Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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今夜、居酒屋で。 *1 (ウネ)

始まりますよー!
ウネでございます。
ウネです。
ウネ。

最後まで完結しておりまして、今日から毎日1話ずつお話があがります。
ウネペンの方もそうでない方も楽しんでいただけたら嬉しいです★






今夜、居酒屋で。 *1 (ウネ)





「いらっしゃいませー!」

今日も俺はでかい声を張り上げて、店に来るお客さんを歓迎する。
住宅街の少し外れた場所にあるこの居酒屋は全国でも有数のチェーン店で、
丁度家と大学の中間地点にあった。
車で来れるファミリー向けの居酒屋ってことで、繁華街にある同じ名前の店よりも客足が多いのかもしれない。
週末ともなればひっきりなしに客が入り、何時間か待つことも多々ある。
一日に何百人も来るこの店で、少ないバイトの数で懸命に働いても微々たる給料しかもらえないとしても、
なかなか俺はこのバイトが気に入っていた。
ただ。ある一点を除けば・・・・。


「イ・ヒョクチェ!お前の相棒に早く戻って注文持ってけって言え!」

にこやかに客に挨拶をしている俺の後ろから怒号が飛んでくる。
またか・・・と、笑顔を顔に張り付けたまま内心舌打ちした。
客を案内した後に、思いっきり不機嫌に、思いっきり面倒臭い顔をして、俺と同じように
思いっきりイライラしている先輩の元へ走って行った。

「だから!なんで俺なんすか!」

毎回毎回、俺ばかりが叱られる。
俺が悪いわけじゃないのを皆知ってるけど、あいつの保護者かなんかだと
勘違いされているせいか、俺が先に呼び出されて説教を受ける。
この悪循環をどうにかしたいと思っても、なかなかその負の連鎖は断ち切れない。
俺は、はーーーっと長い溜息をついてから先輩に食って掛かった。
少しでも、俺に降りかかる災いを減らしたいそんな一心でいつも挑むのだけれども、
減るどころか増えていく一方だ。
そうとはわかっていても、抗議の一つでもしてやらないと、やっぱりお前はあいつの保護者だと思われ
続けるのは目に見えていた。
そんな俺の抗議をはいはいと軽く流して、早く呼びに行けと先輩が目で合図する。

「仕方ないだろう。だってお前の言うことしかあいつ聞かないんだから」

って、したり顔で言ってくる先輩に向かって唇を尖らせた。

「だからって!何度言ったらわかるんすか!俺はあいつの・・・」
「保護者だろ!」

言い終わらないうちに鬼の形相ですぐさま切り替えされて、俺は諦めるしかなかった。
客足も強まってきた。
ここで俺が保護者だ、いや保護者じゃないと先輩と言い合いをすればするほど
自分に振りかかってくるのは明らかだ。
俺はしぶしぶとわかりましたと頷くと、先輩が指をさした。

「5番だ」

先輩が指示している方向は、個室の密集している場所だ。
俺は天を仰いだ。
いや、正確には天を仰いでる場合じゃなかった。
次から次へと客が入ってきて、つべこべ言っている暇なんかなかった。
俺は、走った。
自分の立場を呪いながら。


***


「もーやだードンへ君ったらー!」

5番と入口に札がかかっている部屋の前に立つと、中から大勢の女の人の笑い声と歓声が聞こえてくる。
その騒ぎ声を聞いて、俺はため息交じりの吐息を吐き出した。
とりあえず、深呼吸だ。
どんな風景を見ようとも平常心で挑むんだ。
俺は、扉の前で心を落ち着けてからノックをした。
こんな騒ぎの中でノックの音なんて聞こえるわけもないだろう、返事は一向に来ず歓声が途切れることがない。
中でどんなことが起こっているのか見たくないが、この扉を開けないことには埒があかない。
毎度のことだからと、返事を待たないで思い切り扉を開けた。

「すみませんねー。うちの従業員が・・・・」
「キャー!もう何よー!」
「ヒ・・・ヒョク・・・・ッ!」

誰か・・・俺に最後までしゃべらせて。
また俺の言葉カットだよ。
それもこれも、お前のせいだ、イ・ドンへ!

