Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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今夜、居酒屋で。 *3 (ウネ)






今夜、居酒屋で。 *3 




ピロピロと昨日の夜から、LINEの通知を知らせる音がひっきりなしになっていた。
ドンヘだって・・・・わかってて俺はずっと無視し続けていた。
あいつのことだから、最初は普通に・・・っていつものようにお休みだとかおはようだとか言ってきて、
既読がないからすっごく慌ててる・・・んだろうな。
それでも俺はどうしても、あいつの打った文字や言葉を見たくなくて、朝になって携帯の電源を
消した。
そうすれば、あいつがどんな思いをするのか・・・・わかってるけど、どうしても。
昨日のことが許せないんじゃない。
ただ、ちょっと・・・一人になりたいだけで。
そんな時がたまにあって・・・。
毎日毎日、ただの友達なのにドンヘのことばっかり考えてもられないし、世話だってしたくない。
今日のバイトはあいつと同じシフトじゃないのも、きっと少し離れろってことなんだと思う。
それでも、学校には行かなきゃいけない。
あいつに会うかもしれない。

だけど、今は・・・。

俺はのろのろと支度をした。
とりあえず、ずっと寝てても仕方ないし・・・学校に行く前にカフェにでも行ってみようか。
相変わらず携帯の電源は切ったまま。
誰にも追われず、求められず。
そんな日を満喫するつもりだった。


**


「いらっしゃいませ~」

いつものカフェに行くと、バイトのリョウクが相変わらずやる気があるのかないのかわからない感じの声で
出迎えてくれた。
ちょっと街から外れたところにあるこのカフェは俺の最近のお気に入りで、ドンヘにも教えていない。
一人になりたいとき、誰にも会いたくないときに来るようにしているこのカフェは、俺の隠れ家のようなもんだ。
客もほどほどなのが丁度良い。
居なさすぎても居づらくなるし、かといって満員でも居づらいし。

「今日は学校どうしたんですか~?」
「あ~?さぼりさぼり」
「単位とか大丈夫ですか~?」
「あのなー。俺、普段真面目なの」
「そうでしたか~」

って、リョウクが意地悪く笑った。
この・・・・。

いつもこんな感じの対応なのに、なぜかここに来ちゃう俺。
俺ってもしかして、マゾなのか?
いやいや。そんなことない。
俺はいつもの席でいつものコーヒーとクッキーを頼んで一息つく。

「あれ?今日は兄さんいないの?」
「今買い出しに行ってます~」
「リョウクもコーヒー淹れれるようになったから?」
「そうです~。美味しいでしょ?」
「うん・・・まぁ」
「ゆっくりしてってくださ~い」

いつもリョウクとイェソンさんと二人でいるけれど、珍しく今日はリョウクだけ。
リョウクもこのカフェにどれぐらいいるんだろう。
兄さんと二人・・・息がつまらないんだろうか。
せかせかと働くリョウクを頬杖をつきながらぼんやりと眺めながらそんなことを考える。
息がつまるような相手と二人でなんて・・・働かないよな。
無口な兄さんにちょっと毒のあるリョウクの二人は、つかず離れずの距離でうまくやってるんだろう。
どっちが気持ちを我慢してるのかわからない。
もしかしたら、我慢なんてしてないのかもしれない。

俺とドンヘだったら・・・・。

今日一日、あいつのこと考えないって思ってるのに、何かにつけて考えてる自分に辟易した。
鳴らない電話を何回も見たりして。
電源を切ったのも俺。
あいつからのメッセージを無視してるのも俺。
なのに・・・。

「いらっしゃいませ~」

と、リョウクの声がして、俺はハッとした。
そろそろ・・・学校に行かないと。
必修の科目があるんだった。

席を立つと、後ろから声をかけられた。

「ヒョクチェ」
「あん?」
「一人か?珍しいな」

振り返ると、シウォンが居た。
同じ大学の同級生で、ソンミニヒョンと並んで金持ちのシウォンは何かと注目の的で・・・。
俺なんかと話しをすることなんて本当はないんだけど、履修科目が結構かぶってるおかげで
会えば話をする間柄だった。
相変わらずスマートな服を着て、きちんとしたたたずまいのシウォンがなぜこんなカフェにいるのか
わからなくて、俺は咄嗟に声が出なかった。

「もうそろそろ授業だろ?行かないのか?」
「お前こそ・・・行かないのかよ。必修だろ」
「お互い様だ」

シウォンはニヤッと笑うと、リョウクにコーヒー豆を注文する。
コーヒーを買いに・・・来たのか?

「どうしてここに?」

俺が問うと、シウォンは興味なさそうに短く答える。

「コーヒーが旨いからだ」
「あ・・・そ」
「送っていってやろうか?」
「いや・・・いい。まだ間に合うし。チャリで来てるし」
「そうか。そういや、ドンヘは?」
「ドンヘ?なんでドンヘ?」

豆を受け取るとシウォンが俺の前に立って、じっと見つめてくる。
なぜドンヘの名前が出てくるのか・・・なんとなくわかる。
俺たちはいつでも一緒で。
一人でいたことがないぐらいいつでも一緒で。
だから、会う人会う人、ドンヘは?って聞いてくる。

だから・・・嫌なんだ。
あいつといるの。
だから・・・嫌なんだ。
一人でいるの。

「俺だって一人の時ぐらいあるし、ドンヘの保護者じゃない」
「そうか?」
「なんだよ、それ」
「さぁ・・・。今頃どうしてるかな」
「ドンヘだったら、俺なんて居なくても誰かそばに居てくれてるよ」

そう。
俺なんていなくても、ドンヘはいっつも人の輪の中にいる。
俺なんていなくたって、あいつは一人じゃない。

シウォンが何か言いたそうにしていたけど、俺はそれ以上話すこともなかったから
店の外へ出た。
憎らしいぐらいの青空に俺は舌打ちをしてから、自転車にまたがった。

学校へ行けばドンヘが居る。
どんな顔をして、ドンヘに会えば自分の気が晴れるのか。
そんなことを考えながら、自転車を漕いだ。


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Comment

ぶりん says... "うぎたんの"
しゃべり口調にまっぴ色♡
五七五でこんばんは。

うぎたんと兄さんがカフェをやっているとどうしてもスパイのカフェを思い浮かべてしまうー。
なんだったっけ、カフェ・パルテノンだっけ??www
なんか、懐かしい(笑)
ここは、どんなカフェなんだろうー。
兄さん出て来るかなー?
シウォンさんが登場したー!
考えないようにしても、ついついドンちゃんを想ってしまう
ひょっくんに萌え萌えー♡
2014.02.13 00:21 | URL | #YM16R1CM [edit]

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