Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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おかえりなさいが待っている (イェウク)

兄さん、おかえりなさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!

って二日も経っちゃったけど・・・許してね。
そしてね。
顎は削んない方が良いよ ←余計なお世話


KRY参戦されるかた、楽しんできてくださいね。
ウネに続いてKRYも北海道なしなんて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

気を取り直して、おかえり兄さんのお話です。
イェウクですが、SPYワールドの二人です。
お楽しみくだされば幸いです。








おかえりなさいが待っている (イェウク)

僕の勤務する喫茶パルテノンは街外れにあり、広告も何も一切出していません。
口コミで広がることも好まず、ひっそりこっそりをテーマに喫茶店を続けています。
本業はスパイです。
どんなスパイをしているかは秘密です。
喫茶パルテノンはスパイ活動の拠点ではなく、スパイがゆっくり出来るようなお店を目指してオープンしましたが、
誰も同僚の方は来てくれません。
といっても、誰が同僚かわかるぐらいだったらスパイは失格なのかもしれません。
僕の所属している組織はコードネームで呼ばれる幹部とその部下で成り立っています。
もちろん、僕はその部下です。
上司の顔を知っている部下もいれば知らない部下もいる、本当に組織ってあるんだろうかと思うこともあります。
僕はなんのために働いているのか?
そう考えてしまうこともありますが、任務は途切れなくやってきます。
僕と一緒に働いている喫茶パルテノンには、幹部と呼ばれている人が二人もいます。
パルテノンではコードネームではなくて、本名で呼ぶようになっています。
こんな下っ端の僕が、幹部の皆さんを本名で呼べるなんて光栄なことです。
だって、幹部の方の顔すら見たことない人がたくさんいるんですから。

今日は、僕一人でお留守番です。
ソンミニヒョンはドンヘヒョンとどこかへふらっと出かけてしまったし、兄さんは任務なのかなんなのかわかりませんが、
どこかへ行ってしまいました。
基本どこへ行くか言わないのがルールです。
言う時は私用とか、喫茶店の買い物とか・・・任務だとわかるような場所に行く時は言わないことになっています。
だから、僕は兄さんたちがどんな任務についているのか、どこへ行っているのか全くわかりません。
わからないと不安になることがない・・・とは言えません。
連絡がないまましばらく帰って来ない日も当然あって、どこで何をしているのか・・・それは心配になります。
店は僕だけでも回して行けます。
コーヒーをおとす機械もあるし、店で出しているクッキーやケーキは僕がほとんど作っています。
でも・・・やっぱり一人じゃ心細いし、寂しいです。
いつも来てくれるお客さんと話しても、寂しさはなくなりません。
早く兄さん・・・帰ってこないかな。

雨がぽつぽつと落ちてくるようになりました。
店の窓をたたく音がまるで、音楽のようです。
今日は雨の予報じゃなかったのに・・・。
兄さんがどこへ行ってるかわかりませんが、傘・・・持っていったでしょうか。
そして、ソンミニヒョンとドンヘヒョンも何をしているんでしょうね・・・。

夕暮れも相まって、店の中が薄暗くなってきました。
お客さんも雨のせいで居なくなってしまい、本当にお店には僕だけです。
好きな曲をかけて気分を盛り上げても、寂しさはそのまま。
兄さんに電話をしようか。
メールを打ってみようか。
でも、任務中だと迷惑になるし。
任務中じゃなくても心配かけるかもしれないし。
寂しいだなんて理由で・・・出来ません。

ふぅ。

と、ため息を付きました。
カウンターで頬杖をついても誰にも注意されません。
だらしない格好でいたって平気です。
いつもだったら兄さんに、

「誰に見られてるかわからないのだから、姿勢を保て」

なんて怒られるんですけどね。
あ~・・・早く帰って来てくれないかなぁ。

僕は手持無沙汰で何度も携帯を見てみますが、誰からも着信はありません。
メールすら来ません。
友達・・・少ないのがこう言う時困ります。

だんだんと日が暮れて、お店も終う時間になりました。
僕は一人店じまいの準備をして、自宅へ帰ろうか、それとも兄さんが戻ってくるまで
もう少し待ってみようか。
今日はこの天候のせいか、なんなのか・・・僕は人恋しくなっていました。
だらだらと店の中で明日の準備をしたり、掃除をしたりしているうちに、カラン・・・と裏口の戸が開く音がしました。
裏口につけている鈴が鳴ったのです。

「に・・・兄さん?」
「まだ・・・いたのか」

兄さんは雨に濡れ、青白い顔をしていました。
そして、腕を・・・押さえています。
手の間から血が溢れていました。


「に・・・兄さん!!う・・腕が!」
「大丈夫だ。かすり傷だ」
「で・・・でも!」
「心配するな。」
「消毒・・・消毒をしなくては・・・」

僕は慌てて救急箱を探しに行きました。
救急箱に入っているもので事足りる傷なのか、僕の心臓はドキドキしっぱなしです。
兄さんの呻く声が聞こえてきて、僕の手が震えだしてきてしまいました。

