Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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Rising Sun (ユンジェ) *7




Rising Sun  *7




翌日、ユノは昼食を誘いに現れなかった。
それも当然だとジェジュンは思い、一人で食べようとすると、
ジョンミンが声をかけてきた。

「食堂に行くのが嫌なら、近所の定食屋にでも食べに行こうぜ。
いっつもコンビニの弁当じゃあきるだろ」
「まぁ・・・」
「なんだよ。ユノがいないといけないのか?」
「そんなことない。」
「だったら行こうぜ。」

半ばジョンミンに押し切られるように、職場の近くにある定食屋で
昼食を取る事にした。
ジョンミンの屈託の無い笑顔を見ていれば、一人でいるよりも気持ちが和むかもしれない、ユノのことを考えなくてすむかもしれない。
そんなことをぼんやり考えながら、ジェジュンはジョンミンと共に定食屋へ向かった。

自分の心とは裏腹に空は快晴で、風が気持ち良い。
外の空気を思い切り吸い込んでいると、それを見ていたジョンミンが
軽く笑った。

「なんだよ・・・」
「いや。気持ち良さそうだなって思って」

ジョンミンの笑顔にほっとする。
ユノと同じように、やさしく気遣ってくれるジョンミン。
ユノにはスヨンがいる。
いつまでも、ユノに頼ってばかりではいられない。
けれど、一人では押しつぶされそうになる。

ジョンミンになら・・・。
ジョンミンなら・・・。

定食を食べながら、何気ない話をする。
それだけでも気がまぎれた。
家に帰れば誰ともわからない人物に盗聴され、部屋にしのびこまれた後片付けが待っている。
家の中のどこを探しても盗聴器は出てこないし、盗聴器の電波も探し出せない。
けれども、家の中を覗かれ、話を聞かれているのは確かだ。
それぐらい・・今までの経験と勘でわかる。

言ってしまおうか。
ジョンミンに悩みを打ち明けて・・・力になってもらおうか。

箸で肉をつつきながら思案していると、ジョンミンが話しかけてきた。

「な。今日の夜、一緒に飯でも食べに行かないか?おいしいワインの店が
あるんだ」
「ワイン・・」
「お前、好きじゃなかったっけ」
「まぁ・・ほどほどには。」
「たまにユノだけじゃなくて、俺とも食べに行ってくれよ」
「・・・わかった。じゃあ今日仕事終わったら」
「楽しみだな」
「俺も・・・」

ジェジュンが誘いを受けると、ジョンミンは心底嬉しそうに喜んでいた。
こんなに喜んでもらっても、自分は気の利いたこともしゃべれない。
けれども、ジョンミンなら自分を理解してくれるかもしれない。
ユノに頼らなくても・・済むかもしれない。

ジェジュンは誰かに頼りたかった。
一人でもう苦しみたくない。
誰かに・・・寄り添いたい。


この気持ちは罪だろうか。



*****


「ジェジュン!!」


ジョンミンと待ち合わせをするために玄関で待っていると、
ユノに声を掛けられた。
すでに帰る支度をしているジェジュンとは対照的にユノはまだ仕事が残っているのか
忙しそうな様子だった。

「ユノ・・・・」
「もう帰るのか」
「そう。今日はジョンミンとご飯を食べに行くんだ」
「そうか。今日の昼は・・・」

と、ばつが悪そうにユノが謝るのを途中でジェジュンが制した。
ジェジュンにはユノに謝られる筋合いはないし、逆にジェジュンがスヨンに謝らなければならないと思っていたのだ。
もうユノに甘えてはいられないと襟を正すきっかけにもなった。
だから、ユノにはスヨンを大事にしてほしかった。

「ユノ。お前はスヨンさんのことを第一に考えろ」
「ジェジュン・・・」
「俺は大丈夫。何度修羅場をくぐってきたと思ってる。一人でも対処できるさ」
「・・・」
「だから、俺のことより、スヨンさんのことを考えてやってくれ」

ユノが何かを言いかけたとき、ジョンミンが丁度姿を現した。
その場にユノがいたことに驚いていたが、ジェジュンはジョンミンを引っ張るように玄関から出て行った。

「あれ・・・ユノ・・・ジェジュン、いいのか」
「良い。もう話はすんだから」
「そっか」
「ところでどこに行く?」
「あー・・・最近できたとこなんだけどさ」

他愛もない話をしながらジョンミンと食事へ向かう。

そうだ。これでいいんだ。
ユノには、スヨンが。
それを忘れてはいけない・・・。

ジェジュンは何度も何度も自分に言い聞かせる。
もうユノには頼らない。
頼れないのだと。
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