Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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吾輩は、犬。   (成均館 コロリム)

なんだかんだいって書いてるよーwなコロリム。
今回はヨリム目線でございます。
いつまで書けるかなぁ。
この時代背景難しいんだよオ。


もちろん、キュミンもヘミンも忘れてないですよー!




吾輩は、犬。





俺は、ク・ヨンハだ。
成均館の中をこんなにも優雅に歩けるのは俺だけだ。
他の奴らは、頭が固い学者そのもののような品のない歩き方をしている。
手に扇子をひらめかせ、口元を隠しながら陽の光を浴びてゆっくりと歩く。
今日は天気もよく、気持ちが良い。
そんな俺の前方に・・・見慣れた二人がじゃれついている。
むっさいなりをした男は我が親友のコロで、もう一人はかわいい俺の弟・・・か妹か?のテムル。
何をそんなに二人で楽しそうに笑っているんだ?
まるで・・・犬がじゃれついているようにコロのヤツがテムルにちょっかいを出している。

「おい!コロ!テムル!」

少し遠くから俺は声をかけた。
けれども、二人は俺の声には気付かないようだ。
テムルの話しを面倒臭そうにしながらも、ちゃんと聞いているコロの横顔が真剣で
見ているこっちが可笑しくなる。

かれこれ・・・もう10年来の友達だが、コロがあんな顔をしているのを初めて見た。
近くに居るテムルにどう接して良いかわからなくて落ち着きがないコロは、初めて出会った時よりも
心細そうな顔をしていた。
そんなのをおくびにも出さないようにしているつもりのコロがやけに愛おしく感じる。

バカな・・・ヤツ。

テムルにはばれなくても、俺にはばれてるぞ?
百戦錬磨のこの、ク・ヨンハには・・・お前の気持ちなんて手に取るようにわかる。
だからこそ、歯がゆい。
10年以上もそばに居たのは、この・・・俺なのに。

「コロ」

声をかけると、コロがいつもの仏頂面で俺を見る。
テムルに見せる顔とは全然違う野暮ったい顔。
それが俺だ、とコロは言うかもしれない。
けれども、俺はもう知っている。
違う顔をしたお前を。

「なんだ」
「何・・楽しそうにしてんだ?」
「別に・・・」

プイと横を向くコロを無視して、テムルに話しかける。
わざと。
コロに見えるように、わざとテムルの耳元に顔を近寄せて、まるで女を誘うようにそっと囁いてみせる。


「おい、テムル。二人で犬みたいにじゃれて可愛かったぞ?」
「ヨリム先輩・・・何言ってるんですか!」

くすぐったかったのか、テムルが頬を染めるのをコロが見た。
顔を背けるコロを挑発するように、コロの頬を両手で挟み撫でつけて、俺の方に顔を向かせた。

「おい、コロ。あんまりじゃれてると、ソンジュンに怒られるぞ?」
「じゃれてねぇよ」

俺の手をコロが荒々しく押しのける。
このク・ヨンハの手をこうして押しのけるのはお前だけだ、コロ。
女たちが求めるこの手を・・・いとも容易く払いのけれるのはお前の・・・特権だ。
それでも、俺はコロを求める。
俺の知らない顔を持っていても、それを決して俺に見せることがなくても、俺はコロを求めてやまない。

「つれないなぁ」
「あん?何言ってんだ」
「俺も・・・お前みたいに犬になれたらいいなぁ」
「俺は犬じゃねぇ」
「そうか?」
「そうだ」
「犬みたいに見えたぞ?」
「フン・・・言ってろ」

俺が犬になったら、優しくしてくれるか?
俺が犬だったら・・・その無骨な手で撫ぜてくれるか?

お前が犬だったら・・・俺だけに従順になってくれるか、コロ・・・・。

俺は自身の哀れな願望を広げていた扇子と一緒に閉じた。
さぁ、おしまいだ。
戻ろう。

俺は、ク・ヨンハだ。
俺の行くところにあるのは女と酒。
ヨリムと呼ばれる俺に戻ろう。
コロ。
俺は、お前の友達だ。



+END+


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