Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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もうひとつの雨やどり*3

ミナムの居ない夜の時間。
テギョンはたっぷり一人の時間を満喫するはずだった。


なのに、なぜか気持ちは落ち着かず、ベットに横になっていても眠れずいらいらとしていた。
部屋を明るくしていても、文句を言う奴はいない。
何度も寝がえりをうち、何度もベットの脇の時計に目をやるが、先ほどから全く時計の針が進まない。
恨みがましく天井を見るが、おもしろくもなんともない。

「ね・・・眠れない・・・。」

最近テギョンの寝付きは良かった。
はずなのに、今日はまったくもって眠れない。
元々不眠症なので寝付きが良いのが奇跡的なのだが、それに慣れてしまうと眠れないのがとても辛く感じられた。

「久しぶりに長い夜を迎えそうだ。」

テギョンは寝るのを諦め、ベットから抜け出してパソコンの前に座った。
それからパソコンの電源を入れて、メールのチェックをした。
たくさんのメールに目を通し、ファンクラブにアクセスし、ファンからのメッセージを読む。
忙しくてなかなかファンからのメッセージに目を通せないが、それでも自分宛のはなるべく見るようにしていた。
以前。
眠れない夜が続いた時は、こうして夜中にファンの言葉をチェックしたり応えたりしていた。
それが眠れるようになった途端に、眠れる時間が嬉しくてついつい後回しにしてしまっていた。
テギョンは、眠くなるまでパソコンの前に座り、メールの返事を書いたり、メッセージを読みふけった。

ようやくあくびが出た頃、窓から朝日が差し込みだし、つけていた電気が必要となくなった。
ミナムがそうするように、テギョンも部屋の電気を消した。
差し込む朝日だけでも部屋が明るい。
ちらりと時計を見ると、早起きなミジャがいればもう起きている時間だ。
そして、ミナムも起きている時間だろう。

「あいつ・・・朝早く起きて何をしているのか、今日こそ見つけてやる」

鼻息荒くパジャマを脱ぎ捨てジャージに着替え部屋を飛び出すと、丁度ミナムが階段を下りているところだった。
ミナムもパジャマではなく、首にタオルを巻き、なぜかジャージを着ていた。

「ジャージ・・・?」

自分もジャージ姿なのだが、ミナムのジャージ姿など今まで見たことがなかったので驚いてしまった。
ミナムはテギョンに後をつけられてるとも思わず、そのまま外へ出てしまった。

「外に?こんな朝っぱらからどこに行くんだ・・・」

テギョンは小走りに屋上へと上がり、テラスから下の様子を覗った。
するとまだミナムがおり、ウッドデッキでストレッチをしているところだった。

「なんだ?何が始まるんだ??」

朝からストレッチを始めるミナム。
念入りに足を伸ばし、体を柔らかくする。
今朝は良い天気だ。
久しぶりに朝の澄んだ空気をテギョンは吸いこんだ。

「ミナム、おはよう」

しばらくして、シヌの声が聞こえてきた。
テギョンは柵から身を乗り出しそうな勢いだったが、それを必死に抑えつける。

「シヌ兄貴、おはようございます。今朝も良い天気ですね」
「ああ、そうだね。日ごろの行いが良いせいかな?」
「えへへ・・・」

そんな会話をしながら、シヌもミナムと同じようにストレッチを始めた。
よく見れば、シヌもジャージにウインドブレイカーを着ていた。
まじまじと見るわけにはいかないので、なるべく下から見えないぎりぎりのところで二人の様子をのぞき見る。

「ミナムも体力がついてきたから、今のコースじゃ物足りないんじゃないか?」
「いえ・・・僕にはまだまだ丁度良いです。帰りが最後はきついので・・・」

体力?コース?

テギョンの頭にハテナマークがたくさん浮かぶ。
二人の会話の意味がイマイチつかめない。
そうこう考えているうちに、シヌとミナムはともに出かけていった。

「ジョギングか・・・」

テギョンの口が無意識にとがる。
二人がいなくなったテラスに向かって、ふん!と鼻を鳴らす。
荒々しい足取りでテギョンは階段を下りていった。

「別に、あいつらが一緒に何かしてようが俺には関係ない。」

ぶつぶつと文句のような言葉を言いながら、再びテギョンは自室へ戻り、今度はジャージを投げ捨て、
床に無造作に置かれていたパジャマを着なおした。

「くそっ・・・寝てやる。こんな不快な思いをして起きている必要はない」

結局夜眠れなかったテギョンにすぐ眠りが訪れた。
鳥の鳴き声も、すでにテギョンの耳には聞こえない。
薄れゆく意識の中で、
「今日のスケジュールはどうだった・・・。確か午前中は何もないはずだ・・・。」
と、スケジュールを必死に思い返していた。


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