呆れる俺の足下に、女たちをようやく振りほどいてドンへがよろよろと這ってくる。
ドンへの顔には色とりどりの口紅のキスマーク。
この部屋にいる女たちの口づけを受けた証を顔中に散りばめて、ドンへは俺に助けを求めた。


「助かった・・・ヒョク・・・」

ホッとした顔で俺を見上げるドンへに、

何が・・・助かっただ・・・この野郎!

と、怒鳴りたいのをぐっとこらえ笑顔を顔に貼り付けたまま頭を下げた。

「お客様、申し訳ありません。うちの従業員が・・・」
「全然迷惑じゃないわよー!」
「ドンへ君行かないで~!」

だから・・・最後まで俺の話を・・・。

頭を下げる俺の視線とドンへの視線がぶつかる。
へらへらしてるドンへを睨み付けてから俺は姿勢を正した。

「申し訳ありません。混んできましたので・・・」

これ以上何かを言っても無駄だと観念して、女どもの悲鳴を無視して俺はドンへを部屋から押し出した。
ぴしゃりと扉を閉めると、俺に対する罵詈雑言が聞こえてくる。
ふん。
なんとでも言え。
ここはホストクラブでもなんでもない。
ただの居酒屋で、俺たちは大学生で、ただのアルバイで・・・俺に至ってはこいつの友達ってだけなのに・・・。

「ご・・・ごめん、ヒョク。俺・・・戻りたいって言ったんだけど・・・お姉さんたちがなかなか離してくれなくて・・・」

ドンへはいつもと同じように、怒ってる俺に縋り付くように謝ってくる。
毎回毎回そうだ。
ドンへが何気なしに注文の品を持っていくと、イケメンだってことで話題になって、
ちょっと軽く返事をしたらその場が盛り上がって、女たちが離さない、俺が呼びに行かされて反感を買う、
の繰り返しだ。
何回注意しても、お客が離してくれないってメソメソ泣くけど、離させないようにしてる
お前にだって原因がある。
盛り上げるのもいいけど、お前はホストじゃなくてただのバイトで、皿洗いや注文取りや
席の案内や、他にもやることはたくさんあるんだ。

「ドンへ・・・」
「ヒョク・・・」

ドンへは立ち上がり、俺と対峙した。
男の俺から見てもカッコいくて楽しくて、だけどどこか頼りなくて、だから守ってやりたくなって。
わざと仕事をサボってるとか、モテたくてそうしてるっていうのがないの、俺わかってる。
だから女たちがほっとかないってのも、わかってる。

だけどな・・・・。
そろそろ俺も限界値突破なんだよ・・・・。

「ドンへ、ちゃんと仕事しろ」

あれこれ言いたい言葉はあったけど、それだけ言うのが精一杯で。
きょとんとするドンへを置いて俺は厨房に戻って行った。



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Comment

ぶりん says... "わぁい!!始まったー!"
そうです、わたくしは超フライングをしてこの1話を読んでいるのです♡
……いつ、読んだんだっけ?
ってくらい前にね(笑) 去年?いつだっけ…。

やったー!ついに続きが読めるのね、この
ひょく…乙…!
から先、どうやってウネウネしていくのか楽しみ!
ひょくのいう事しか聞かないドンちゃん。きっと無意識なんでしょう。
ぶーぶー言いながらもドンちゃんの世話を焼いてしまうひょく。
きっと愛なのでしょう♡
今年は生ウネが見られるね~、楽しみだー!
明日が楽しみだー(*^_^*)

お客の顔、いろいろ浮かぶわね…(笑)
わたしはひょくをご指名するよー!←だから居酒屋だっつーの
2014.02.11 11:11 | URL | #YM16R1CM [edit]
ara+ says... ""
面白い〜!

面白いけど、ウネ怖いよぉ〜
読みたいけど、ウネウネが怖いよぉ〜

どうしよう〜まぴこさん〜TT
2014.02.11 16:38 | URL | #mjcngJaQ [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: わぁい!!始まったー!"
ぶりりりりりりん>>


 初!ウネ!
 全然居酒屋舞台になってないけど、居酒屋話しでしたね。
 あーこんな居酒屋あったら毎日通うよねー。
 いいよねー。
 あっはーん♡
2014.03.17 14:56 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: タイトルなし"
araさん>>

 怖くない・・・・(ナウシカ風

 ウネウネしてないよ?シヘシヘしたけどもwwwww

2014.03.17 14:57 | URL | #- [edit]

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