Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

黄昏ロマンス (カンミン)

皆さん、こんばんみ!

ワタシのお話しを読んで下さる中のどのくらいの人が、カンミンも愛でてくれるかわかりませんが・・・・。
最近カンミンデレ期が個人的に来てて、書いてみましたよ、と。

キュミンも書かねばねー。

そんなわけで、こんなカンミン・・・・っていうかこんなミン君初めて書いたかも!?
気に入っていただけたら嬉しいです★




黄昏ロマンス




「もう疲れた」


少し後ろを歩くソンミンの弱弱しい声が聞こえてきて、カンインは振り返った。
そこにはしゃがみこんで自分を恨めしく見上げているソンミンがいて、カンインは小さくため息をついた。

「んだよ。足腰弱いな。少し歩いたぐらいで弱音かよ」
「だって、ずっと歩きっぱなしだし、午前中は練習だったし。疲れた」
「散歩に行きたいって言ったのお前だろ」
「そりゃそうだけど・・・こんな遠くまで来るとは思わなかったんだもん」

ソンミンがぷうっと頬を膨らませて不満だらけの顔をして、じっとカンインを見つめる。
散歩に行きたいと言ったのはソンミンの方からだった。
誰も今部屋にいないし、暇だからどこかに行こうよと誘われて渋っていたのを、無理やり連れだされた。
最初は気乗りしないカンインだったが、二人であてどなく車を走らせてふと目についた田舎町に車を止めた。
ここがどこかもわからず、車から降りて近所を散策することにした。
歩き始めはよかったが、どんどん歩いて行くうちに車を止めた場所からかなりの遠い場所まできたようで、
ついにソンミンが弱音をはいてしまった。

「それにさ」
「あ?」
「一緒に歩いてくれないし・・・・」

そう小さく呟いてソンミンはぷいっと顔をそむけた。
一緒に歩いていたはずなのに、いつの間にかカンインが先を歩き、そのあとをゆっくりソンミンがついてくる。
そんな状況にもソンミンは不満だったのか、カンインを恨みがましく見つめて唇を尖らせる。

「どんどん一人で先に行っちゃうんだもん・・・」
「お前が歩くの遅いんだよ」
「合わせてくれたって・・・」
「俺はお前を甘やかす奴らとは違うんだよ」
「甘やかすってなんだよ・・・」
「常日頃、甘やかされてるだろ」

カンインはふくれっ面をし続けているソンミンの前に立ち見下ろしながら言う。
ますますソンミンの機嫌が悪くなるのは百も承知だが、そんな嫌味の一つも言いたくなる、
そんな気分だった。
都合のいい時だけこうやって甘えてくる弟分にカンインはいら立ちを隠せなかった。
一緒にいたとしても、違うメンバーが居ればそっちに行き、カンインの方にはなかなか来ない。
それなのに、暇だからと言って連れ出すソンミンにのってしまったのはカンインだったが、
実際こうして甘えてこられるとなぜか腹が立った。

「甘やかされてなんか・・・ないもん」
「ふん。そう思うならそう思え」

そう言って、カンインはソンミンを置いて歩き出そうと背を向けた。

「待ってよ。」
「んだよ」
「おんぶしてよ」
「は?」
「足・・・痛い。歩けない」

しゃがんだまま、ソンミンがじっ・・・とカンインを見上げている。
振り返ったカンインは、呆気にとられながら自分に頼るソンミンを見下ろした。

「自分で歩け」
「嫌だ」
「歩け」
「だって、痛いもん」

そんな押し問答を続けているうちに、刻々と時間は経っていき、日も暮れてくる。。
けれども、それでも立ち上がろうとしないソンミンに呆れてため息が出てくる。

「お前な」
「なにさ」
「わがままだ」
「知ってる」

そう言って、ソンミンはにっこり笑いカンインに両手を広げる。
早く、とねだるソンミンに背を向けてカンインはしゃがんだ。

「今日・・・だけだぞ」
「うん」
「今度はないぞ」
「うん」

カンインはため息をつきながら、ソンミンをその背に乗せた。
ソンミンの熱が、背から伝わってくる。

誰かをおぶるなんて久しぶりだ。

カンインはゆっくり立ち上がり歩き出した。

「お前重い」
「そう?」
「少し痩せろ」
「ヒョンは・・・痩せすぎだよ」
「何?」
「かっこいいけど・・・俺、もう少し太ってるヒョンが好きだな」
「別にお前に好かれなくてもいい。俺は痩せてかっこよくなりたいだけだ」
「太ってるヒョンだってかっこいいのに。痩せたらこうしておぶってもらえなくなる」
「はぁ?じゃあもっと痩せるわ」
「えー。だから、もっと太ってって言ってるのに・・・」

