Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

Rising Sun (ユンジェ) *12

Rising Sun *12



床にたたきつけられた携帯は、ユノにつながっていた。
そのおかげでユノはジェジュンの携帯についているGPS機能を使って位置を確認することができた。
かつても、そうやってユノはジェジュンを救ったことがあった。
もうこの機能を使ってジェジュンの居場所を探すことがないことを願っていたのだが。


「ユノ・・・シャワーに入ってきてもいいかな」
「ああ、もちろんだ」
「出るまで・・・居てくれる?」
「もちろん。ゆっくり入ってこいよ」

ひとしきり泣き、ようやく気力が戻ってきたのか、ジェジュンは立ちあがった。
ジェジュンの首筋についている紅い印を見ないようにしたが、どうしても目についてしまう。
何もなくてよかったと素直に喜ぶべき事態ではないことをユノは重々承知していた。
相手が同期のジョンミンだったということもジェジュンの心に深く傷をつけただろう。
もっと早く気が付いていれば。
二人にしなければ・・・。
ユノはヨロヨロとシャワーへ向かうジェジュンの背を見つめながら、一人悔み続ける。
もう二度とジェジュンに怖い思いをさせたくはなかった。
小さいころからずっと狂気の渦に飲み込まれていたジェジュン。
大学時代はユノが傍にいたせいか、禍に巻き込まれることがなかったように思う。
大丈夫だと大学を卒業し、就職するときにジェジュンが言った。
大学生活での4年間、何事もなく過ごしたせいで気が緩んだのかもしれない。
大学を卒業してから数年経っての今回の出来事は笑って許せるものではなく、しかも、ジョンミンは同期でずっと会社で顔を合わせ続ける。
いつからジョンミンがジェジュンへのストーカー行為を始めたのかわからないが、彼の眼を見る限りではジェジュンへの執着もすぐにはなくならないだろう。
気がつくとユノはスーツのままだった。
明日ぐらい休めと、シャワーから出たジェジュンに言うつもりだった。

「ジェジュン・・・?」

しばらく経ってもジェジュンがバスルームから出てこない。
ずっとシャワーの音が聞こえているが、いくらなんでも長すぎる。
ユノはドア越しに声をかけてみるが、ジェジュンから返答がない。
バスルームの扉の窓ガラスはシャワーの蒸気で曇っていて中を見ることができなかった。
ユノは扉を叩いてみるが、返答がない。

「ジェジュン、ジェジュン・・!」

絶え間なく聞こえるシャワーの音。
そこにジェジュンの動作する音が重ならず、ユノはたまらなくなってバスルームの扉を開けた。

するとそこには壁に手をつき、項垂れて温かい水のしぶきに打たれているジェジュンが居た。
蒸気のせいなのだろうが、ジェジュンの姿がぼんやりとし、ユノの前から消えてしまうのではないかという不安に駆られた。

「ジェジュン!」

力いっぱい叫ぶユノの声にようやくジェジュンが反応し、ゆっくりと振り返った。
濡れた髪がジェジュンの端正な顔を半分隠し、頬を伝う水滴はシャワーのそれなのか、涙なのかわからない。
白い肌には紅い朱印が花弁のように咲き乱れている。
ユノは息をのんだ。
ジョンミンがしたことの重大さを、今さらながらに思い知る。

「ユノ・・・。俺の体・・・ひどいだろう?いつか・・・消えるかな」
「消える・・・とも。奇麗な体にすぐ戻る」
「俺・・・俺が悪いのかな」
「ジェジュン・・・」
「俺があいつを狂わせたのかな」
「違う・・・違う」
「だから俺は・・・こんな目にあったのかな」
「ジェジュン!!!」

ユノは、濡れるのも厭わずジェジュンを抱きしめた。
今にも崩れ落ちそうなジェジュンの顔を正面から見据えた。

「ジェジュン。お前は悪くない。あいつが・・・悪いんだ」
「ユノ・・・」
「俺が・・・消してやる」
「・・・」
「この痕を見てもお前がつらくないように・・・」
「ユノ・・!」

ユノは、ジェジュンの首筋につく紅い印の上に自分の唇を重ねて思いきり吸い上げた。
首筋だけではなく、ジョンミンがつけて行った痕をたどり、ユノが印を上書きをしていく。

「消すことは・・・出来ない。けれど・・・」
「あっ・・・ユ・・・ユノ・・・!」
「俺がつけた痕にすることは・・・出来るから・・・」

余すことなくユノはジェジュンの体の痕という痕をなぞった。
ジェジュンの体が熱を帯び、そして自分の体も熱く猛るのを感じながら。
ジェジュンの指がユノのYシャツのボタンに触れた。
そして、一つ一つゆっくりとボタンを外していく。

・・・いつしか二人の唇は重なり合っていた。
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