Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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夏祭り *2 (キュミン)

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この頃のキュヒョンが好きです。




夏祭り *2 




僕とキュヒョンがバスに乗り込むと、もうすでに座席には座れず立つしかなかった。
僕らの高校と駅を中心に巡廻するこのバスは、座席が他のバスより少なめで立つ場所が広くとられている。
始発が僕らの学校の前ではないから、学生が座れるなんて滅多にない。
仕事帰りの人たちやこれからどこかへ向かう人たちで満席で僕らの座る余地なんてない。
もし席があれば・・・キュヒョンと離れてバスに乗ることも出来たのに、残念ながら僕の目論見は外れ、二人で並んで
立たなくてはならなかった。
他にも立っている人が数人いて、狭い車内が余計狭く感じる。
はたから見ればただの同じ高校の学生の僕らだけども、実際は部活の先輩と後輩で、知らない仲ではない。
それに、今から一緒にお祭りに行こうとしてるのに離れて立つなんてとてもおかしい。
だからなのか、キュヒョンは何も言わずに僕の後についてきて隣に立った。
学校指定のカバンがなくて、僕らは思い思いのかばんで通学しているのだけど、キュヒョンは
少し大きめの黒いりュックを背負って通学していた。
何がそんなに入っているのかわからないけど、リュックが重たそうだ。
考えれば・・・僕は初めてキュヒョンとこうして隣り合ったんじゃないだろうか。
キャンバス越しに向かい合って座ることは多々あれど、話をしようとしない、口もきこうとしない後輩の
隣に立つなんてことはないもの。

ただ、背が高いことは知っていた。
よく女の子たちが高い場所に手が届かないときに呼ばれていたし、すれ違う時に気付いたりもしていた。
けれども、こうして改めて隣に立つと、彼の背の高さを実感する。
僕の視線はキュヒョンの肩ぐらいで、少し見上げないと目を合わせて話すことが出来ない。

キュヒョンは黙って外を眺めていた。
まじまじと・・・こうしてキュヒョンを見たことがなかったから、意外と肌が白いことや、
まつげが長いこと、そして何より彼の指が長いということを僕は今初めて知った。
吊皮に気だるそうに身を預けてバスに揺られているキュヒョンを気付けば盗み見ていた。
あまりじろじろと見るのも悪い。
でも、こうしてちらちら見るのも・・・感じ悪いよね。
そんな僕の視線に気がついたのか、キュヒョンが僕の方を向いた。

「何です?」
「いや・・・べ・・・別に。あのね。お祭りって・・・」
「いつもの公園ですよ」
「場所は知ってるけど、僕・・・」
「何か用事などありましたか」
「いや・・・そういうわけじゃなくて・・・」

僕は口を噤んでキュヒョンから逃げるように顔を背けた。

『なんで僕を誘うの?』

そんな一言が言えない。
僕が口を噤んでしまったから、キュヒョンはまた窓の外に目をやってしまった。
それ以上僕の口から聞けないと思ったのか。
僕の困惑した気持ちを乗せたまま、バスはどんどん進んで行く。
キュヒョンがそれ以上何も言わないから、お祭りの誘いを断るタイミングを失い、
バスはもうすぐ公園のあるバス停に着いてしまう。
僕が下りるバス停は、まだ先だ。
このバス停に下りると・・・お祭りに行くって言うことで・・・。

僕は迷っていた。
キュヒョンと一緒に行く筋合いなんてないのに、すぐに断れないのは好奇心があったからだ。
普段口もきかず、さっきだって同じ教室で向かい合って絵を描いていたのに、挨拶もなく帰ったキュヒョン。
それがどうして、お祭りに行こうなんて誘って来たのか・・・純粋に気になったんだ。

別に他意はないのかもしれない。
一人であの喧噪の中歩きたくなくて、たまたまバス停で一緒になった僕に声をかけただけまもしれない。

けれども、彼なりに理由があるはずで・・・僕は少しでも彼の口から理由を聞いてみたかった。
キュヒョンが長い指でバスのブザーのボタンを押した。
次の停車駅がお祭りの会場だ。
ハッとなってキュヒョンを見上げると、「行きますよね?」という顔をして僕を見下ろしていた。

もう・・・こうなったらついて行くしかない。

僕は覚悟を決めてキュヒョンの後について、バスから降りた。




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Comment

ぶりん says... "まだ"
お祭り会場に着かにゃい…。
ホント、なんで誘ったのか気になるねぇ。
ずーーっとしゃべってないと気まずい人と
ずーーっとぼけーっと黙ってても気まずくない人っているよねぇ。
無表情のまま手とか繋いじゃうのかしらん。
そしてビリビリーはいつ…。
2014.06.07 01:18 | URL | #YM16R1CM [edit]
みゆずく says... "まだまだーww"
長くなりそう♡
美術部ギュとお祭り…
黒いリュックに何がはいってるかわからない
ヲタギュとお祭り……
謎がふかまりますなぁ♪
そしてビリビリーはいつ…←パクリ
2014.06.07 02:06 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: まだ"
ぶりりん>>

 まだまだ到着しません。
 冬まつりにも到着しないんじゃないかなw

 ずーっとしゃべってないと気まずい二人・・・・・がいつの間にか、しゃべらなくても
 良い二人になっていくんだお・・・。キュンキュン。
 春祭りには書けるかなぁ。
 その前にクリスマスのがあったね!

 びりびりbりー!
2014.10.11 21:38 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: まだまだーww"
みゆごん>>

 長くなりそうだよね(未来形予言型
  
 美術部の設定を秋まつりで生かす予定だったんだけど、冬になっちゃうね。
 もう続き書かなくてもエエか・・・なムードが漂うのは秋だから?
 哀愁デートだから?

 お祭りも終わっちゃったから、フレンチドッグ食べれないよ。
 砂糖味食べたいなぁ。
 びりびりーは秋まつりの予定だったんだけどなぁw
 
 
2014.10.11 21:40 | URL | #- [edit]

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