Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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もうひとつの雨やどり*9

テギョンが目を覚ますとミナムはすでに起きて布団を畳んで、部屋には居なかった。
夜中に咳が出ることはなくなったし、熱もあれから出ていないようで、今日の午後からの撮影は出来そうだ。

ベットの脇にある時計に目をやるとまだ明け方だ。
天気予報では一日晴れだとされていたので、ミナムはジョギングへ行く準備をしているのだろう。

「行くな。」

と、昨日の夜言いたかったが自分にミナムの行動を制限させる理由がない。
言えば、素直に言うことを聞いただろうか。
それとも、ふてくされて意固地になって結局は行っただろうか。

「シヌと行くな」

ミナムの顔を見れば、言いたくもない本音が出てしまうかもしれない。
テギョンは、窓から見える晴天を恨みがましく眺めた。
まだ自分は寝ていられる時間だが、中途半端に目が覚めてしまい起きることにした。
パソコンの前に座り、電源を入れる。
届いているメールのチェックや、ファンクラブの書き込みを見る。
クリックをしてメッセージを見るが頭に入ってこない。

「シヌオッパが大好きです」

というメッセージに目が入り、テギョンは思わず舌打ちしてしまった。
まるで、ミナムがそう言っているように思う自分は頭がおかしくなったのかとかぶりを振った。
たくさんのファンからのメッセージに自分を愛する言葉がある。
シヌにもジェルミにも、最近はミナムへもファンからの言葉がたくさん贈られてくる。

大好きです。

他人を好きだとなぜ言えるのか。
テギョンはファンを大事にしながらもそんな疑問を抱えるが、誰に問うわけでもない。
自分を愛してくれて嬉しいです、とインタビューで言うが、愛しているという言葉の意味を本当に
理解していないのは自分かもしれないと、口にするたびに考えてしまう。

愛、愛、愛・・・。

たくさん愛の歌を歌ったり作ったりしている自分が一番愛に無縁かもしれないな、と自嘲した。
テギョンは大きく伸びをして立ち上がり、パソコンを消した。
時計を見ると、あれからわずかに時が進み、そろそろミジャが起きて朝食の支度をしている頃だろう。
下へ行こうか、そのまま部屋に居ようか・・・。
下へ行ってもシヌは居ないだろうし、ジェルミもまだ寝ているだろう。
なんとなく所在無げにテギョンはベットに腰を下ろした。
ミナムの綺麗に畳まれた布団に目をやる。
二人連れだって帰ってくるところを待ち構えてることもない。
テギョンはそのまま、体を倒し目をつぶった。

朝食の時間になり、テギョンが下りて行くとジェルミの姿だけで、シヌとミナムは居なかった。
「おはよう、兄貴」
ジェルミはもうパンにかじりついていた。
「おはよう、リーダー。今朝はパンだけど食べるかい?」
とミジャに問われ、パンを貰うことにした。
いつもなら、ジョギングへ行っていても帰ってきているはずだ。
なのに、二人はまだ姿を見せない。

「そういや、ミナムはまだ寝てるの?」

ジェルミが言った。
「シヌは?」
「さぁ・・・まだシヌ兄貴も起きてきてないよ」
珍しいね、とジェルミは不思議そうな顔をした。
いつもなら、ジェルミよりも先に起きて支度を終わらせているシヌが居ないのが不自然すぎた。

「あ~あ・・・。午後の撮影があやしくなってきたよ・・・」
ため息をつくジェルミにテギョンは眉をひそめた。
「今日は一日晴れだろう?今も晴れてるだろう」
「え?兄貴、外・・・見てないの?」
「何?」
「さっき急にすっごい雨が降り出して・・・・」

テギョンは立ち上がり慌てて窓の外を見た。
確かに自分が起きた時には晴れていた。
いつの間に・・・・。
雨音にも気付かず二度寝をしてしまったのか。
外を見ると、豪雨と言ってもいいような激しい雨が降っていた。
空を見上げると雲がないところもあるが、この雨雲が去るまでしばらくかかるだろう。

「あいつら・・・」

足早に階段を上がったと思ったら、テギョンは抱えきれないほどのバスタオルを持って下りてきた。

「リーダーご飯は!?」
「え?兄貴、どこ行くの!?」

ミジャとジェルミの声を無視して、アッという間にテギョンの姿は消えた。
残された二人は台所であっけにとられ、お互いの顔を見合わせた。
皿の上に食べかけのパンだけが残されている。

「リーダーはたまにわけのわからない行動をするね・・・」

と、ミジャがつぶやいた言葉にジェルミはしみじみと頷いた。

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Comment

あきんちょりん says... "たまりません。"
こんばんは。
今日も素敵なお話有難うございます。

”シヌと行くな”
”二人連れだって帰ってくるところを待ち構えてることもない。”

いやーん。もう。たまりませーーん。
一人で大興奮です!

ちゃんとバスタオルをいっぱい持っていく優しさも。

まぴこさんのお話、映像でみたいですぅ。
2011.05.23 22:47 | URL | #- [edit]
シカマル★まぴこ says... "Re: たまりません。"
あきんちょりんさん>>
 コメントありがとうございます~!
 なんとか終わりました。
 たまりませーんって言ってもらえてこっちもたまりませーん!嬉しいです★
 テギョンの魅力が出せたか心配でしたが、大丈夫だったでしょうか。
 またぜひ読みに来てくださいね♪
2011.05.23 23:55 | URL | #- [edit]

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