Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

きみとこーひー (ヘミン)

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ドンヘーーーーーーーーーーーッ!
誕生日おめでとおおおぉお! (今更wwww)


そんなわけで、小話を。
リアル設定はどうも思いつかなかったので、SPYのヘミンを。
これも今止まっちゃっててすみませんーー!


てなわけで、ドンヘ、おめでとう!!!!


きみとこーひー 




雨が降っていた。
季節は秋になり、雨が降ると一段と肌寒さを感じられるようになってきた。
朝起きてすぐストーブをつける。
ストーブが部屋を暖めるまで、俺はじっと布団の中で待つ。
しばらく、目が覚めると一人だという生活が続いている。
彼に会うまでは誰かしら朝目覚めると隣に眠っていて、ひと肌の暖かさで肌寒さも感じることなどなかった。
名前も知らない女の子が部屋に居て、一言も名を呼ぶことなくそのまま一緒に部屋を出て別れる、そんな
日常が常だった。

誰でもいい。
温めてくれれば。
誰でもよかった。
そばにいてくれれば。

一人布団の中で今日は何をしようかと逡巡する。
上司からの指令のメールは来ていないし、特にこれといった予定もない。
たくさん来ていた女の子たちのメールも返信をしなくなったせいか、ぱったりとこなくなった。
それでも、1日に何通か思い出したように連絡を求めるメールが来るが、俺は無視し続けている。
断りのメールしか出せない今、返事のしようがないからだ。
わざわざ、会えない、ごめんとメールをするなら返信をしないほうが優しいんじゃないかと思うし、
わざわざそんなメールをするのに手間と暇を取られるのが嫌になってもいた。

ふわーっと大きな欠伸をして、布団からはい出た。
部屋は丁度いいぐらいに暖まっている。
シャワーを浴びて、出かける準備をするか。
外は雨だけど、だからって一日中部屋に居ても仕方がないしね。


**


「いらっしゃい」


いつものように笑顔で彼が迎えてくれた。
その笑顔を見ると、ほっとする。
今日も会えたという嬉しさと、今日も綺麗だという感嘆のため息が一緒になった。

「今日は寒いね」
「そうだね。」
「雨だし・・・」
「もうストーブ炊いてるの?」
「さすがに炊いてる」
「そっか。今日は何飲む?」
「んーいつものやつにしよかな」

そういうと、ソンミニヒョンはにっこりと笑った。
いつもイェソンさんがいるからヒョンはコーヒーを淹れないのだけれども、今日はいないのか
ヒョンがコーヒーを入れる支度をし始めたる。
その姿をカウンターで頬杖を突いて眺めていると、それに気づいてヒョンが眉をしかめた。


「何・・・あんまり見ないでよ」
「今日、イェソンさんいないの?」
「んー。」
「それにリョウクは?」
「後で来るよ」
「そっか。ヒョンがコーヒー淹れるなんて珍しいなって思って・・・」
「たまに・・・淹れるよ」
「へぇ・・・。」
「だから、緊張するから見ないでよ」
「わかったよ」

ホントはずっとそのぎこちない手つきを見ていたかったけど、頬を膨らませてむっつりと言われたから
俺は見ないようにしようと雑誌を読み始めた。
雑誌にはすでに冬のコート特集が組みこまれていて、まだ秋になったばかりなのに
季節が先取りされていた。
今年はコートを買おうか、冬の服を何か買おうか・・・そんなことを考えながら雑誌を読んでいると、
ヒョンの淹れるコーヒーから良い匂いが漂ってきた。
真剣にフィルターにお湯を注ぐヒョンがおかしくて、つい笑いそうになったけど、見るなと言われている手前
一応知らないふりをしていなければいけない。
ちらちら横目で見るのも楽じゃない。

ヒョンと出会って、彼が勤めるこの喫茶店に来るようになってどれぐらいたっただろう。
少しは彼との距離が縮まっていると思っているけれど、彼の気持ちはわからない。
ここでヒョンと一緒に働いているリョウクには俺の気持ちはダダ漏れなようで、すでに気づかれているのだけれど、
肝心の本人に気づかれているのか、それとも気づいていてもスルーされているのかわからないほど、会ったころから
あまり接し方に変化がない。
無下にされてるわけでもないし、贔屓されているわけでもない。
喫茶店で会うヒョンの姿以外見たことがないし、さりげなく映画に誘っても軽くかわされてプライベートなことは
何もわからない。
俺に寄って来る女の子たちは自分のことをべらべらと俺にしゃべってきて、知らないことなんて何も
ない状態だったから、こうして自分が好意を寄せている相手のことを何も知らないというのは
かえって新鮮に思えた。