同じぐらい体重のあるソンミンをおんぶしながらよろよろとカンインは歩きだす。
これが女の子だったら文句を言うこともないのだろうが、何が悲しくて弟分のソンミンをおぶらなくては
いけないのか。
そう思いながらもおぶるソンミンから香る匂いや背から伝わる鼓動や熱に、その重さも苦ではなくなってき始めていた。

「ヒョン」
「なんだ」
「こうやって甘えられるの・・・ヒョンだけだよ」
「ふざけんな。お前にはたくさんいるだろうが、俺以外に甘えれる奴なんて」
「でも・・・やっぱり、頼りにしてる」
「ふん・・・」
「帰ってきてくれてよかった」


でも、お前はもう少しで行ってしまうだろう?

そう、カンインは言いたいのを我慢した。
ソンミンが甘えてきても、すぐに手放さなくてはいけない時がすぐ目の前まで迫っている。
それをたぶんソンミン自身もわかってる。
だから、こうして甘えてくるのだとカンインはわかってはいた。

「なんか歌でも歌え」
「えーなんで」
「俺が汗水流してお前をおんぶってんだから、少し楽しませるようなことをしろ」
「それが歌?」
「今はそれぐらいしかないだろ」
「そっか」

歌うソンミンの声が心地いい。
ソンミンだけの歌声を聴くのは久しぶりだ。
もっと、聞いておけばよかったとカンインは今さらながらに後悔をした。

「また・・・来るか」
「え?」
「また・・・こうやって遠くの街に二人で来るか?」
「良いね。また来ようよ」

はらはらと二人に枯葉が舞い落ちる。
出来ない約束と知りながら口にしたカンインにソンミンもそれに応える。
次の枯葉が舞う季節には、もうきっと・・・。

「約束だよ?」

ソンミンが言う。
カンインは足を止めることなく歩き続けながら頷く。

「お前こそ・・・忘れるなよ?」
「うん」

ぎゅっとソンミンがさらにカンインの体にしがみついた。
離れがたい、とでも言うように。

「ヒョン」
「なんだ」
「ありがとう」

紅い太陽が二人を照らす。
またこの太陽を二人でみることができるのはいつの日だろうか。
カンインはソンミンのぬくもりを感じながら歩き続けた。


+END+







関連記事
スポンサーサイト

Comment

ぶりん says... "きゃ―――――――!"
まっぴや――――――――――!!!!!
ど――――――――――――――――――――――ん!!!!!!!←体当たり
す・て・き♡
かーわーいーい―――!
萌えだよ、萌え!
良く分かってんじゃん!←どんだけ上からwwwww

いやいや、うそうそ、さすがです!!
あー、今日は良い土曜だねぇ。
ほっこり。
ありがとう♡
2013.10.05 16:04 | URL | #YM16R1CM [edit]
chou,chou says... "なんか・・・"
なんか切なくなってTTうわーーーん!
泣けてくる~
ミンくんが甘えられるのはカンインだけなんだよね・・・
もうすぐ行ってしまうだろ・・・って言わんといてーーーーーー!TT

でも・・・おんぶって・・・おぱいと○○○当たって・・・やだーダディ~///

可愛いカンミンありがとうーまっぴちゃん~

2013.10.05 20:58 | URL | #- [edit]
アリス says... "分かってらっしゃる・・・"
もう、ミン君が小悪魔だな〜♡しってる♪ってあの笑顔で両手広げて言ってくれるなんて、断れる訳無いやないかーい!www
なんだかんだ言いながらおんぶしてくれちゃうカンイン♡

これは2人だけの秘密なの〜?それともミン君メンバーに自慢しちゃってカンインからかわれちゃうのー?(笑)

いやー、キュンキュンです(o^^o)
2013.10.08 23:18 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: きゃ―――――――!"
ぶりりあんとぐりーん>>

 きゃーーーーーーー!ありがとう。
 やっぱカンミン最高だよねw
 
 ホントにいつもありがとう。
 今年もよろしくねー!
2014.01.03 09:49 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: なんか・・・"
chou,chouさん>>

 今年もよろしくねー!
 10月のコメ返を1月にする私を許してたも・・・・。

 そうでつ。
 ミン君が甘えられるのはカンインだけなんでつ!
 なんてね・・・。
 
 てかね。おぱいとその伏せ字・・・・wwwwwww

 今年もchou,chouさんのそのキワキワなコメント楽しみに待ってます。
2014.01.03 09:51 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: 分かってらっしゃる・・・"
すっしー>>

 コメントありがとおぉお。
 今年もよろしくねー!

 カンインとミン君の水面下でのラブラブを今年も期待しています。
 んもー!だよ、んもー!って身悶えするらぶらぶっぷりを・・・・。

 
2014.01.03 09:55 | URL | #- [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。