Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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Rising Sun *10 (ユンジェ)

Rising Sun *10





朝からジョンミンの機嫌が良かった。
感情の起伏をそんなに見せないジョンミンがはたから見ても何か良いことがあったと思わせる態度だった。
同僚からも上司からも囃したてられ、ジョンミンはにやけている。

「何か・・・良いことあった?」

ジェジュンが尋ねると、別にと言いながら嬉しそうに笑う。
そんな彼の姿を見ると、ジェジュンは自分が彼に応えることで何か変わってしまいそうで、怖くなった。
付き合うことを了承して、その後は?
一時の感情に任せてしまって、ジョンミンともし関係が駄目になってしまったら・・・自分はそれこそ一人になってしまう。
ユノを追い返すために付き合うと言ったものの、本当はまだ決めかねていた。
本心かとユノに問われ、違うと言えればもっと気持ちは軽くなっただろうか。

一日機嫌の良いジョンミンとは裏腹に、ジェジュンの気持ちは暗いままで、
ユノの傷ついた声を思い出してはため息をついた。
当然昼にもユノは姿を見せなかった。
いつものように一人で昼を食べて、仕事が終わればすぐに家に帰る。
そんな自分の日常の一部にジョンミンは入ってこようとしている。
ジョンミンが自分の日常に・・・・なるだろうか。

荒らされた部屋がようやく奇麗になり、簡単な料理を作ろうと思えるようにまでなった。
相変わらず携帯にはメールが来ているが、気にするのも馬鹿らしくなり携帯を見るのもやめた。
食後の片付けも済み、テレビでも見ようかと座った時だった。

チャイムが鳴った。

まさかユノが昨日のことでまた・・・と、思いドアスコープを覗くと、そこには思いがけない人物がたっていた。
手には花束を持ち、笑顔を浮かべていた。
ジェジュンは、背筋がゾクリ・・・とした。
理由はわからない。
けれど、なぜか・・・ジェジュンの胸に不安が走る。
居留守を使おうか・・・と一瞬考えたが、きっと外からジェジュンの部屋の灯りが付いているのが見えて
居留守がばれてしまうだろう。
少し考えたのち、ジェジュンは玄関を開けた。
拒むことはない。
そうだ。
自分は彼を受け入れようと・・・したのではなかったのか。

「ジョンミン」
「ジェジュン」

言うなり、ジョンミンは手に持っていた花束をジェジュンに渡した。

「無性に渡したくなって」

と、照れくさそうにジョンミンが言う。
職場でのテンションのまま、彼はそこに居た。
部屋にあげようか、そのまま帰そうか・・・悩むジェジュンを押しのけるようにジョンミンが部屋に入り込んだ。

「ま・・・」
「なぁ、ジェジュン。答えが出たんだろう?」
「え?」
「あの日の答え・・・・出たんだろう?」

何を言っているのかわからなかった。
ジョンミンに手渡された花束から香る花の匂いのせいなのか、ジェジュンの気が一瞬遠くなる。
ジョンミンはスーツを着ていた。
仕事が終わってまっすぐ着たのだろう。
けれど。
ジェジュンは思う。
なぜ・・・ジョンミンは家を知っているのか。
教えたことがあっただろうか、と。

「ジョンミン・・・あのさ」
「なぁ、ジェジュン。俺今日一日すごく幸せだった」
「え・・・?」
「お前が俺と・・・付き合ってくれるんだってわかって・・・気持ちが抑えきれなくて・・・」
「何・・・何言って・・・」
「俺はお前のこと・・・なんでも知ってる。お前が俺を好きだってことも・・」
「ジョンミン・・・ちょっと・・・ちょっと待ってくれ」
「ジェジュン。聞かせてくれよ。もう一度。俺のことが好きだって・・・」
「ジョ・・・ジョンミン・・・・・・」

迫りくるジョンミンの瞳に宿るものをジェジュンは見たことがあった。
そう。
いつもジェジュンを襲う、狂気に染まっている光と同じ光がジョンミンの双眸にも宿っていたのだ。
今までなぜ気がつかなかったのか。
それとも、また彼をこんな風に変えてしまったのは自分のせいなのか・・・。

「ジェジュン・・・なぁ、ジェジュン」
「待てよ、待ってくれ。俺はお前にそんなこと・・・・」
「言っただろう?」
「言って・・・・言ってない・・・」

言ったのは、昨日。
ユノの前で、だ。
なぜそれをジョンミンは知っているのか。
なぜ・・・。

「ジェジュン。俺はお前のこと・・・・ずっと愛していた。お前のことはなんでも知っているのに・・・お前は
俺のことをちっともわかってくれない。なぜ?なぜユノにばかり頼る?」
「ジョンミン・・・」
「あいつのどこが?女に振り回され、お前を守ることすらできないあいつのどこが?」
「あっ!」

ジョンミンの腕にジェジュンは絡みとられ、強い力で抱きすくめられた。
それからゆっくりとジョンミンがジェジュンの首筋から耳元に顔を上下させる。

「良い・・・匂いだ」
「ジョン・・・ミン・・・。離せ・・・」

なんとか彼の腕の中から抜け出そうとするが、力で抑えこまれて身動きが取れない。
抵抗すればするほど彼が興奮するのはわかっていたが、このままではいられない。
助けを・・・呼ばなくては、自分では彼をどうすることも出来ない。
ジョンミンの息が耳朶にかかる。
もがけばもがくほど、ジョンミンの腕に力が入った。

「やめてくれ・・・ジョンミン・・・頼む・・・」
「ジェジュン・・・俺はお前が欲しいんだよ・・・お前のすべてが欲しいんだ」
「ジョンミン!!!」
「ユノには渡さないし、渡したくない。ジェジュン、お前は俺のものだ」
「狂って・・・狂ってる。ジョンミン・・・お前・・・」
「そうだ。ジェジュン。俺を狂わせたのは・・・お前だ」

ジョンミンの口がジェジュンの口を塞いだ。
かと思うとすぐにジェジュンの舌は絡め取られ、そして強く吸いあげられる。

「ん・・・んっ!!!!」

外されない口からジェジュンの声が漏れた。
その声にジョンミンが反応したのか、一瞬力が緩んだ。
そのすきにジェジュンは思い切りジョンミンを突き飛ばし、テーブルの上に置いてあった携帯を手にした。
そして、待ち受けにあるユノの番号を迷わずに押した。

「ユ・・・・ユノ・・・・!!!助けて・・・!!!」

その声はユノには届かなかった。
すぐさまジョンミンはジェジュンから携帯を取り上げて床に投げつけ、そしてネクタイでジェジュンの手首を縛りあげた。

「ジョンミン!!!やめてくれ・・・!なんで・・・どうしてだ・・・」

ジェジュンの叫びもすでにジョンミンには届かない。
ジョンミンは狂気を宿した双眸を揺らしながら、ジェジュンを床に押し付けた。

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