ここで会えるから、いつでも・・・会えるから、一つずつ、少しずつ近づければそれで良い。
焦りがないと言えばうそになる。
こんなに綺麗な人だから、ほかの人も同じように彼に近づきたいと思っているかもしれない。
でも、今はこの距離感で満足しておかないと、彼はすっと消えていなくなってしまう、そんな気がしていた。

「はい、どうぞ」

ヒョンがコーヒーを持ってきてくれた。
コーヒーから湯気が立ち上って揺れている。

「ありがとう・・・」

初めてヒョンが俺に入れてくれたコーヒー。
すげぇ嬉しい・・・。
俺のためにあんな真剣な顔をして入れてくれたっていうのが、とてもうれしくて俺は抱きつきたくなるのを
ぐっと我慢した。
クールな顔して礼を言うのも疲れるぜ・・・。

「兄さんみたいに上手に淹れれないけれど・・・ごめんね」
「何言ってんの。そんなことないよ」

兄さんのは確かに旨いけど、ヒョンがいれてくれたコーヒーは俺にとってプライスレスだよ。

ヒョンが淹れてくれたコーヒーを口に運ぶ。
俺が一口飲むのをヒョンが待っている。

美味しいに決まってるけど、なんて言おう。
美味しいだけじゃつまんないかな。
かといって、コーヒーのうんちくわからないし。
どうしよう。
どうしたら喜んでくれるかな。

そんなことを考えながらも一口飲むと、温かいコーヒーが喉を潤していく。
すると、自然と口から、

「美味しい」

と、いう言葉が漏れた。

「ホント?嬉しい。初めてお客さんに出したんだ。そう言ってもらえて・・・嬉しいよ、ドンヘ」
「マジで・・・美味しいよ」

お世辞ではなくて、本当に美味しかった。
ヒョンの初めて淹れたコーヒーが飲めて俺も嬉しい。
今日は雨降りでちょっと憂鬱だったけど、そんな気分が吹き飛んだよ。

「ね。ドンヘ」
「んー?」
「お誕生日だよね、今日」
「へ?」
「おめでとう」
「あ・・・ありが・・・・とう」

不意にヒョンが云うもんだから、俺はすごく慌ててしまってそれ以上の言葉が出なかった。
今日が誕生日なんて・・・俺、言ったっけ・・・。
確かに今日は誕生日だ。
朝からわんさかと女の子たちからメールが来てて、それでようやく今日が誕生日だって知ったぐらいで。
だから、雨でちょっと憂鬱になっていて・・・。

「なんで・・・今日誕生日って知ってるの?」
「え?前に・・・話ししてくれなかったけ?」
「そう・・・だっけ?」
「きっと・・・そうだよ。忘れた?」
「いや・・・」

ヒョンが笑顔で言うもんだから、そういうことにしておこう。
せっかくお祝いしてくれたのに、どうして知ったかなんてもう関係がないことだし。
ヒョンが祝ってくれたおかげで、なんだか一気に誕生日が嬉しくなった。
誕生日は嬉しいもんでもなかったし、女の子たちが誕生日だからって俺に甲斐甲斐しく世話を焼いて面倒臭くもあったけど、
今年はなんだか・・・普通に嬉しい。
湯気の向こうで微笑むヒョンに俺も微笑む。
そう。
こうして、一緒にいられるだけで俺には最高の誕生日プレゼントだよ。

「これ・・・もし良かったら・・・」
「え?何??」
「開けてみて?」

ヒョンが少しもじもじとしながら小さな袋を渡してくれた。
開けてみて?と言われて素直に開けると、そこには十字架の銀色のペンダントが入っていた。

「これ・・・俺に?」
「うん。マリア様のご加護があるように・・・・。ドンヘを守ってくれますようにって・・・」
「俺・・・クリスチャンだって言ったっけ?」
「・・・言ってなかったっけ? 」

と、ヒョンが首を傾げる。
俺がキリスト様を慕い毎日祈りを捧げているってヒョンに話しをしたっけかな。
まぁ良いや。

「かけてあげようか?」
「え?良いの?」
「うん。だってそのために買ったんだし。きっとドンヘを守ってくれるよ」
「そだよね」

そう言って、ヒョンが俺の首にネックレスをつけてくれた。
これが俺を守ってくれるなら、俺はずっと多分生きていられる。
どんな任務でも俺は生きて帰れる。
そう・・・思えるよ。

「ありがとう。すっげ嬉しい」
「うん。似合うよ。良かった」

笑うヒョンを抱き締めたかった。
俺は、ヒョンの元へ絶対帰ってくるって・・・そう約束したかった。
けれども、そういう仕事をしているっていうのは知らせたくなかったし、無駄な心配もさせたくない。

