Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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Secret Night *2 (完) (成均館 コロ×ヨリム)




大変自己満足なコロリム連載中ですwww
あーやっぱこの二人最高ね★


Secret Night *2 (完)




そっと、顔をジェシンに近づけた途端に、

「ヨンハ・・・重てぇ。」

と、目を閉じたまま、ジェシンが声を上げた。

「起きたか?」
「俺の房に女の匂いを持ってくるな」
「気にするな」
「気にしたくなくても、匂うんだよ」
「しゃっくりが・・・止まらなくなる?」
「ふん・・・。」

ヨンハの意地の悪い言葉に、ジェシンは一つ鼻を鳴らして上半身を起きあがらせると、
ヨンハがジェシンの膝の上に座った状態で向き合い、二人の体が密着した。

「どけろ」
「だって、お前が起きないから」
「もう起きた」
「また寝るだろう?」
「こんな夜更けに・・・何をするっていうんだ」
「さぁ・・・ほら、この牡丹を見ろよ。こんなに綺麗に咲いている」
「へぇ」

膝の上から下りようとしないヨンハを無理にどけようとせず、ジェシンは寝ぼけた顔で牡丹を見る。
牡丹の花の向こうに、闇夜の中でも白く、美しいヨンハの顔があった。
思わず、ジェシンはヨンハを膝の上から退かすと、もう一度布団の上に寝転がった。

「もう戻れよ」
「嫌だよ」
「お前の部屋はあっちだろ」
「だって、ここは一人だろ?たまに一緒に寝てやるよ?」
「いらねぇよ。なんで俺がお前と一緒に寝なきゃならないんだよ」
「そんなつれないこと言うなよ」

煩そうにヨンハを部屋に戻そうとするが全くの逆効果で、ヨンハはジェシンの隣に同じように横になってしまった。
布団の上からヨンハの体がはみ出ている。
夏はもう少し先で、布団がないとまだ夜は寒い。
1人分しかない布団でどうやって寝ると言うのか。
ジェシンは小さく舌打ちすると、ぐいっとヨンハの体を自分の近くへと引き寄せた。

「寝るなら・・・もっと傍に来ないと風邪をひくだろう」
「優しいね」
「ふん・・・お前が帰れば、こんな狭い布団で寝ることもないんだ」
「でも、たまに良いじゃないか」

いつもは、自分が女の肩を抱く。
けれども、今は自分が肩を抱かれている。
同じ女と何度も床を一緒にしないのがヨンハの流儀で、それを妓楼の妓生たちは知っていて、
だからこそ、ヨンハはもてはやされる。
ずっとそばにいられる唯一の存在になれるように、妓生たちは競うのだ。
そんな妓生たちに情がうつらない様に、悲しい思いをしないように、ヨンハは次々と女を変える。
花から花へと飛び回る蝶のように、女と女の間を渡り歩くヨンハをジェシンは何も言わない。
ジェシンに止めろと言われても止めることはないだろうが、たまに思うのだ。
毎日、こうして・・・ジェシンが共に寝てくれれば、自分は女の元へと行かなくなるのではないか、と。
肌を合わせなくてもいい。
ただ、ジェシンが隣にいてくれれば・・・。

「暑い。それに、女の匂いがしてたまらん」

寄せていた体をジェシンが離し、ヨンハの体は布団の外へと追いやられてしまった。
もっと傍にいて、熱を感じていたかったのに。
ヨンハはこれ見よがしにため息をついてみせる。
ジェシンは薄眼を開けて、そんなヨンハを見た。

「そんなに女が良いか」
「・・・そうだねぇ。皆・・・優しいから」
「そうか」
「コロが・・・俺に優しくしてくれれば・・・」
「お断りだ」
「つれないねぇ」

そう言うと、ヨンハは立ち上がった。
これ以上ジェシンのそばに居れば、離れがたくなるのが目に見えている。
ジェシンも部屋を出て行こうとするヨンハを呼びとめはしなかった。
自分の房に戻り、少し眠ればまた同じような朝が来る。
またいつものように、女と酒に戯れ、そして、成均館で学ぶ一日が始まるのだ。

「コロ」
「なんだ?」

ヨンハは、ふと立ち止まり、ジェシンのそばにある牡丹の花を持ち上げて窓辺に置いた。
眠そうな眼で自分を見るジェシンにそっとヨンハは微笑んだ。

「女の匂いをつけてこなかったら・・・一緒に寝てくれるか?」
「布団・・・持ってこいよ」
「布団かぁ。重たいからいやだなぁ。一緒の布団で良いじゃないか」
「暑くてかなわん」
「たまに・・・いいだろ?」
「ふん・・・」

そう鼻をならして、ジェシンはヨンハに背を向けた。

「酒を飲んでさ。それから二人で朝まで眠ろう。たまにそんな夜もいいだろ?」
「今度な・・・」
「約束だぞ?」
「わかったよ。さっさと部屋に戻れよ。もう朝になるぞ」

何気ない約束を、ジェシンは覚えているだろうか。
覚えていなくてもいい。
ふらりと酒を持って立ち寄って、そのままジェシンの隣で眠りにつこう。
そう考えるだけで、ヨンハの心は色めきたった。
妓楼で次はどんな妓生が横に来るか考えるよりもずっと、心が躍る。

「おやすみ、コロ」
「おう・・・またな。ヨンハ」

部屋に牡丹の花の匂いがうっすらと漂っている。
自分のかわりに、この牡丹の花を愛でてくれれば良いと、ヨンハは眠るジェシンに願う。
そして、この花が枯れる前に新しい牡丹を摘んでこよう。
酒と牡丹と、そして・・・。

ヨンハは眠るジェシンを起こさぬようにそっと房を出ると、
ジェシンのいびきに近い寝息が外まで聞こえていた。
ジェシンらしいとヨンハは笑う。

頭上には満点の星。
まだ、夜は明けそうになかった。



+END+



イマイチ進展しないふたりですけど、こういう距離感が好きです★



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Comment

M says... "何があった"
何故いま成均館。

BOXⅠだけでよかったらお貸しするわ。
「思ったほどイチャコラしてねぇな(どっちも)」と思って
Ⅱを買う前に力尽きた。
2014.06.04 22:09 | URL | #mQop/nM. [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: 何があった"
Mちゃん>>

 なぜなら、Gyaoで配信があったからですwwwww
 前の配信も見逃し、TVも見逃し、ようやく見たんだよー。
 もっと早くに見ればよかったよオぉオオオん。

 おもしろかった!
 
2014.10.11 21:34 | URL | #- [edit]

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