワイヒー祭りwww
 最高ですよ、あなた~♪

 マンゴージュースは美味しかったのかなー。
 私も飲みたいですよ。
 
 コメ返こんなに遅くなってごめんね・・・・。
 また裏コメお待ちしております♡

2013.12.18 08:56 | URL | #- [edit]

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