Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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カフェ・オ・レの恋人 *5 (キュミン)






カフェ・オ・レの恋人 *5





「いらっしゃいませ」


翌日もキュヒョンはカフェにやってきて、同じようにカフェラテを注文する。
違うことと言えば、キュヒョンは僕が仕事を終わるのを待って、そして一緒に僕の部屋へ帰るようになったことだ。
もう僕はどうして彼とこういう関係になったのか・・・思い出さなくても良くなった。
キュヒョンもあれこれ言うこともないし、こうなってしまったのは事実なのだから、きっかけはもうどうでも良かった。
僕の部屋に来ても、キュヒョンは自分がアイドルで歌手だと言うことを口にしなかった。
彼とはたくさん話をするけれど、身の上話をしないまま時だけが経ち、そして僕らは欲望のままに抱き合った。
僕が男だということを彼はわかっているのだろうか。
愛おしそうに僕の名前を呼んでくれるけれど、彼はいつかソウルへ帰ってしまう。
この関係はそれまでだと・・・・僕は割り切っていた。
だからそれまでは・・・アイドルのキュヒョンだと知らない振りをしようと決めていた。
芸能人だということを隠しているわけではないだろうけど、きっとここでまで、芸能人の自分を求められたくはないだろうから。

「ミニ・・・かわいいミニ」

布団の中でキュヒョンが呪文のように唱える言葉。
僕の頭を優しく撫でながら、僕の存在を確認するかのようにキュヒョンが言う。
僕は黙ってキュヒョンに寄り添い、彼の体温と鼓動を感じていた。
同性の、しかも年下の彼にかわいいと言われ、男としてどうなんだろうと思うけれど、
キュヒョンがそう言うのを止めようとはしない。
彼の心が癒されるのであれば、僕はそれで良かった。

「ね・・・ミニ。俺のこと・・・好き?」
「うん。好きだよ」
「俺も・・・ミニのこと好きだよ」

たった数日しか会っていないのに、キュヒョンは僕を愛していると言う。
僕も彼のことを愛していると言うけれど、彼はソウルへ帰り、アイドルに戻るのを知っているから、
今この一瞬だけのことだと思いながら気持ちに応えていた。
だって、ソウルに戻ってもこの関係が続くとは・・・思えない。
この関係が続けば・・・アイドルであるキュヒョンにはスキャンダルになる。
僕の存在は・・・隠しておかなければいけなくなるはずだ。
彼の芸能生活の足かせになるのが目に見えているのに、本人はそう・・・思ってないんだろうか。

「キュヒョナ」
「何?」
「もう・・・仕事へ行かないと・・・」
「そんな時間か・・・」
「ごめん。今日は少し早くいかないといけないんだ」
「行かせたくない」
「でも・・・行かないと・・・」

布団から出て仕事へ行く準備をする僕を後ろからキュヒョンが抱きついてくる。
僕の匂いを嗅ぎながら、首に唇を這わす。

「ダメ・・・駄目だよ。たくさん昨日もしたでしょう」
「足りないんだよ・・・」
「キュヒョナ・・・」
「ミニがもっと・・・欲しいんだよ」
「もう・・・・」

僕はくるりと振り返り、キュヒョンに口付けをした。
この時が・・・永遠に続かないことを知りながら、僕は彼に口付ける。
今のこの瞬間のために。



***


「ソンミン君。わかりましたよ」

仕事へ行くと、ウンジが自慢げに話しかけてくる。
なんのことかと尋ねると、キュヒョンがここに来ている理由がわかったというのだ。
ウンジも僕より年下なのに、僕のことをオッパと呼ばずにソンミン君と言う。
最初からそう言うので訂正する気も起きない。
しかも、ウンジの方がしっかりしているから、君と呼ばれても仕方がない。
ウンジがキュヒョンのことを話そうとしているのをやめさせようとした。
本当のことを知ってしまえば一層終わりを意識してしまう。
そんな僕の気持ちを無視してウンジが言った。


「キュヒョンのお母さんが入院してるんですって」
「お母さん・・・」
「だから毎日足しげく通ってるんですね」
「へぇ・・・」
「なんでも親戚がこの病院の先生で、腕が良いからここに来てるみたいですよ」
「そうなんだ・・・」
「もう少しでお母さん、退院ですって。ここの病院、よっぽどじゃないと長期入院ってさせないから、
来週ぐらいで退院かな」
「そ・・・そっか・・・」

人懐こい性格のウンジは、病院の看護婦や職員に顔見知りがたくさんいる。
僕なんかより職員の人間関係を知っているし、内部事情を知っていた。
そこからキュヒョンのことをこっそり聞きだしたのだろう。
あと少しで退院・・・だと思った。
キュヒョンの顔が、ここに来始めたときよりも明るくなってきていたからだ。
お見舞いに来ている人が元気になってきたんだと・・・僕は抱き合いながら感じていた。


別れが近くなっている。

だから彼もあんなにも愛の言葉を告げるのだろうか。
この場だけの愛人である僕に惜しみなく愛を告げるキュヒョンに会いたくてたまらなくなった。


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Comment

みゆずく says... "アイジン…"
このままあなたの~胸で~ねむ~りた~い♪

><

割り切ってない…
割り切ってないよミン!

縋ってみれば?
正直になってみれば?
そこから始まるものもあるはず。

『つぐない』の歌詞しか
思い出せなかったのはナイショww
2015.05.27 00:12 | URL | #- [edit]
ぶりん says... "おお・・・"
なんだかせつなくなってきたw

今だけ…
帰ってしまう人…って思いながら、
(…言い聞かせながらなのか)
抱かれているのねー。
ぎゅーが甘いボイスで悩殺セリフ
言いまくりやんか!!!

今回は懐メロ路線?wwww
2015.05.27 07:46 | URL | #YM16R1CM [edit]

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