「に・・・兄さん・・・兄さん・・・」

どうしよう。
どうしよう。
兄さんが僕の目の前からいなくなっちゃったら・・・どうしよう。

ガタガタと震える手で救急箱の中を開けて、消毒薬とガーゼと包帯を取りだそうとしますが
上手く出せません。

「こら・・・手・・・震えるな・・・」

手を手で押させて震えを止めようとしますが、なかなか止まらないのです。
けれども、早く持って行かないとと思うと余計に気持ちが焦って手の震えも止まりません。
そんな僕の手の上に、そっと・・・兄さんの小さな手が重なりました。

「リョウク。大丈夫だ。これぐらいなんてことない。」
「兄さん・・・」
「お前がいる限り、ここに帰ってくる。心配するな」
「でも・・・でも・・・」
「大丈夫だ。俺を・・・信じろ」

僕はもう何も言えなくなってしまって、無言で頷きました。
いつの間にか・・・手の震えもなくなっていて、兄さんの傷の手当が出来るようになりました。
血の量に比べると傷は浅くて、大事にしていればすぐ治りそうです。
良かった。
こんなところの傷ぐらいじゃどうにかなるなんて・・・普段の僕だったら思わないのに。
オカシイですね。
きっと・・・雨のせいですね。

「コーヒーでも淹れましょうか」

手入れが終わって一息ついたので、兄さんに暖かいものをと思って声をかけると兄さんは首を振りました。

「いや・・・いい。リョウク。ちょっとこっちに来なさい」
「はい?」
「ここに・・・いてくれないか」
「は・・・はい・・・」

僕は兄さんの前に座りました。
その僕を背後から兄さんがそっと・・・抱きしめます。
暖かい・・・兄さんの体温が、そして僕の体温も兄さんに伝わっているのでしょう。
高鳴る心臓の音が兄さんに・・・聞こえてしまっているかもしれません。

「リョウク」
「はい~・・・」
「お前が・・・ここにいて、おかえりと・・・言ってくれる限り、俺は死なん」
「・・・」
「だから、お前はずっと俺の帰りを待ってて・・・くれないか」
「は・・・はい・・・」
「待つ時間が辛いかもしれないが・・・俺は、俺は・・・」
「兄さん・・・なんてことありません。僕は・・・待つのに慣れてます。
僕の使命はきっと、兄さんにお帰りっていうことだって思ってますから」
「リョウク・・・」
「だから、絶対僕にお帰りって・・・言わせてくださね。
そして、兄さんはただいまって・・・」
「わかった。約束する」

そう言って、兄さんは僕に体を預けて眠ってしまいました。
どんな任務だったのか、僕は聞きませんし、兄さんも言いません。
兄さんが望むのなら、僕は一生兄さんにおかえりって言い続けます。
それを言うために待つことも苦じゃありません。
だから兄さん。
絶対帰ってきてください。
おかえりって言わせてください。

外は雨が降り続いています。
明日は晴れの予報です。
兄さん。
明日は何をしましょうか。
明日も任務ですか?
だとしたら、僕は待っています。

そして言いますね。


「おかえりなさい、兄さん」



+END+









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Comment

みゆずく says... "くうううううぅ!"
まぴさまのリョウクは
いつもかわいい…♡

でなくて

兄さんおかえり!
ヘンなサジンで出迎えてゴメンよ!!
(ここで謝ってもしかたないけど一応…)

イェウクのバックハグもいいねいいね♡
そして二の線の兄さんいいねいいね♡
SPYシリーズ好き♪
そしてその事のヘミンについても
待ってます~^^

兄さんこれからKRYかぁ…
北海道は全無視だけど
まぴさまがいるから私的には無問題だぜ!

まぴさまありがとう(^^)/
2015.05.07 09:08 | URL | #- [edit]
ぶりん says... "兄さん"
おかえり――――――――――――――――――――――!!!

いつも冷たいうぎたんが、
優しい!デレか!そうなのか!

兄さん、ご帰還だもんね。
兄さん…その格好はどうしたの…?
って言う登場のしっぷりだったけど
夜には通常運転に戻り
そして昨日また、どうしたの…?
って格好で出かけて行ったね。
一体、兄さんはどこに何の任務で向かっているの…?(笑)
わたしも、そう思う今日このごろでした…w

イェペンには長い待ち時間だったわー。
KRY楽しみに1ヶ月がんばるよーう。
まっぴの分まで、楽しんで来るなり。
2015.05.07 09:08 | URL | #YM16R1CM [edit]
☆ニア☆ says... ""
待ってました〜〜(≧∇≦)

このシリーズ本当大好き!
キュミンバージョンは私の中のナンバーワンですし
このヘミンシリーズも最高ですね!

兄さんとリョウク
ミンとどんへ
それぞれの続きずっとずっと読みたい

ゆっく〜りでいいのでぜひ\(//∇//)\

いつも素敵なお話しをありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))
2015.05.17 23:08 | URL | #- [edit]
says... "管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015.10.09 02:13 | | # [edit]

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