Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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夏祭り *6 (キュミン)

まだまだ続くよ、夏祭り・・・・・。


夏祭り *6





そこのお店のチョコバナナはどれも大きくて、そしてたっぷりとチョコレートがかかってて、美味しそうだった。
眉をしかめて、本当に買うんですか?と無言で訴えてくるキュヒョンを無視して、僕はその中でも一番
大きくて、そして美味しそうに見えたものを選んだ。

「これまた・・・大きいのを選びましたね」
「せっかく食べるのに、小さいのじゃ物足りないじゃん?」

やっと食べれるチョコバナナを前にキュヒョンは不機嫌そうだけど、まぁ僕が食べるんだし関係ないや。
だけども、どうしてそんな嫌な顔をするんだろう。
バナナが嫌い?それともアレルギー?
でも、僕はおかまいなしに大きなチョコバナナにかぶりついた。

「ソ・・・ソンミニヒョン!!!!!」

大きな口を開けて尖端をパクっと咥えた瞬間、キュヒョンが急に悲鳴に近い声を上げた。

「な・・・何!?」

スポンと慌てて僕はチョコバナナを口から離す。
どうしたの?何があったの?
わなわな震えるキュヒョンは呆然と僕を見ているだけ。
何があったのかわからないけど、とにかく何でもないみたいだから、僕はもう一度チョコバナナにかぶりついた。
少しチョコを舐めていると、甘い甘いチョコが口の中一杯に広がって行く。
バナナと一緒に食べるのがもったいなくて、上にかかっているチョコを一生懸命舐める。
ああ、なんて美味しいんだろう。
疲れた体に糖分が行きわたって行く感じがする。
チョコを存分に舐めてから、バナナを一口かじると、チョコに負けないぐらい甘いバナナが僕の口の中で一杯になる。

「美味しい・・・」

これぞ、祭りの味だよねぇ。
なんてうっとりしていると、キュヒョンがそっぽを向いて、何やら口を手で覆っているのが見えた。
というか、この状況でもキュヒョンは手を離してくれないから、否が応でもキュヒョンの行動がわかってしまう。
だから、口じゃなくて、鼻?を押さえて少し顔を上にあげるキュヒョンに僕は気付いた。

「ど・・・どうしたの?」
「いえ・・・ちょっと・・・」

その仕草はもしかして?

「ね。もしかして・・・鼻血?」
「す・・・すみません・・・」
「人に酔ったんじゃない?熱気で暑いしさ。大丈夫?そうだ。僕、ティッシュ持ってるから拭いてあげる」
「い・・・いえ。大丈夫です。すぐ止まります」
「でも、手に血がついてるだろ?ほら見せて?」
「いえ・・・大丈夫ですって・・・」

と、嫌がるキュヒョンに僕はカチンと来た。

「素直に、僕のいうこと聞け!僕はお前の先輩だぞ!」

そう言って、無理にキュヒョンの手を引きはがし、鼻血を拭いた。
変に遠慮するんだもの。大声出しちゃったじゃないか。
キュヒョンは観念したのか、大人しく鼻血を垂らした顔を僕に預けた。
わずかな血がキュヒョンの鼻から出ている。
僕はカバンからティッシュを出して優しく拭いてあげた。
片方の手にチョコバナナを持っていたから少し拭き方が雑だったかもしれないけれど・・。
キュヒョンは背が高いから、僕は見上げながら鼻を拭いた。
おかげで、キュヒョンの顎の形や鼻の穴まで見えてしまって、僕はちょっと動揺してしまった。
こんな間近で他の人の顔を見るなんてなかったから、だと思う。
僕は血を拭いてすぐにキュヒョンから離れた。
もう手は繋いでいない。
キュヒョンの手を拭くために僕から手を離したからだ。
まさか僕から手を握り直すわけにもいかず、またキュヒョンが僕の手を握ってくれないか・・・なんて
少しでも考えた自分に驚いた。
慌ててそんな考えを打ち消すように頭を振ると、

「どうしました?」

と、キュヒョンが心配そうに僕の顔を覗き込んだ。

「いや・・・なんでもないよ。鼻血はもう止まったようだね」
「はい」
「さ、もう行こうよ」

そんなこと考えてるなんて知られたくなくて、僕はキュヒョンに顔を背けて歩き出そうとした。
その時だった。

ドン!と前を見ていなかった僕は誰かとぶつかってよろけてしまった。
ぶつかった拍子に相手の服に僕の持っていたチョコバナナのチョコが少しついてしまったのが見えた。

「あ・・・ごめんなさい」
「兄ちゃん、ゴメンナサイじゃないよ。見てみろよ。俺の綺麗な服に汚いチョコがついちまってるじゃねぇか」
「あ・・・あの・・・」
「どう責任とってくれるんだ?」

