Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

あったかいんだからぁ (キュミン)










あったかいんだからぁ








朝起きるとソンミンがソファに座って呆けていた。
膝を抱えてベランダから差し込んでいる朝日をただ眺めている。
キュヒョンは、昨日発表されたことで頭がいっぱいになっているんだろうと、
しばらく放っておくことにした。
コーヒーをおとすその匂いにわずかに反応したけれど、振り返ることもしない。
まぁ・・・気持ちはわからないでもない。
キュヒョンは来るべき時期が来たと発表されてから覚悟を決めたけれど、当の本人の方が
気持ちの整理がつかないでいるようだった。

朝ご飯を食べたのだろうか。
いつからそこに座っているんだろうか。

少し丸くなった背中がソファーから少し見えている。
兵役へ行ったらその背は少し痩せるだろうか。
カンインにさえ、少しやせたらどうだ?と言われているソンミンだから、
兵役から出てきたらいい感じに体が締まるのではないかとキュヒョンは思う。
そんなことは本人には言えないけれど。

「ヒョン」

キッチンからソファーに座るソンミンへ声をかけてみる。
しかし反応がない。
キュヒョンはもう一度声をかけようと息を吸ったがやめた。
その代わり、戸棚にしまってあったスープの袋を破り、お湯を注いだ。
2月の韓国はまだまだ寒い。
温かいスープが身にしみる。

キュヒョンはスープを注いだカップを持って、そっとソンミンの隣に腰を下ろした。

「はい」

ソファから感じるキュヒョンの重さでようやくソンミンが存在に気が付き、顔をキュヒョンへと向けた。

「あ・・・」
「なんか食べました?いつからそこに座っているんです?」
「うー・・・ん。まぁ・・・」
「まだ朝早いですよ。何してたんです?」
「キュヒョンこそ・・・早いじゃない」

ゲームをして徹夜だったんです、とは言えずにキュヒョンはソンミンの問いに曖昧に笑って
答えなかった。
ソンミンはそれ以上追及してくることなく、キュヒョンが差し出したカップを受け取った。

「美味しいですよ」
「スープか・・・」
「あったかいですよ」
「うん・・・」

キュヒョンの作ったスープから湯気が出ている。
ゆらゆらとたゆたう湯気を見て、ソンミンは何を想っているのか。

「ヒョン」
「んー?」
「がんばって・・・くださいね」
「うん」
「もう少ししたら・・・俺も行きますから」
「お前が来るのは僕が出たころだろう?」
「そう・・・ですね」

多分、キュヒョンが行く頃にソンミンは除隊されているだろう。
行き違いになるのは前々からわかっていることで。
2歳も年が違うから、一緒に行くのは事務所が許してくれない。
わかっていることだったのに。

「ヒョン」
「んー?」
「俺・・・」
「うん」
「俺・・・」
「うん」

何も言えない。
がんばってと言って何になるだろう。
寂しいと言えばソンミンの負担になる。
言葉が出てこない。
どんな言葉を声にしても、今のソンミンの慰めにならないのではないか。
空々しく聞こえるのではないか。
キュヒョンは開けかけていた口を閉じ俯いた。

「キュヒョン」
「はい」

口を閉ざしたキュヒョンのかわりにソンミンが声を発した。
この声も・・・しばらく聞けなくなると思うと心が痛む。

「あと1ヶ月もあるんだよ。まだまだ・・・傍にいるから」
「はい・・・」
「元気出してよ」
「はい・・・」

逆に励まされてしまい、キュヒョンはがっくりと肩を落とす。
自分が落ち込んでどうるす。
ソンミンはそんなキュヒョンを笑い、肩に腕をまわした。

「待っててね。2年なんてあっという間だよ」
「はい」
「来月になったらどんなになっているだろうね」
「わかりません」
「天気がいいといいなぁ」
「そうですね」

青い空の下、軍の服を着て敬礼をするソンミンの姿を思い浮かべる。
まだ1ヶ月。
もう1ヶ月。
この1ヶ月、どう過ごして行けばいいのかキュヒョンにはわからない。
間もなく訪れるであろう別れの日。
その日は笑顔で・・・そして、自分の歌で彼を送ってあげたいとうっすらと思う。
それをソンミンが望んでくれれば、だけれども。

