Sweet Holiday

SUPERJUNIOR、イケメンですねの二次小説を書いています。 隣国のパールサファイアブルーのお兄さんたちのFFサイトです。 ソンミンペンですので、ミン君総受けFFが多いです。 キュミン・ヘミン・カンミン・イェウクなどあります。 色んなCPは苦手・・・という方はご遠慮ください。 二次小説、FF、BLの意味がわからない方はご遠慮ください。全て自己責任でお願いします。

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その声を覚えてる *1(キュミン)

まだ前の作品が終わってないんですけども、一気に書き上げたので、一気にUPしますー。
最後まで完結しております。
全8話。
ありきたりな話で申し訳ありません。
8月が始まるまで、どうぞお付き合いください~。

なかなか筆不精な私ですが、コメントいただけると大変うれしいです。
返事・・・がんばります。

では、どぞー。

その声を覚えてる *1(キュミン)


ルルルル…と呼び出し音が鳴っている。
僕は、どうか…と普段信じていない神に祈りながらいつも受話器を握っていた。
普段から信じていないのだから、当然報いてくれるわけもなく、いつものように彼が電話に出た。

「もしもし」
「あの…S社のイ・ソンミンですが…。例の件で…」
「あの件ですか?もうそのことでお話することはないと何度も申し上げておりますが」
「そこをなんとか…」

こんな会話をもう何度彼と繰り返しているだろう。
元々は僕が仕事で失敗をして、その担当が今電話に出ているM社の彼なんだけれども…。
相性が悪いと言ってしまえばそれまでで。
僕の弁解の言葉は彼には通じず、誠意を見せても見てくれず…。
おかげで僕は上司に怒られて、何度も彼に謝っていた。

「あなたと話してもらちがあかないので、もう切らせていただいてもよろしいでしょうか」
「あのっ!チョ・ギュヒョンさん!お話だけでも・・」
「もう十分聞きました」

ガチャ!

と、耳が痛くなるような勢いで、電話の彼、チョ・ギュヒョンが受話器を置いた。
まただよ…また説得失敗…。

ため息をつきながら電話を置くと、隣に座っている後輩が心配そうに声をかけてくる。

「ソンミン先輩、大丈夫ですか?」
「うん・・なんか彼とはどうも相性が悪いみたいで…」
「そういう相手っていますよね」
「うーん…でも、彼は特別かなぁ…」

思い起こせば、僕がこの課に来てからM社と何かトラブルがあると、必ず電話に出るのが
件の彼で。
毎日毎日彼の声を聞くと、また嫌味を言われるのかな、とか。
また怒られるのかな、とか。
すごく嫌な気持ちになってしまう。
それほど僕は彼に対して怒られているってことなんだけど…。
しっかりしてない僕も悪いし、ミスをした会社も悪いんだけど、だからって・・・・。
まぁ、それが会社でそれが仕事なのはわかってる。
それ以上文句を言える立場じゃない。
でも、僕は思う。

絶対、彼とは相性が悪い。
合わないって。

一度も会ったことのない彼だけども、もし机を並べて仕事をしたとしたら、
毎日が憂鬱になっている。
違う会社で良かった。
ほっと胸をなでおろすのはまだ早い。
この報告を上司にしなくてはいけないんだ。
またきっと怒られる…でも仕方ない。
彼の声を聞くよりは、まだ上司の声を聞いていた方がましだ。


「おい。ソンミナ。何しけた顔してんだよ」
「ジョンシク…」

帰り際、肩を落として歩く僕を同期のジョンシクが声をかけてきた。
大きな会社だから、課が違えば同期といえどもそんなに交流もなく、こうして偶然にでも
逢わなければ、話すこともない。
同期会も忙しいという理由でなかなか開催されないのが現実だ。

「久しぶり…なのに、なんだよ、その顔」
「え…そんなひどい顔してる?」
「すっげー疲れた顔してる。奇麗な顔が台無し」
「別に…」

男に奇麗と言われても、全然嬉しくない。
この童顔で女っぽい顔のせいで、女性社員からはかわいいと言われるけれども、男としては
見てもらえず、同期は彼女を次々と作っていくけれど、僕には全く出来る気配がない。
男の一人暮らしで寂しくないと言えばうそではないけれど、無理して作る気もないのが、
また彼女が出来ない原因なのかもしれない。

「飲みに行くか?」

うつうつとする僕を見かねたのか、ジョンシクが誘ってくれた。
このまま家に帰っても寝るだけだし…。
僕は、いいよ、とジョンシクの後をついて行った。

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