男はとっても怖い風貌で、くちゃくちゃとガムを噛みながらニヤニヤと僕のことを見下ろしていた。
でっぷりとした体に坊主頭の男は、下卑た笑みを浮かべていた。
男の周りには3人ほど仲間が居て、同じようにニヤニヤとうすら笑いを浮かべながら僕らを見ている。
なんとなく、僕らを逃がさない様に立ち位置を変えながら近寄ってくる。
ほんの少しのチョコの染みに因縁をつけられてオタオタしていると、畳みかけるように男が言った。

「やけに・・・綺麗な顔の兄ちゃんだな」
「え・・・あの・・・」

じろじろと品定めをするように僕を上から下まで舐めつけるように見る男の視線に僕はゾクリとした。
嫌悪感が僕の中に生まれてくる。

嫌だ・・・。
こういう目を僕は知っている。
どうにか逃げないと・・・・。

「この礼はお前の体で払ってもらおうか」
「い・・いえ、あの・・・」

僕を嬲るように見る男の前から今すぐ立ち去りたかった。
けれども、男4人から逃げ切れる自信もなく・・・僕はどうしていいのかわからなかった。
僕の前でわざと汚い舌を見せて舌舐めずりして、男が近寄ってくる。
そんな男の前にキュヒョンが体を滑りこませて割って入ってきた。

「代金は俺が払います」

僕を背中に隠しながらキュヒョンが男の前に立った。
男はキュヒョンの顔を同じようにじろじろと眺めて、ニタリと笑った。

「まぁ・・・お前でもいいか。俺を楽しませてくれるなら、どっちでも良い。
二人いっぺんでもいいけどなぁ。俺たち全員で可愛がってやるよ」

そんなことを言われてもキュヒョンは表情一つ変えずに、男と対峙している。
ああ、僕がチョコバナナを買ったばっかりにこんな目に・・・。
どうしよう。
そんな僕の不安がキュヒョンに伝わったのか、一瞬僕の顔を見て、

「大丈夫です」

と、口を動かした。
それから、キュヒョンが男に言った。

「俺は優しくないですよ?」
「あん?俺だって優しくしてやらねぇよ」
「それは良かった」

何が良かったのかわからないけど、キュヒョンはにっこりと笑った。
それからは一瞬の出来事だった。
僕の持っていたチョコバナナをキュヒョンがひったくって相手に投げつけて、ひるんだ隙に相手の顔を
殴りつけた。

「ちょっと!僕のチョコバナナ!」
「何言ってるんですか!今ですよ!」
「え?今!?」
「早く走って!またチョコバナナは買ってあげますから!」

唖然呆然とする僕の手を掴んでキュヒョンが走り出した。

「この野郎!待ちやがれ!!!!」

男たちの怒声が響く。
僕は、キュヒョンと人ごみをかき分けながら必死に逃げた。



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Comment

みゆずく says... "動いた!"
いや~動き出しましたねイロイロとww
・チョコバナナ無事購入
・ミンぱくぱくぺろぺろ
・ギュ鼻血
・第三者登場
・場所移動←イマココ
めっちゃ急展開!わくわく~^^
ギュがだんだん可愛くなってきたぞw
2014.06.26 08:57 | URL | #- [edit]
ぶりん says... "ちょっとぉ~"
ご飯食べながら盛大にニヤケちゃったじゃないのよ。
ミンくんとバナナの妄想むっつりぎゅ
かーーーーらーーーーーの
こわもて兄ちゃんをやっつける(っつーか逃げる)クールぎゅ
な、訳かしら。
鼻血出すほど想像しちゃったんかなぁ…。
でも、ミンくん、下心ある目を知ってるみたいだよ?
大丈夫かな…(-_-;)
まぁ、二人でドキドキを分かち合って
吊り橋効果♡
このまま手と手を取り合って
もう帰ってくるな♡♡♡!(笑)
2014.06.26 14:06 | URL | #YM16R1CM [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: 動いた!"
みゆごん>>

 動いたでしょう!
 あっはっは。
 あー。
2014.12.26 23:58 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: ちょっとぉ~"
ぶりりん>>

 半年前のあなたはにやけてくれたんですね。
 嬉しいです。
 半年後、現在もニヤけてくれてますかw

 精一杯のグーるギュだったよね。
 この頃・・・w
2014.12.26 23:59 | URL | #- [edit]

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