Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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Rising Sun (ユンジェ) *15

Rising Sun *15


ジェジュンの眼の前でユノが崩れ落ちた。
その先に、ジョンミンが居た。
蹲るユノを上から見下ろしながら、口元には嘲笑を漲らせ、そして手には血のついたナイフを持ってジョンミンは立っていた。

「だ・・・誰か・・・救急車を・・・!!!」

ジェジュンが倒れるユノを介抱している様をジョンミンは笑った。

「ははははっ!!!!ジェジュン・・・・お前のかわりにユノは飛び出してきた。馬鹿な奴だ」
「ジョン・・・ミン・・・・」
「なぁ、ジェジュン。俺はお前を・・・愛している。
殺して自分だけのものにしたいぐらい・・・愛している。わかって・・・くれるか??」
「わかる・・・わけがない」
「ジェジュン・・・お前が欲しい。お前は・・・俺のすべてだ。ユノには・・・渡したくない」

苦しむユノを笑うジョンミンをジェジュンは許せなかった。
愛していると・・・なぜ言えるのか。
なぜ自分を苦しませておいて、愛してると・・・言えるのか。

「ジョンミン・・・」
「ジェジュン!!!俺は・・・お前を!!!」

狂気の淵にいるジョンミンを警備員が取り押さえた。
すぐに救急車のサイレンの音が聞こえる。
ユノが呻き声をあげながら、ジェジュンの名を呼んでいた。

「大丈夫か・・・ジェジュン・・・」
「ユ・・・ユノ!!!」
「お前が・・・無事でよかった・・・」

救急車が到着する前に、ユノは意識を失った。
抱きかかえるジェジュンの手が赤く染まっていく。

「ユノ!!!!ユノ・・・・!!!!!!」
「はははっ!ジェジュン・・・お前のせいだ・・・お前が俺を受け入れないからユノは死ぬんだ!!!!」
「違う!!!ユノが死ぬわけない!!」
「お前のせいだ・・・ジェジュン・・・・・!!!」


*****



ユノは一命を取り留め集中治療室で眠っているが予断を許されない状況だった。
刺された箇所が急所から逸れていたおかげだったが、ほんのわずかにずれていたら
二度と目を覚まさなかったかもしれない。

ジェジュンは一人、集中治療室のベンチの前でユノの回復を祈り続けた。
ユノの家族がやってくるまで、せめて自分がここに居ようと思ったのだ。
けれども。

自分のせいで・・・。
自分がユノを・・・。

ジョンミンの呪いにも似た叫びがジェジュンの脳裏をよぎる。
ユノが目を覚ましても合わせる顔がないのではないか。
愛していると言わなければ・・・ユノは傷つくことがなかったのではないか・・・。
苦しむユノのことを想い、そして狂わせてしまったジョンミンを思う。
昨日の声をジョンミンは聞いていた。
二人喘ぐ声を、一人盗聴していたのだ。
そうとわかりながらユノに抱かれたせいで・・・ジョンミンは・・・。

ジェジュンは項垂れた。
このまま、ユノの傍に居る資格があるのだろうか。
ユノを危険にさらしてまで、共にいる資格が・・・。

どこからともなく時計の針の音が聞こえ、廊下に響いている。
先に進んでしまえば後戻りはできない。

「ユノ・・・・ユノ・・・・・・」


今のジェジュンには、ただユノの名を呼び続けることしかできなかった。
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