「あったかいと良いな」
「そうですね」
「キュヒョンも来てくれるよね?」
「もちろんです」
「最後に・・・歌を何か聞かせて?お前の声をしばらく聞けなくなるから」
「はい・・・」
「それで2年間がんばるから」
「はい・・・」

そっと、ソンミンがキュヒョンの手を握る。
暖かいスープと同じぐらいソンミンの手が暖かい。
このぬくもりを2年間、忘れないで過ごして行こう。
そして、戻ってきたら最高の笑顔で迎えよう。
キュヒョンは思う。

ソンミンが兵役へ行く3月31日。
その日が暖かい日であることを祈りながら、キュヒョンはソンミンの手を握り返した。



+END+



すみません。
なんてことないお話しでw
ミン君の兵役が決まりましたね。
いってらっさい。


そして、今日でこのブログも4周年w
お話書き始めたのは3月だったけど、ブログ自体は2011年の2月25日からだったようですよw
あー書いたなぁ。
4年間だらだらと書き続けてきましたが、もう少しだらだらと書き続けようと思います。
ミン君が兵役に行って悲しいけれど、妄想はつづきますよ、と。

それではみなさん。
また遊びに来てくださいね。

こんな私ですが、しばらくよろしくお願いします。

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Comment

ぶりん says... "4周年!"
4周年!おめでとーーーーーーーー!!!!!
すごいなぁ~。

まっぴに会って(妄想で)もう何年ってなるのか…。
読んでしょっぱなっからまっぴとお話ししてみたくって
毎日(あの頃は毎日更新されていた…w)拍手コメで
語りかけていたなぁ~(笑)
最近はホント毎日、365日中360日くらいお話ししてくれて
ありがとうw

アイドルを追って、ただ、アイドルを追ってるだけのはずなのに
最近なぜかツラく腹立たしい気持ちになるはめになり
何だか不思議な経験をしてる気分だけど…

そうだよ!
ホントはこうなるはずだったんだよ!
キュミンペンが思い描いていた入隊はまさにこういうはずだったんじゃないのかーっ!
ぐすん。
2年間、彼にはいろいろ見つめ直して欲しいですね…。
元気で
しっかり韓国男子の義務をまっとうしてきてください。

痩せて帰る…カンイン同様痩せずに帰って来る…
どっちに一票いれようか。

ねぇねぇ、まっぴ?
シンドンペンのまっぴ…
シンドンのお話し…は…?

シンドンもふぁいてぃーーーん!!!
2015.02.25 10:53 | URL | #YM16R1CM [edit]
みゆずく says... "寒いんだからぁ~♪"
寒いよまぴさま。
4月だっていうのに。
この寒さはどうしたもんかい。

と思って
あったかいんだからぁ、に
ふらふらと引き寄せられましたよ♪
ああ温かい♡

ミンは凛々しく頑張ってるね。
ああいう規則正しい生活が
きっと合っているはず…
私はやせなくても無問題派(ぼそ

4周年!すごい!
おめでとうございます~♡(遅
まぴさま超ペンなのに
こんなの遅れてごめんよ…m(_ _;)m
今度会ったらおごるね☆
これが言えるのも同じ道ミンペンの特権!
だらだらでもしゃきしゃきでもいいから
まぴさまのよき時に
書いてくださることを
首とか髪とか長~くしながら
待ってますぜデュフフフ♪

記念すべき
101拍手をいただいたよ!
orz…あとちょっとだったのにぃ~><
2015.04.09 18:40 | URL | #- [edit]

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