「ヒョン・・・」
「んー?」
「ありがとう。俺・・・がんばる」
「うん。」
「がんばるよ・・・」
「うん」

何をがんばるのかヒョンはわからなかっただろうけど、何度も頷いてくれた。
そして、そっと俺の肩を抱いてくれた。

「ドンヘ。おめでとう」


***


今日は俺の誕生日。
人生でこんなに嬉しい誕生日はないってぐらい最高でハッピーだった。
来年も、再来年も、そのまた次の年もずっと一緒に・・・祝えたら良い。
俺はそのために生き続けるよ。

そして、ソンミニヒョンの笑顔を守るために。



+END+



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Comment

ぶりん says... "ドンちゃん"
お誕生日おめでとー!(笑)

ミンくんのしらばっくれっぷりと、ドンちゃんの気にしなさっぷりが
ナイスぐー!だね♡
ドンちゃんが、神とミンくんのご加護で包まれますように。
2013.10.19 16:13 | URL | #YM16R1CM [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013.10.19 16:52 | | # [edit]
momokana says... ""
どんちゃんー
ヘピバースデー♪

かわいい!ヘミン。
クール気取っても、ミニヒョンデレは隠せないよねー
そんなどんちゃんが愛しいんだな、ソンミニヒョンはw
どんちゃんのミン君の穏やかな時間が暖かすぎて(泣)わたしまで嬉しくなるよ。

改めて、どんちゃん、お誕生日おめでとう(´∀`)
2013.10.19 17:45 | URL | #- [edit]
chou,chou says... "( *´艸`)"
かわいー(*´з`)
ボケ~←としてるドンペにはミンくんがついててくれなくっちゃ・・・ね♡
ドンペはミンくんの前では男らしくしたいかもしれないけど・・・デレすぎやなww
キリスト様に「活!!!」いれてもらえ~!!

おめでとうドンペ~♡
ありがとうまっぴちゃん~♡
2013.10.19 18:57 | URL | #- [edit]
アリス says... "はぴばすでー♡"
ドンへ氏ー♡
ハッピバースデー!ミン君の横に来るとグンとイケメン度がアップするドンへー♡

ミン君のおとぼけな感じも可愛い〜( ^ω^ )

センイル小説ありがとごじゃいまーす!!
2013.10.19 21:30 | URL | #- [edit]
柚楓 says... "きゅんきゅん♪"
まぴこさん、胸きゅんでした。
ありがとうございます *^m^*
ちょっぴりCoolなみんくんが素敵です。
どんへ~お誕生日おめでとぉ!!
2013.10.20 00:05 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ドンちゃん"
ぶりりん>>

 ドンヘ、おめでとーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 ってもういつの話しそれ・・・・w
 なコメ返でごめんね。えんえん。
 今年もヘミニストでがんばるよー!
 おっと。キュミニストだった。
 
 
2014.01.03 09:59 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ありがとおおおおおおおおおおTT"
鍵コメPさん>>


 こちらこそいつもありがとおぉおおおおおお!!!!
 10月のコメ返今更でごめんんえぇーーーーーーーーーーーー!!!!
 ドンヘ、おめでとーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!(遅

 久々にヘミン書いたよ。
 またこれ以降書いてないのね。
 うん。がんばる。
 優秀なスパイな設定でがんばってます。ほら、幹部候補だからwwwww
 
 この二人の続きも書かなきゃねぇ。

 いつもいつもコメントありがとう。
 こんな私を今年もよろしくお願いします。

2014.01.13 21:34 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
桃子>>


 こんな遅くなってごめんね。
 見てるかな・・・返事wwww

 ヘミンにコメントありがとう。
 ヘミニストとして嬉しいです。
 あ、キュミニストとしても嬉しいです。

 ドンちゃんおめでとう!からもう3かげ・・・・・・・・・。

 桃子、コメントありがとおぉおおおおお!!!!
 今年もよろしくね。
2014.01.13 21:36 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ( *´艸`)"
chou,chouさん>>


 かわいいー!?
 嬉しいわ―。
 ぼけーっとしてるドンペロにはしっかりもののミン君だよね!
 それか、おせおせのシウォンかwwwww
 
 こちらこそいつもありがとう~。
 chou,chouさんありがとー。

 今年もよろしくお頼もうしますー!
2014.01.13 21:37 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: はぴばすでー♡"
すっしー>>

 ありがとおおぉおお!
 返事遅くなってごめんね。ぐっすん。
 イケメンドンヘが更に輝くわけですよ。
 それがTHEヘミンです。THEヘウンでも良いんだけど・・・・。
 かわいいドンヘも良いなって最近思うようになりました。

 今年もよろしくね★
2014.01.13 21:39 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: きゅんきゅん♪"
柚楓さん>>

 きゅんきゅんしてもらえて嬉しいですー!
 そしてお返事とっても遅くなってごめんなさーーーーいいいいいいぃい!!!!

 今年もよろしくね!
 
2014.01.13 21:39 | URL | #- [edit]

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